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アカアシモリフクロウの魅力!人に慣れやすい?

  • 2023年4月14日
  • 鳥類
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ふわふわもっこもこの羽毛、愛らしさと鋭さのつまったくりくりと動く瞳、その上にふさっと生える羽角、静かに空を飛ぶ翼、たくさんの魅力があります。今回は、「足」にある特徴から名前をつけられたフクロウについて紹介しますね。それはずばり「アカアシモリフクロウ」(英語ではRufous-Legged Owl)です。漢字では「赤足森梟」と書きます。名前の通り真っ赤な足をしているんでしょうか?それとも別の理由が?いったいどうなっているのか、わくわくしてしまいますね。と、いうわけで調べてみました!

特徴や生態は?

Rufous-legged Owl is looking while sitting on a brown branch with a forest background. 出典:shutterstock

アカアシモリフクロウの名前の由来はズバリその足についた羽毛の色。この色が、赤褐色をしているんです。写真で見るとちょっとぴんとこないかもしれませんが、そこから名づけられた名前なんです。模様は黒と灰色のしましま模様にちょこちょこっと入る茶色い羽毛がとっても愛らしく、くちばしは黄色。目は黒い色をしています。ヒナの時は灰色の綿毛に覆われており、とってもふわふわ。くりくりと動くさまは本当に天使のようなので、見かけたさいはぜひ注目してみてくださいね。「フクロウ目フクロウ属フクロウ科」です。英語では「Rufous-Legged owl」で、「Rufous」は「赤茶けた、赤褐色の」という意味です。赤茶けた足のフクロウ、ということで、和名も英名も似たような意味合いですね。完全な夜行性で、昼間は木陰などでじっと休んでいます。主に夫婦で生活していて、繁殖期になると2~5個の卵を産みます。ひなが産まれると、メスが子育てをし、オスがエサを運んで育てます。

大きさはどのくらい?

Portrait of a Rufous-legged Owl (Strix rufipes) 出典:123rf

アカアシモリフクロウの大きさは、30~40cm。翼を広げると、90~100cmにもなります!重さは大体、400~600g。500mlのペットボトル一本分くらいの重さですね。

餌は?

エサとなるのはカエルや昆虫。小動物なども食べます。

寿命は?

Portrait of The rufous-legged owl, Strix rufipes. 出典:123rf

アカアシモリフクロウの寿命は飼育下で、20~30年です。ひきつづきご紹介していきますね♪

生息地

野生ではチリやアルゼンチンなど、南アメリカ大陸の林に住んでいます。

鳴き声は?

Portrait of a Rufous-legged Owl. 出典:123rf

とっても素敵な鳴き声を聞いてみましょう。

さすが!と手をたたきたくなるような迫力のある鳴き声ですね!急に聞いたらびっくりしてしまいそうですが、慣れたらやみつきになってしまいそうです。グローブをした飼い主の腕に留まっています。大人しくしながら、遠くを見ています。

ペットとしては?

いまだに謎の多いフクロウです。というのも、完全夜行性で、森林の奥深くに生息していることから、まだあまり研究が進んでいないのです。とはいえ、飼育方法に関してはほかの種類とあまり変わることはないので、ペットショップの店員さんとよく相談して方針を決めていきましょう。

なつく?

Portrait of a Rufous-legged Owl. 出典:123rf

人に馴れてくると、ふわふわの羽毛をなでられてとっても気持ちよさそうな表情をしてくれます。

飼い主に十分になついていて、お腹や頭を指で撫でられながらリラックスしてじっと見つめています。お母さんの腕に留まっています。

子供から餌をもらって嬉しそうに食べている 出典:shutterstock

その子から餌をもらって、嬉しそうな表情で食べていますね。ところで、先ほど「くちばしを鳴らすのは威嚇のため」という風に書いたのですが、例外もあるようです。鳴かないかわりにくちばしを鳴らすことで愛情表現をしたりすることもあります。人もさまざまですが、フクロウもさまざまなんですね……!もしお迎えしたら、どんなことが好きか、どんなことが嫌いか、自分の目できっちり見分けないと!そんなことを思うエピソードでした。

どんな性格?

Portrait of The rufous-legged owl, Strix rufipes. 出典:123rf

性格はおとなしく、比較的人馴れしやすいほうです。威嚇するときはくちばしをカチカチと鳴らすので、そういうしぐさをしているときは注意が必要ですね。

値段はいくらくらい?

販売場所にもよりますが、大体、値段は20~30万円ほどです。

どこで販売されているの?

猛禽類を取り扱っているペットショップや、専門店などで入手が可能です。比較的手にいれやすい品種ですが、あらかじめお店に連絡し、確認をとっておいたほうが無難でしょう。

動物園など出会える場所

さて、アカアシモリフクロウのことをご紹介してきましたが、いかがでしたか?こちらの項目では、出会える場所をご紹介します。

富士花鳥園(http://kamoltd.co.jp/fuji/)

悠々と飛び回っている姿をみたいのならばこちらがおすすめ♪富士山を背景に行われる野外バードショーは見どころたっぷりです‼腕に乗せて写真撮影をしたり、触れ合ったりもできる花丸な場所。100羽を超えるフクロウがいますので、1日入り浸ってもまわりきれないかも?次から縞柄のフクロウを見かけたらつい足に注目してしまいそうですね。そこに赤褐色の綿毛があるかどうか、じっと見つめてみてください。伊豆シャボテン動物公園でも見ることができます。