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皆さんは、こんな質問をされたことありませんか?

Q:「あなたは何かアレルギーがありますか?」

学校に通う際や病院で診察・治療を受ける際には必ず問われると思います。

 

僕も、事あるごとにいろいろな場面で確認され、先日は歯医者での診療前にも聞かれました。そして、僕は血液検査をして自分はどんな物にアレルギーがあるのかを知っています。

 

みなさんも、おそらく自分はアレルギーがある、ないということは把握していると思いますし、もしアレルギーがある人は自分が何に対してのアレルギーがあるのかも知っているはずです。

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そして詳しい人ならば、世間では一体どんなものがアレルギーの原因となっているかも知っているでしょう。有名なものだと、卵、甲殻類、そば、大豆などの食物アレルギーを引き起こすものや、花粉症を引き起こすスギやヒノキの花粉ですよね。

 

学校給食や病院食、食品や薬品を作る工場ではこのアレルギーのもとになる物は細かくチェックされています。特に、発症した際に症状が重症化するものに関しては厳しい規制があり、食品にこれらを原材料として使用した場合や、原材料をつくる際に使用した場合の表示義務も行政から出されています。

 

しかし、世間にはまだあまり知られていないアレルギーの原因となるものがたくさんあるのです。実は、僕が大学生の時に研究していた「牡蠣」もその一つ。

 

おそらく、牡蠣を食べることでアレルギー症状が出る可能性があることを知っている人は、ほんのごくわずかでしょう。なので今日は、牡蠣についてのアレルギーと、知らずに食べてしまうとどうなってしまうのかなどを、詳しく紹介していきたいと思います。

アレルギーとは?

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「そもそも、アレルギーって言葉は聞いたことあるけど、詳しくは知らない~」

こんな人が多いはず。

 

普段私たちの体の中では、体の外から何かしらの異物(抗原)が体内に入ってきた時に、自身を守るために免疫反応が起きています。私たちが風邪やインフルエンザになるのは、この免疫反応が弱くなっている時に、体に病気の原因となる菌やウィルスが入ってくるために起きます。

 

そしてこの免疫反応が、ある特定の異物(抗原)に対して、過剰に反応してしまうことを「アレルギー」と呼ぶのです。

 

アレルギー症状の原因となる抗原はさまざまですが、それらの抗原を感知する場所は、消化管、気道(喉や鼻)、皮膚、血管の4つです。

牡蠣のアレルギーも

消化管で感知されるのは主に食品で、今回ターゲットにしている牡蠣も、消化管で感知されます。

 

気道で感知されるのは、花粉、ノミ・ダニやほこりなどのハウスダストで、僕もこれらに悩まされている人たちの一人です。
皮膚で感知されるのは、塗薬に使われる薬品や金属などで、自分に合わない薬で痒みがでたり、金属のアクセサリーをつけているところがかぶれるのは、このためですね。

 

血管で感知されるのは、注射によって体内に入る抗原や、蜂・ヘビなどの毒ですね。スズメバチに刺されることによるアレルギー反応で重症化(アナフィラキシーショック)する話は、あまりにも有名。

牡蠣もアレルギーの原因に・・・?症状は?

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上述したように、実は牡蠣もアレルギー症状を引き起こす食品の一つなのです。

 

牡蠣の筋肉には「トロポミオシン」と呼ばれるタンパク質が含まれていて、実は私たち人の筋肉にも存在します。しかし、アレルギーの原因となるもの、ならないものがあり、この牡蠣がもつトロポミオシンは不幸にもアレルギーの原因となる可能性を持った種類なのです。

 

牡蠣アレルギーの主な症状としては、牡蠣を食べてから数十分~数時間後に、皮膚にじんましんや発疹が出たり、下痢や嘔吐といった症状を引き起こします。

 

そして、ここが牡蠣アレルギーの怖いところですが、アレルギー反応によってアナフィラキシーショックを起こす可能性があるのです。

 

先ほどにもスズメバチの件で少しだけ触れましたが、アレルギー物質(今回の場合は牡蠣のトロポミオシン)に対して、すでに体の中にある抗体(抗原から身を守るために自分で作った反抗原物質)が過剰に反応し、いわゆる暴走状態になります。

 

この反応によって急速な血圧低下を起し、ショック状態になります。そして意識障害や呼吸困難となり、最悪の場合は命に係わります。

牡蠣アレルギーの対策!治療法はあるの?

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それでは、牡蠣を食べることによるアレルギー症状の発症を防ぐにはどうすれば良いのか?

答えは一つです。

「牡蠣を食べないこと!!」

簡単ですね。 牡蠣好きな人には酷ですが・・・

 

ここまで見てきたとおり、牡蠣のアレルギー症状は重症化すれば死に至るとても恐ろしいものです。なので、自身が牡蠣アレルギーだと分かっている人は、すごく残念ですが、絶対に口にしないで下さい!!

注意点!

そしてここで、注意してほしいことがあります。

 

それは、

「生だからダメだ!」

とか、

「加熱しているから大丈夫!」

とか思わないように!!

 

牡蠣アレルギーの原因となるタンパク質は牡蠣をどのように調理しても変化せず、アレルギー症状を引き起こします。

オイスターソースも!!!

なので、焼いたり揚げたりはもちろんのこと、ペーストやソースにしても、残念ながらなんの解決にもなりません。オイスターソースも絶対に口にしないように注意して下さい。

 

「牡蠣を食べなければいいんだ~」

「じゃあ牡蠣鍋でも他の具なら食べられる~っ」

と考えた方。そんなことはありません。ダメです。牡蠣が入っている汁物や鍋物には牡蠣のエキスが溶け出しているので、本当に残念ですが食べられません。

 

また、市販されている鍋の素やスープの素で、「魚介類エキス」とか「海鮮だし」とか記載されているのも、必ずチェックして、食べても大丈夫だと分かってから使用して下さい。製造メーカーに問い合わせれば、牡蠣を使用しているかどうか答えてくれるはずです。

 

もし、自身が牡蠣アレルギーだと知らないで、牡蠣や牡蠣を使った料理を食べた後に体調不良を感じたら、全速力で病院に向かいましょう。後から、間違いで勘違いでした~と恥をかいても、死んでしまうよりは何倍もマシですから!

 

ちなみに、自分が牡蠣のアレルギーがあるか分からない!知りたい!という人は、血液検査をすることで解決します。

 

病院の内科や皮膚科で検査をお願いすることができ、なかにはアレルギー科という専門治療を行う科がある病院もあるようなので、是非一度は検査しておくことをお勧めします!

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まとめ

それでは最後に、牡蠣はとても美味しく、栄養豊富で、季節を感じさせてくれる素晴らしい食材ですが、牡蠣アレルギーの人が食べてしまうと大変危険です。

 

なので牡蠣アレルギーの人も、牡蠣アレルギーではない人も、これから検査に行く人も、これだけは覚えていて下さい。

  • 牡蠣アレルギーの人は絶対に口にせず、常に食品の成分表をチェック
  • 日頃から自分が牡蠣アレルギーだということを周りの人に伝え、誤って口にしてしまう可能性を減らす!
  • 周囲に牡蠣アレルギーの人がいる場合は、誤って食べないように気を付けてあげて!
  • もし牡蠣アレルギーなのに誤って牡蠣を食べてしまった人が周囲にいたら、すぐに病院に連れて行ってあげて下さい

以上のことを意識してもらうだけで、牡蠣アレルギーによる被害は必ず少なくなるでしょう!

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