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今や希少な動物たちがどんどん絶滅に瀕しています。さまざまな開拓や気候の変化、また毛皮や象牙のようなもの欲しさに、人間が彼らを追いやったのでしょう。そこで絶滅危惧種の中にあるモウコノウマについて考えてみました。

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モウコノウマとはどんな動物?

馬は古くから荷物を運んだり人を乗せたりと、人間の暮らしに役立ってきました。そのため、「より速く走るように」とか「いっぱい荷物を運べるように」と改良が重ねられてきたのです。でもこのモウコノウマだけは、何の改良もなく、昔からのそのままの状態で生息していました。

モウコノウマの生態

  • 大きさ・・・・・体調220~280cm、体高140cmくらい、体重200~300㎏
  • 寿命・・・・・25年くらい。
  • 生息地・・・・・アジア中央部、モンゴル周辺
  • 好物・・・・・草

特徴

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1頭のオスに複数のメスとその子供たちが1つの家族となっています。オスは家族のリーダーとして絶対的な力を持っています。狼などから家族を守ったり、移動する場合は常に最後尾を歩き外敵の監視をします。

 

ただ、初夏になると騒動が勃発します。独身のオスがメスを奪いに戦いを挑んでくるのです。オス同士の勝負は命がけで、致命傷に至る場合もあります。

絶滅危惧種

絶滅危惧種とは、世界的な数が大幅に減少し、もしかしてこの世界からいなくなってしまうの?という動物や昆虫などのことをいいます。

 

事実、野生のモウコノウマも1960年頃1度絶滅してしまった動物なのです。その後ヨーロッパの動物園で大きな対策を練り、動物園でのモウコノウマを野生に返そうと努力した結果、徐々に数が増えてきて現在に至ります。

チェルノブイリでの繁殖

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原発事故からもう30年ほどたちます。人影はなく、たまに調査団が行くくらいです。そんなところなのに、事故の周辺の立ち入り禁止区域は今では動物たちの楽園となっています。

 

高い放射線量にも関わらず、人間による狩猟や地域破壊に脅かされることがないため、必然的にそこに集まったのでしょう。さまざまな動物がおり、例えば野生のイノシシ、オオヤマネコなども生息しているようです。

 

実はモウコノウマもここチェルノブイリで生息しています。人気のない場所なのにどうしてわかったの?と思いますが、放射能汚染測定の作業員が検査をしているとき撮られた写真に、モウコノウマが写っていたのです。何頭か写っていたので、きっと繁殖しているのでしょう。

 

ただ放射能の影響は心配です。動物たちにどれほどの被害をもたらすのか?また、妊娠した際、どの程度の奇形児が生まれてしまうのか?放射能汚染は日本でもありましたが、放射能は後々まで響くので、今のところ正確な判明には繋がっていません。

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動物園では見れる?

多摩動物公園に行けばモウコノウマを見ることができます。多摩動物公園では「アジアの平原」というコーナーがオープンし、アジアの平原により近い場所を作っています。その中にモウコノウマも走り回っているのです。

 

さらに、多摩動物公園では今年モウコノウマの赤ちゃん3頭が誕生しました。2016年3月26日(母パーニャ)、同年4月12日(母エーコ)、同年4月13日(母ダイアナ)です。どの子もすくすく育っています。本当にうれしいことです。

まとめ

一旦絶滅した動物が、無事繁殖し増えていくのは喜ばしいことです。馬にしては小柄なかわいい馬モウコノウマも、もっと増えるといいですね。また、多摩動物公園にも足を延ばしたいものです。かわいい仔馬がみれますよ!

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