この記事には広告やプロモーションが含まれています。

ボブキャットは大きくてかわいいネコ!木を登ったり、泳ぐ猫!

ボブキャットはアメリカでは大変なじみの深いネコです。動画でもよく見かけます。かなりかわいくて、アメリカでも大人気です。かなり大きいですが、やはりネコ科だけあって、いろいろなところに行きます。しかも強いです。これから生息域や生態、強さ、泳げる猫なのかなどを調べていきます。また、どこの動物園で飼育しているかについても!

生態

岩の上で休んでいる  出典:PIXTA

オオヤマネコ属のです。英語ではBobcatです。褐色から灰色がかっていて、黒っぽい斑点やラインがあります。ヨーロッパオオヤマネコよりグレーっぽくて、カナダオオヤマネコより褐色っぽい感じです。目が黄色っぽくて、瞳孔が黒いです。ボブキャットの耳も飾りがあってかわいいですね。メスは普通2~4頭の赤ちゃんを産みます。基本的に単独行動です。またほかのオオヤマネコと同じように、夜行性です。特に、夕方と朝方に行動が活発になります。日中は木の上などで休んでいることが多いです。

生息地。

アメリカ合衆国からメキシコやカナダにかけて、広く生息しています。ボブキャットの生息域の北には、同じオオヤマネコ属のカナダオオヤマネコが生息しています。生息域はあまり重なっていないですね。たまに、カナダオオヤマネコと交雑することもあります。アメリカ周辺に12種類の亜種が確認されており、全体で個体数は72万頭ほど生息しています。動画などでは、フロリダ州やテキサス州の野生のボブキャットをよく見かけます。

寿命

子猫 出典:PIXTA

ボブキャットの野生での寿命は10年ほどですが、飼育下では30年ほど長生きしたこともあったそうです。大事に育てられたのでしょうね。

大きさ

出典:PIXTA

オオヤマネコ属のなかには、ヨーロッパオオヤマネコ、カナダオオヤマネコなどもいます。これらのなかではボブキャットは小さいほうです。小型ですが、それでも、大きいものになると、体長が100cmほど、体重が15kgほどとなり、一般的な猫よりはかなり大きいです。同じオオヤマネコ属でボブキャットより北の寒い森林地帯に住んでいるカナダオオヤマネコもいます。

餌は?

高い木を登ったり、泳いだりして、すごいです。ボブキャットの行動範囲は広いです。そのようにして、ウサギやリス、ネズミ、鳥などの小動物や魚を主食としています。カナダオオヤマネコはカンジキウサギを主食とします。そのためカンジキウサギの個体数の変化により、カナダオオヤマネコの個体数も変化します。ボブキャットはなんでも食べるため、そういった個体数の変化はありません。2015年には、フロリダ州の海岸で、サメをくわえたボブキャットも目撃されました。その時は、世界中で話題になりました。まさに泳げる猫は最強動物です。ボブキャットの人気も最強ですね。

電柱を登る。

木の上を歩く  出典:PIXTA

木登りも上手で、どんな高いところでも上ります。ものすごい運動能力でかなり高い木製の電柱も登れます。落木を登っています。なにをしてもかわいかったですね。

泳ぐ。

次は、アメリカのテキサス州にある湖でのことです。そこで泳ぐ猫が目撃されました。カヤックにのっている釣り人が発見した泳いでいるボブキャットです。カヤックは足漕ぎでかなりの速度で水上を移動しているのですが、泳いでついてきます。また、好奇心旺盛で泳いで近いづいてくる姿もかわいいです。

発見した釣り人もすごく大喜びでした。人にも懐いている感じでしたね。やはり水泳のできる猫でした。

鳴き声

Beautiful brown, spotted lynx walking through the grass . Contrasting green background. Close up portrait of this big cat. 出典:123rf

この動画でボブキャットの鳴き声を聞けます。

「ニャーーー。」と声が大きくて、他のオオヤマネコの鳴き声と似ていますね。猫の鳴き声には意味があって、気持ちがわかります。下の画像は王子動物園のボブキャットです。

あくびをする  出典:PIXTA

大きく口を開けて、舌を出して、あくびをしています。

なつく?

