img_2_m

ペッカリーという言葉を聞いても、何の名前なのか?と首を傾げる方も多いのではないでしょうか。悲しさあり、楽しさあり、のペッカリーの生活ぶりを覗いてみました。

sponsoredlink

ペッカリーとはどんな動物?

中型の偶蹄類の中のイノシシ目ペッカリー科に属する哺乳類です。ペッカリー科は、クチジロペッカリー、クビワペッカリー、チャコペッカリーの3種類の現生種から成り立っています。また、体長90~130cm、体重20~40kgで、見た目はイノシシそっくりです。

 

分布域としてクチジロペッカリーはメキシコからパラグアイにかけて生息し、クビワペッカリーはアメリカ合衆国の南西部からアルゼンチンまで、チャコペッカリーは名前で示されている通り南米南部のグランチャコに分布しています。いずれも人為的に持ち込まれたイノシシ類が繁殖し、ペッカリーの生域を脅かしています。

 

ここでも人為的な不合理がおきているようで、やるせない気持ちです。イノシシに負けないように、「頑張れ!ペッカリー」

ペッカリーの生態

img_1

日本ではペッカリーのことを「ヘソイノシシ」とも呼びます。それはペッカリーの背中にヘソのような部分が見られるからです。でもこれはヘソではなく臭腺で、ここから臭いを出すことによって仲間同士の意思の疎通をはかっているようです

 

ところで、チャコペッカリーには、すでに絶滅したと誤解されていたのですが、しばらくしてから残存していることが報告されました。ただ、家や牧草地を作るために所々が造成され、チャコペッカリーが好きな低い木が生えた林などはどんどん伐採され、それによってチャコペッカリーの数が減っているのが現状です。

 

人間によってなされる造成により、ペッカリー達の存在も危うくなってしまいますよね。人間の嫌な面が感じられ、悲しみが募ります。もっとうまく共存することはできないのでしょうか?

ペッカリーの特徴

kubiwa-pekkariWM (3)

ペッカリーはサクリファイスという行動をとります。ペッカリーの群れが肉食獣に襲われた際群れの中の1頭が肉食獣に向かって行き、残りのペッカリー達は逃走するという行動です。リチャード・ドーキンスの利己的遺伝子説によって解き明かされた、動物の行動の1つです。

 

サクリファイスという行動ついては、悲しくて泣けてきます。1頭だけ犠牲になって群れを守るなんて寂しすぎます。でもこれが野生の動物の掟というか、長年かかって得た良しとする行動なのです。生き抜くためには仕方無いのでしょうね。でも胸が痛いです。

動物園にいるの?

上野動物園にクビワペッカリーがいます。動物園内ではとても地味な存在なので、見逃す方も多いはず。今度行かれる方は、ぜひしっかり見て来て下さいね。

スポンサードリンク

まとめ

こうして書き込んでいるといかに野生の生活が過酷か、というのがよくわかります。でも人間の文化はドンドン成長していき、それにつれ、ペッカリーなどの動物たちが住む林やサバンナが消えつつあるのです。この悪循環を断つにはどうしたら良いのでしょうか?今後の大きな課題です。

スポンサードリンク