子供のアードウルフ

アフリカ大陸のサバンナや森林にはさまざまな動物たちが生息しています。

皆さん、食べ物を探すのが忙しいでしょうが、このアードウルフ(英語ではAardwolf)はちょっと変わった食生活をしています。

他にもどんな生態があるのか?調べてみました。

アードウルフってどんな動物?

草原やサバンナにいる動物です。胴体には黒っぽい横しまが入っていて、足にもさらに黒っぽい横しまがあります。指に近いほど黒が強くなってきます。

アードウルフの体長は50~80cmほど、体高は40~50cmほど、体重8~14kgほどと、比較的小柄な体です。ハイエナ科に属していますが、ハイエナ科の中でも最小種です。

ウルフというからにはかなり強いのかな?」と思いますが、そんなことないです、とってもカワイイ顔をしているんですよ。

アードウルフの生息域

アードウルフの生息地 出典:Wikipedia

アフリカ大陸の西部や南部のサバンナと呼ばれる、草や低い木の広がる草原に生息しています。

アフリカ大陸のサバンナ

アードウルフの生態

見た目はハイエナなのですが、ハイエナのように食べるというわけではなく、アリクイのようにアリを食べて生きています。名前も、恰好が似ているからという理由でウルフとなってしまっただけです。

オオカミはイヌ科ですが、ハイエナは猫科から進化した生き物です。森林にいたネコ科の動物はハイエナも含め、草原に出て行くようになりました。

そういった生活スタイルに合わせて、ハイエナのようなネコ科でも犬のような体つきになったようです。アードウルフもその中の1種類だったのです。しかし、アードウルフは昆虫食になっていきました。

そして、体型が小柄なので小食かと思いきや、1週間で30万匹のシロアリを食べべます。名前に「ウルフ」と付いているのに食べるのがシロアリ、っていうのはアンバランスというか、笑ってしまいます。

アードウルフの特徴

アードウルフ

どう見てもリカオンかハイエナなのにアリ(主にシロアリ)を好むのが、一番の特徴だと言えます。

シュウカクシロアリが好物ですが、このアリには毒があるので、食べるのはアードウルフだけです。アードウルフの場合、唾液の中に毒を中和する成分が含まれているため、毒があっても食べることができます。

また「土の中を好み、土の穴があったら入ってしまう。」という性格もあわせ持っています。そのため、別名「ツチオオカミ」とも呼ばれます。

アードウルフの寿命は?

アードウルフの寿命は野生では10年ほどです。動物園などでの飼育下では14年ほどです。

アードウルフを見れる動物園

以前は日本にもアードウルフを飼育していた動物園もありました。しかし、現在は日本の動物園では見ることができません。どうしても見たいときは、やはり、アフリカに旅行するしかないです。

おわりに

毒を中和する唾液というのはすごいですね。進化の過程でそうなったのでしょう。でもそのように進化するまでには、かなり時間がかかったことでしょう。

「進化ってすごいなあ~」と、改めて思います。