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「今も生きていたら・・・」と、最も思いたくなる巨大海獣「ステラーカイギュウ

 

大きな体を持ち、優しい性格の動物でした。

今回は「あー!生きている姿見たかったよーーー!!!」という気持ちを抑えて、ステラーカイギュウの生態、絶滅の経緯、そして生存の可能性について調べまとめてみました。

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ステラーカイギュウの生態

ステラーカイギュウはご存知の通り、すでに絶滅したと考えられている動物です。そんなステラーカイギュウですが、どんな生態をしていたのでしょう?まずは大きさから見ていきます。

ステア

大きさ

体長 7メートル以上

重さ 5〜12トン

とてつもない大きさですよね。一説によると9メートルにもなるステラーカイギュウも生存していたということです。同じカイギュウ種の動物に「マナティ」などがいますが、マナティは4メートルほどなので倍も違います。

 

さらにステラーカイギュウは胴回りも半端なかった様子。なんと、胴回り6メートル以上もあったんです。しかも皮下脂肪は10〜20センチあったそう。人間だったら相当なデブですね。

何度も言うけど「こんな動物見たかったなぁ・・・」

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生息地

発見当時は北大西洋ベーリング海コマンドル諸島周辺に生息していました

もともとステラーカイギュウは広く分布していて、10万年前には日本からカリフォルニアの沿岸まで生息していたとされています。その後、気候変動や、1万年ほど前からの人間の定住などにより徐々に生息域を減らしていきました。

 

ただ、数を減らしたことに関しては、寒冷地に住む他のカイギュウ種が有史以前にすでに絶滅したことを考えると、気候変動の影響が強かったと考えられています。

温かめの地域でも生き延びている同じカイギュう種のジュゴン、マナティが生きているのはそういう理由もあるのかもしれませんね。

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食生活

昆布などの海藻を食べて暮らしていました。

噛んだりせず、そのまま飲み込むという食べ方。消化器系の機能がものすごくよかったので、噛まなくてもよかったということです。

 

冬になると食生活は一変!海一面が流氷に覆われたため絶食状態に

胴回り6メートル越えの体がこの時に活きて、夏場に蓄えた脂肪で冬を乗り越えていたんだとか。そんなことなので、最大6メートルもあった胴体も、しまいにはガリガリにやせ細りました。

こんな食生活をする動物あまりいませんよね。

特徴

あたりは一面が流氷。あまり潜ることが上手ではないので、のんび〜りプカプカしていました。

 

群れで行動していて、餌を食べる時は浅瀬に集まって昆布をもぐもぐ。ヒレ状になった前足で、海底をゆっくり歩いていたと考えられています。繁殖期も冬が終わった春に始まり、一年以上の妊娠を経て1匹ほど子を産んだそうです。

 

まとめると冬はプカプカ、夏場は浅瀬に集まって活発に行動ということでした。

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性格

とってもいい奴なんですよ!

 

仲間想いが強く、夫婦愛はめちゃくちゃ強かったよう。

人間が乱獲を始めた時のことです。人間への警戒心は少なく、殺されかけている仲間を助けるために、仲間に近づき突き刺さっているモリを引き抜いたり、絡められたロープをほどいたりと、仲間想い

 

しかし、そんな優しさが逆に絶滅するのを早めてしまいました。なんとも言い難いですね・・・悲しい。

 

そんなわけで次は、ステラーカイギュウあまりにひどい絶滅原因。そして生存の可能性について探っていきます。

 ステラーカイギュウの絶滅

1768年に絶滅しました。

人間側は、最後のステラーカイギュウだと分かっていつつも殺したのだそうです。

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絶滅の経緯

座礁した船が、コマンドル諸島に到着。多くのものが、飢え、病気で命を落とす。そこへ現れたのが、ステラーカイギュウでした。1741年のことです。

こんな見たこともない食料にうってつけの獲物を見た船員たちは、早速ステラーカイギュウを食料とし始めます。肉、脂肪を手に入れました。その結果なんとか故郷へ帰還。

 

そこでステラーカイギュウの噂が広まり乱獲が始まりました。先ほども述べましたが、ステラーカイギュウはハンターにとっては最高の獲物でした。発見当初2000頭いたステラーカイギュウはわずか27年で絶滅してしましました。

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激おこ!

座礁した乗組員たちはステラーカイギュウが居なければ、死んでいたんですよ!なんで、助けてくれたステラーカイギュウを感謝し、保護しようと思わなかったのでしょう!怒りが湧いてきます。

 

時代背景の違いがあるのはなんとなく分かります。しかしそれにしても、「そのくらいできるだろ!おい!!!」と思った絶滅の経緯でした。

 

しかし、本当に小さいながらもわずかな期待が残っていました!

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ステラーカイギュウ?目撃情報と生存の可能性

ステラーカイギュウの目撃情報は、チラホラありました。しかし、それが本当にステラーカイギュウなのかは不明確です。写真証拠などはありませんが、捕獲されたという情報もあります。

一番最後の目撃情報

そんななかステラーカイギュウらしき生物が最後に目撃されたのは1962年。ベーリング海で科学者の目撃情報があります。状況はというと”見慣れない巨大生物6頭が群れになっていた”というのです。

 

クジラや、シャチではないか?という声も上がっていますが、これは信じたいところ。ベーリング海での目撃、さらに群れになっていたということですからこの群れがステラーカイギュウである可能性は高いと思います

 

最後が1962年ということで、それから現在まで50年以上。この間に目撃がないというのはちょっぴり悲しいところですが、生存可能性0ではないのではないでしょうか?

少ない望みではありますが、生きていて欲しいと願うばかりです。

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最後に

骨格標本は東海大学自然史博物館で展示されているとのこと。ステラーカイギュウがどんな生き物だったか生で見たい人は1度訪れてみても良さそうですね。

 

以上、絶滅して欲しくなかった動物トップ10には入るであろう「ステラーカイギュウ」の情報でした。また目撃情報があり次第、追記しようと思います。

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