アンゴラウサギはモフモフすぎて、「暑いだろ!」と言いたくなります!写真で見ても、それがなんとも言えない可愛さを放っています。特に日本では六甲山牧場が有名です。「どうやったらこんなに長く伸びるのか?」あるいは、「飼育できるのか?」と、疑いたくなるところですが、こんなにモフモフでいて、幸せそうです。
生態
どうやってアンゴラウサギが誕生したかというと・・・。18世紀にフランス王室で、ウサギを飼うことが流行しました。その流れで、アンゴラウサギが誕生したそうです。その後、イギリスやアメリカ、カナダなどに広まっていきました。日本でも明治初頭にはすでに飼育されていました。原産国はトルコで、首都アンカラにちなんだ名前です。例えばターキッシュアンゴラは猫の種類です。
大きさ
アンゴラウサギの体長は30~40cmほどで、中型のウサギです。その中でも、小型のイングリッシュアンゴラは大きい個体でも3kg前後です。大型のジャイアントアンゴラは、大きい個体では、体重が5kg前後になります。5kgというと、飼育している成長した猫と同じくらいの重さです。
餌は?
植物食です。牧草や木の葉、樹皮、果実などを餌として食べて成長します。飼育下では、ニンジンなどの根菜類も食べます。
寿命
他のペットとしてのウサギと同じくらいの寿命で、アンゴラウサギは飼育下では5~6年生きます。ストレスなく大事に育てると、10年も長生きしたという記録もあります。こんなにモフモフで可愛いですから、家の中でずっと一緒に過ごしたいですね。
種類について
世界中にはいろいろな種類がいます。もちろん、日本についても調べていきましょう。
- イングリッシュアンゴラ。最小の品種です。大人の体重で3kg前後。毛は10cm以上に伸びます。特に顔の飾り毛が長くなるのが特徴です。顔の毛が目にかかってかぶさるほどです。それがまたかわいいのでペットとして人気です。
- フレンチアンゴラ。二番目に大きな品種です。体重は4kg前後。顔や四肢の毛が比較的短く、特に耳の毛がイングリッシュアンゴラに比べて短いため見分けがつきます。また、全体にいえますが、おとなしくあまり動かないため、手入れが比較的容易です。とはいっても、温度湿度の管理や直射日光を当てすぎないようにしないといけません。また、消化管に毛がつまらないように気を付けたり、ダニなどに注意し、ブッラシングなどの手入れを定期的にしないといけません。飼育はかなり大変です。
- サテンアンゴラ。カナダで生まれました。突然変異で生まれたそうです。体重は3.5kgほどです。名前のとおりサテンのように、光沢があり柔らかい毛で人気です。この毛並みを維持するために、毎日のグルーミングが大変です。
- ジャイアントアンゴラ。アメリカで生まれました。名前の通り、体重は5kg前後まで育ちます。アルビノ種で、色は白のみとなります。意外な事実ですね。ついでにいうと、先天的にメラニン色素が欠乏したり少ないことをアルビノといいます。もふもふした耳がまたかわいいですね。
- 日本のアンゴラ種。独自の種類とのことで、兵庫県の神戸市にある六甲山牧場で繁殖させているとのことです。これはウサギの中でもとっても貴重なんだそうだぞ。ネット上の動画でも見ることができます。
「モフモフだぁ〜」六甲山牧場は観光スポットにもなっていて、家族連れ、デートにぴったりなんだとか。うさぎのふれあい体験のイベントもあり、大好きなニンジンスティックをあげることもできます。ぜひ、ニンジンを食べるところを見てみたいですね。
色について
白だけでなく茶色や黒、藍色などがいます。
- 白。食事中の白のアンゴラウサギたちです。モフモフで可愛いですね。アルビノのため目が赤いです。
- 黒。艶やかな黒です。すました感じで美しいです。丁寧に飼育されているのでしょう。可愛いですね。
- ブラウン。ややブラウンです。やはりモフモフです。どの色の種類も可愛いですね。その他、日本ではどこで見ることができるのでしょう?
どこの動物園で会える?
「上尾丸山公園」埼玉県上尾市にある公園です。公園内に小動物コーナーやなかよし広場があります。色々なウサギがいます。また、「ミーアキャット」や「アライグマ」「ワオキツネザル、」「ヤギ」「カメ」などが飼育されています。天体観測もでき気軽に行ける公園です。もちろん兵庫県神戸市の六甲山牧場でもみることができます。
サンシャイン水族館などのイベントで展示していることもあります。最近流行りのカフェでもイングリッシュアンゴラなどが飼育されているところがあります。ぜひ調べて行ってみたいですね。
ペットにできる?
このモフモフしたウサギを誰しもが育てたいと思うでしょう。もちろん、日本国内でペットにできます。
性格について。なつく?
性格は?と言うと、モフモフな外見にぴったりで温和な性格です。人も外見に、中身が現れるといいますが、動物も同じなんですかね?笑。もちろん、モフモフしているので、毎日のブラッシングやグルーミングが欠かせないため、お手入れが大変です。
穏やかで大人しい性格です。アンゴラウサギはネザーランドドワーフやホーランドロップと比較すると大柄で、存在感も大きいですが、その見た目とは裏腹に、穏やかで大人しい性格です。個体によっては、抱っこされたりブラッシングされることを好む子もおり、人の手を嫌がらないことが多いです。アンゴラウサギは飼い主のお手入れがとても大変な品種なので、日々のお手入れを通じて、飼い主とアンゴラウサギの信頼関係が築けるようになるでしょう。
引用:アンゴラウサギってしってる?その生態。モフモフすぎて絶句する!モコモコすぎて絶句する!
その苦労をしてでも、このアンゴラウサギの穏やかで人懐っこい性格に飼い主は癒されます。飼い主の手や足を、鼻でつついたりして甘えてきます。ぜひ、なつくのでペットにしてみましょう。
まとめ
神戸近くに立ち寄った際は、ぜひ、六甲山牧場にアンゴラウサギを見に行きたいところです。うさぎにニンジンをあげに行きましょう。そのほか、六甲山牧場の自家工場でつくったチーズでつくるチーズフォンデュも有名です。関東では上尾丸山公園です。ここは気軽にいけそうですね。もちろん、世界中でも大人気です。かわいいだけでなく、癒される系ですね。