kasipan-1m

私は海の近くに住んでいるのですが、夏になると潜り漁が解禁になります。先日ご近所さんからウニをたくさんいただき、丼にして食べました。それはもう美味しくて。

 

もらったウニには色んな種類のウニがいて、なんとなく気になってちょっと調べてみることに。そしたら、ウニに全然見えないウニが!

ご近所さんからもらったウニの中には入ってなかったのですが、今日はそんな変わり者ウニの「スカシカシパン」についてご紹介しましょう。

sponsoredlink

スカシカシパンってどんな生物?

タコノマクラ目スカシカシパン科で、ウニの仲間です。いやいや、どう見てもウニの仲間ではなくて、甘食の仲間でしょう!

 

スカシカシパン 甘食(あましょくbyセブンイレブン)
 2011021001 o0480042713717201943

ほらそっくり。しかし、海にはこの甘食の仲間と思いたくなるような姿をしたウニの仲間がいるようです。名前もとても不思議な名前ですね。スカシ「カシパン」。カシパンって!やっぱり甘食じゃん!

スカシカシパンの生態と特徴

ウニといっても、見ての通り身体はとげとげではなく、毛のようなもので覆われています。私の印象としてはウニというより同じ棘皮動物のヒトデに似ているような気もしますが。

 

そしてここはウニだなと思うところですが、外殻がとても硬いです。私たちの知るウニとは比べ物にならないくらい丈夫です。そしてこの殻の表面上にある花のような模様のそれぞれ五方向の延長線上に穴が開いています。

この穴は名前の由来にもなっていて、「透かし」の入ったカシパン科なので「スカシカシパン」だそうです。

 

またこの穴の役割は諸説あり、

  • 水流に巻き上げられて浮き上がりにくくなるという説
  • 口(下側)へ食物を送る際のショートカットになる説

等があります。

sukashiKP

身体の大きさは直径約14cm、高さは1.5cmです。普通のウニが岩場に生息しているのに対して、スカシカシパンは浅い海の砂底に半ば埋もれて生息しています

主な餌は砂の中にある「デトリタス」という微生物の死骸や排泄物の集合体です。天敵は甲殻類や魚類です。日本では本州中部から九州に見られます。

sponsored link

ウニの仲間なら味は美味しく食べられるの?

ウニの仲間ですが、ムラサキウニやバフンウニのようにおいしく食されることはありません。

その理由としては、

  • 精巣や卵巣といったウニ種特有の食べられる部分が非常に小さい
  • 殻を含む外骨格がやたら硬く、割るのも大変なので身を取り出すのに労を要する
  • やっと取り出せた中身が黒や暗褐色といった食欲を逆に削がれるような色
  • 種類によってはこの中身がヘドロのごとき凄まじい悪臭を放つ

ということで、残念ながら食べられないですね

 

ですが、食用には向かないというだけであって、畑の肥料として利用する事もできるようです。

kasipan-001

水族館で見られる?

はい、水族館で見られるようです。海の中にいる甘食が。。。水族館によっては触れ合いコーナーでの展示もあるようなので是非触ってみたいですね。

普通のウニはイガイガしていて触りづらいですが、スカシカシパンは毛のようなもので覆われているのでその感触を楽しむのもいいですね。

sponsored link

アクセサリーや、コレクションに!

スカシカシパンはその形からアクセサリーのモチーフにもなったりしています。アクセサリーになるとそれはとても可愛いです!確かに表面の花のような星のような模様が可愛いですよね。

甘食のようなウニが可愛いネックレスやピアスになることに驚きですが、意外と知られていることにも驚きです。

 

また、スカシカシパンの死骸(殻)はもろくよく欠けた状態で打ち上げられています

しかしごくたまに欠けていないものが打ち上げられているようで、コレクションにする方もいたり、水族館のお土産で売っていたりもするようです。そんなことを知ると探したくなってくるのは私だけでしょうか。

 

海に行った際には殻を探すのも楽しそうでいいですね。私は早速明日にでも探しに行きたいと思います。

関連記事
キモっ!!珍名生物「タコノマクラ」5の模様と名前の秘密は?水族館にいる?

スポンサードリンク