<引用:wikipedia>

以前からペットとして飼育できるフクロウについてたびたびご紹介しているのですが、フクロウの中にはペットして飼育できないフクロウもいます。

なぜかというと、絶滅危惧種のためです。専門的な場所で保護を受けている場合だったり、個体数が少なくなっているために保護対象となっているためです。

フクロウのなかでは夏鳥の「アオバズク」や、絶滅危惧種の「シマフクロウ」が特に有名。

今回はそのアオバズクについてご紹介しますね♪

アオバズクの特徴は?

アオバズクはフクロウ目フクロウ科アオバズク属に分類されるフクロウです。

漢字で書くと「青葉木菟」。これは青葉が芽吹くころによく見かけられることが由来で、俳句では夏の季語にもなっているんですよ♪

英語では「Brown hawk owl」と呼ばれています。直訳すると、「茶色のタカのようなフクロウ」ということですね。

アオバズクには羽角がなく、頭と羽の付け根、それからしっぽが黒と褐色、おなかは白い羽毛と茶褐色の色でまだらっぽくなっています。

虹彩の色はコキンメフクロウやアメリカワシミミズクと同じような黄色。

頭の黒色と対照的で、とっても鮮やかです‼

アオバズクの大きさは?

20~30cmくらいで、翼を広げると70~80cmほどです。

ハトと同じくらいの大きさ、という表現もあるので、想像しやすいですね♪

アオバズクの寿命は?

保護下に置かれている鳥なので、詳しいことはまだわかっていませんが、大体7~10年ほどだそうです。

飼育下ではなくて野生での話なので、やはりほかのフクロウと比べて短く感じられるかも;;

アオバズクってどんな鳴き声?

アオバズクの鳴き声は、まるでハトの鳴き声のよう。

短く「ほっほっほっ」と規則正しく繰り返して鳴きます。

アオバズクは日本の南のほうでも見かけることができるそうなので、もし夜にハトのような鳴き声が聞こえてきたら、それはアオバズクの鳴き声かもしれません。

そう考えると、夜に耳を澄ませるのが楽しくなってしまいますね♪

アオバズクの生態は?

アオバズクは日本や中国、インドネシアなどのアジアの東部や南部、ロシアの南東部に生息しています。

夏には日本や中国、韓国などで繁殖し、冬になるともっと暖かな場所に渡りを行って越冬するんだとか。

青葉のころに見かけるというのも納得ですね。食べるものは大型の昆虫やカエル、小型の小鳥など。空中で蛾やコウモリを捕まえるところを見かけた!なんて報告もあるんだそうです。とっても活発で俊敏なのですね。すごい‼

ちなみに頭もとてもよく、街頭の光に集まっている蛾を狙って捕まえにくることも。さすがは知恵のフクロウ。効率的に餌をしとめるすべを身に着けていますね‼

どんな場所に巣を作るの?

アオバズクは大きな木の穴に巣を作ります。人の家や、橋などに巣を作ることもあるんだとか。

ですので、細い木がたくさん生えている林よりは、ご神木などの大きな木が生えている寺社地で見かけられることがしばしば。

餌をとりに出かけるときには、先に紹介したとおり、光に集まってくる昆虫を狙ったりもするので、市街地の電線の上に音もなく止まっていることもあるんだそうです。

そう考えると、なんだかぐっと身近に感じられますね。

越冬をするために東南アジアのほうに行くのですが、その時にはマングローブの木に巣をつくることもあるんだとか!

フクロウとマングローブ。なんだかすごくミスマッチな感じがしますが、私はとっても見てみたい組み合わせだなって思います♪

個体数の減少

アオバズクですが、近年繁殖に適した大木が減ってしまっていることから、その数も少なくなってしまっているんです。ワシントン条約基準ではまだ「Least Concern」(軽度懸念)として、絶滅の可能性は薄いとされていますが、

山口県では、準絶滅危惧種として扱われています。

大正時代には東京でもその姿を確認できていたというアオバズク。また街中で見かけることのできる身近なフクロウになってくれたら嬉しいな、なんて思ってしまいます。

アオバズクを保護したら

「公園でカラスに襲われていた」「羽を怪我して飛べなくなっていた」などの理由で、動けなくなっているアオバズクを目にする機会があるかもしれません。

そんな時は、まず住んでいる地域の役所に連絡するところから始めましょう。

でも役所のどこに連絡すればいいのか、ちょっと困ってしまうかもしれません。

たとえば北海道なら「環境生活部」ですとか、東京都なら「環境局」ですとか、保護した鳥に関しての情報を提供する部署の名前は各都道府県によって異なります。

ですので、まずは全体の窓口に連絡して、「鳥を保護したのですが、どうすればいいか教えていただけませんか?」と聞いてみて、担当のかたにつないでもらうといいでしょう。

担当のかたからは、そのまま一度家に置いておいてほしいなどの指示があると思います。

その時にエサのやりかたや、汚れている場合はその汚れの除去の方法など、詳しい説明があると思いますので、その指示に従ってくださいね♪

見つけて保護したから勝手に飼育は絶対にNGです;;

ちなみに、近くのペットショップに連絡して、そちらで保護してもらうという方法もあるそう。確かに、いくら指示があるといっても、保護したかたの家の事情がありますよね。

場合によってはペットショップのかたに保護してもらえることもあるそうですが、断られることもあるようです。もしそちらの方法をとる場合は、何件かまわる可能性もあるということを念頭においておきましょう!

最後に

アオバズクは各都道府県や企業によって保護保全の取り組みが行われています。

身近ながらも身近じゃない、そんな風に思われるかもしれませんが、知っていくにつれて愛着の湧く動物になること間違いなしですよ♪

夜の市街地で、「ほっほっほっ」と鳴き声が聞こえたら、もしかしたら近くにアオバズクがいるかもしれません。そんな機会が私にも皆さんにも訪れることを願っています。

それでは、よきアオバズクライフを‼