こちらを見つめている 出典:PIXTA

海外では、自宅内で飼育している方もいます。テーブルの上でじっとして、飼い主の帰りを待っています。

飼い主に、なでられてうれしそうな表情でリラックスしています。テーブルの上で寝そべったり、飼い主に、なついています。二頭で毛づくろいをしています。穏やかな表情をして、仲良しさんたちですね。

ペットにできる?

日本ではオオヤマネコ属の猫を飼育するさいは、都道府県の許可が必要です。海外では、ボブキャットをペットとしている方もいます。飼い主に懐いている様子を、動画で見ることができます。また必要な、キャットフードなど餌の量を考えても、ボブキャットをペットとするのは難しいです。

日本の動物園で見れる?

兵庫県にある神戸市立王子動物園でボブキャットの「ソラ」ちゃんを見ることができます。王子動物園にはシベリアオオヤマネコも飼育されています。ぜひ近くにお立ち寄りの際は、見に行ってください。日本では、王子動物園でしか見れない珍しい猫です。

まとめ
Bobcat (Lynx rufus) standing on a log. 出典:123rf

オオヤマネコの仲間の中でも、アメリカ合衆国周辺に広く生息するボブキャットでした。アメリカでも大人気です。日本ではペットとしての飼育は難しいです。でも、動画などでいつでも見ることができます。また、木を登る猫、泳ぐ猫という姿もかなりかわいいです。何度でも見てしまいたくなります。

仲間の生き物たち

  • ヒョウが最強の動物の理由!生態や種類について。赤ちゃんは可愛い! ヒョウは最強の動物として有名です。漢字では豹です。かっこよくて強いので動物園でも人気です。実は、絶滅の危機でもあります。その生態や種類、最強動物の理由、絶滅危惧種となる理由などについて調べていきます。かわいい赤ちゃんについても! 生態 赤ちゃん 出典:PIXTA ヒョウはネコ科の動物です。英語ではLeopardです。単独行動で夜行性です。淡黄褐色で花ように […]
  • メンダコはかわいい深海の人気者。水族館での飼育なども! メンダコについてです。少し前にダイオウグソクムシという深海生物が(何日も食事を摂らない)よくニュースで取り上げられていましたが、深海にはたくさんの変わった生物がいます。私たちの想像をはるかに超える容姿をした生物がたくさんいます。今日はそんな深海の世界ではキュートで、また、ぬいぐるみやストラップなどマスコット的存在になっている、「メンダコ」についてご紹介しましょう。 メ […]
  • クズリは最強!木登りや泳ぎ、雪上も得意!日本の動物園で見れる? クズリ(英語ではWolverine、漢字では貂熊)についてです。イタチ科には他にも可愛い動物だったり、種類がいっぱいで、興味がわいてきます。今回はその生態や生息地、温暖化による生息域の減少、最強の理由などについて調査していきます。また、飼育している動物園は? 生態について Wolverine aka wolverene - Gulo gulo - […]
  • 2種類の牡蠣、イワガキとマガキの違いとは!? 古くから、日本はもちろんアジア地域およびヨーロッパでも食べられてきた海の宝です。今やその存在は全世界に知れ渡り、多くの人に愛され、食されていますが・・・。実は、私たち日本人がよく口にしているものには、2つの種類がいることは知っているでしょうか?「岩牡蠣」と「真牡蠣」です。この2種類は同じ仲間に分類されますが、その形態や生態は多くの部分で異なります。しかし、実際そんな違いはあ […]
  • 幹之メダカ(フルボディ)の生態や魅力、値段!お迎えするために養殖販売店まで行ってきた! 最近は改良メダカをペットとして自宅で育てることが流行っています。その品種の中でも幹之(みゆき)が一般的で人気です。シンプルなようで、全体の白い輝きが美しく、まるでダイヤモンドのようです。その魅力にはまる方が続出です。それを飼育するために養殖販売店まで買いに行きました。その生態や値段も気になりますね。 養殖販売店に買いに行く 夕暮れ 埼玉県入間市にある養殖販 […]