みなさん、ハリセンボンを知っていますか?ファインディングニモにも出てくる彼らですが、くりくりの目に、刺激をすると丸いトゲトゲになるあの魚です。

実は、とても怖い強靭な歯を持っていたり・・・

 

今日はそんなハリセンボンの生態などについてご紹介しましょう。

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ハリセンボンの生態

ハリセンボン科の魚は全世界の熱帯から温帯に広く分布していて、6属20種類ほどが知られています。全長は15cm程のものから70cmを超えるものまで種類によって様々です。フグの仲間でもあって、フグ目ハリセンボン科の魚!

 

日本では津軽海峡以南の日本海沿岸、相模湾以南の太平洋岸、琉球列島に生息しています。

彼らは比較的浅い海の岩礁域や砂地などに生息していて、岸から離れて群れを作ることもあります。

口のなかの鋭い歯に注意!

食性は肉食性で強靭な歯で、貝類、甲殻類、ウニなどを捕食します。丈夫な歯で貝殻や甲羅、ウニの殻などもかみ砕いて食べてしまいます。ふぐも同じように貝などを食べますね。

 

かみ砕くほどの歯と顎を持っているということですね。顔に似合わずワイルドな彼らなのですね。これ、歯でかみ砕けてしまうということは、私たちも噛まれてしまうことがあったら痛いんでしょうね。

間違っても鋭い歯のあるハリセンボンの口に、手は持っていかないようにしましょう。

魚のハリセンボンの名前の由来

そして名前の由来である、体にある棘。ハリセンボンという名前ですが、1000本はないようで、平均350本前後だそうです。

まぁでも、「1000本くらいあるんじゃないか!?」って思うほど名前を付けた人は衝撃的だったんでしょうね。そしてさらに衝撃なことが。この棘、うろこが変化したものなのです!

私はこれにはとても驚きましたね。あの、ペラペラしているうろこが棘に変化するって変化しすぎでないですか!?

 

そしてこの棘ですが通常時はたたまれています。そうすると、魚のフグとあまり変わらない見た目に!

威嚇のために体を膨らませてとげとげになるのです。膨らむ時の体は通常時の2倍の大きさになります。胃に海水や空気を取り込み体を膨らませます。

 

なんとその速さは約1秒!

 

1秒で元の2倍の大きさに膨らむことが出来るなんてすごいですね。皮が伸びやすくなっているのかな?体にも結構負担がかかりそうですが。ちなみに戻る時は2~3秒ほどだとか。

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ハリセンボンには毒がある!?

ハリセンボンはフグの仲間ですが、身や皮には毒はありません。ですのでふぐ調理師免許がなくても調理が出来ます。ただし、卵巣には毒があるとされているので食べないほうがいいでしょう。

沖縄では「アバサー」と呼ばれていて、アバサー汁は有名な沖縄料理の一つだそうです。

ハリセンボンの料理

腹の部分はほとんどが皮だけなので可食部は少ないですが、白身で味はよく、肝も加えて鍋物やみそ汁などにすると旨味がたっぷりのダシだ出て美味しいです。から揚げや煮つけにしても美味しいそうです。

 

ハリセンボンを食す機会はなかなかありませんが、是非食べてみたいです。でもあのトゲトゲを取るのが大変そうですよね。皮ごとはいで、つるつるにして調理します。その際にはトゲが刺さらないように、軍手を付けて調理するようです。

 

ちなみに、沖縄で売られている魚のハリセンボン(アバサー)はすでに皮がはぎ取られている状態なので、調理しやすいですね。

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ハリセンボンには天敵がいない?

大人のハリセンボンには自然界での天敵はいないんだそうです。なぜならこの針があるために、他の魚は安易に捕食出来ないそう。ハリセンボンの作戦勝ちですね。サメが間違って捕食してしまい、その針で死んでしまうこともあるそうです。

 

唯一の天敵といえば、私たち人間。先にもご紹介したとおり沖縄ではよく食べられています。

このサイズで天敵がいない魚なんているんだなと驚きました。それだけこの針は強いんですね。同じとげとげのウニは彼ら(フグの仲間たち)に食べられてしまうのに。

ハリセンボンは飼育出来る?

見た目が可愛いフグの仲間たち。ハリセンボンも飼育は可能です。しかも、人に慣れて人を認識するんだとか!これは可愛すぎますね。

人が近づくと寄ってきたり、手から餌を食べたりとハリセンボンなどの魚たちはとても可愛いですね。

 

まず、水槽は最低でも90cmのものを用意しましょう。出来たら120cmのものが良いですね。そして混泳には向かない魚なので、単体での飼育をオススメします。

水温は20度から28度と幅広いですが、基本的には水槽内の水温は一定に保つ方が病気にもかかりにくくて、長期の飼育のポイントとなります。

ハリセンボンの餌

また最大の難題は餌です。

個体にもよりますが、なかなか人工餌に餌付かないのがハリセンボンが成魚では多くいます。餌付かない場合は、アサリを用意しましょう。殻を開いてあげて水槽内に入れます。アサリの身を食べにくるはずです。

これを何日か繰り返し、アサリの身の代わりに沈殿する人工餌を置いてみてください。高確率で人工餌を食べてくれますよ。

 

人工餌の味を覚えると貝殻がなくても食べてくれるようになっていきます。

ハリセンボンは大変食欲旺盛で、排泄物の量も多くなります。ですので、ろ過システムの設備をしっかりし、海水交換をこまめに行うこともとても大切です。

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まとめ

魚のハリセンボンのイメージといえば、膨らんだあのトゲトゲした姿だと思いますが、私は逆に実際膨らんだ姿を見たことがないように思います。水族館やら、海の中で観察したハリセンボンは怒っていなかったので。

見てみたい気もしますが、きっと威嚇するということはストレスにもなるだろうから、むやみたらに刺激することは避けたいですね。

 

そして、人に慣れるということにも大変驚きました。

ハリセンボンの口はよく見てみると笑っているようにも見えてとても可愛いです。これらの点からもペットにしたい人が多いのでしょうね。私もフグ系の魚をどれか飼ってみたいです。

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