この記事には広告やプロモーションが含まれています。

かわいいイタチ科の種類!生息地や寿命など!動物園にいる?

イタチ科(英語ではMustelidae)の仲間たちを、これから調査していきます。ラッコをはじめとして、フェレットやカワウソ、アナグマなど種類が多く、すべてかわいい動物たちです。また、ラーテルやクズリのように、かわいいだけでなく、最強の動物もいます。動物たちの画像もたくさんあります。まずは、イタチ亜科から調べていきます。

イタチ亜科の動物たちの種類は?

この仲間には、イタチやフェレット、オコジョ、クズリなどの種類がいます。まずは、ニホンイタチから。

ニホンイタチ
出典:PIXTA

ニホンイタチ(英語ではJapanese Weasel、漢字では日本鼬)の生息地は、当然、日本全国の山間部です。寿命は野生では2年弱です。飼育下では5年近くまで生きた記録があります。日本全国の山間部にいくと野生のニホンイタチに出会えます。飼育している動物園は意外と少ないです。多摩動物公園や、盛岡市動物公園、富山市ファミリーパークで飼育されています。ハイキングなどに行った際などに見れるといいですね。

オコジョ
出典:PIXTA

オコジョ(英語ではErmine、漢字では白鼬)は、ヤマイタチやクダギツネ(管狐)とも呼ばれます。北アメリカ大陸北部からユーラシア大陸北部にかけて広範囲に生息しています。日本では、本州中部以北から北海道まで生息しています。山間部の岩場や樹木の間などにいるため、別名がヤマイタチとなっています。寿命は野生では5年前後です。飼育下では7年ほどです。現在、飼育している動物園はありません。下の画像は、乗鞍岳に生息しているオコジョです。登山するしかないですね。

出典:PIXTA

山肌の岩の茶色の部分や白い部分に似ていて、見つけにくいですね。

フェレット
Ferret enjoying walking in sumer grass garden. 出典:123rf

みんな大好き、フェレット(英語ではFerret)です。元々はヨーロッパに生息していました。3000年ほど前からペットとして飼育されており、現在は世界中で飼育されています。寿命は野生では7年~10年です。飼育下では20年近くまで生きることもあります。宇都宮動物園から九十九島動植物園森きららまで、いろいろな動物園で飼育されています。もちろん、かわいいのでペットとしても人気です。

テン属

上の画像は、テン(英語ではJapanese marten、漢字では貂あるいは黄鼬)です。テン属の仲間たちの生息地は、北アメリカ大陸からユーラシア大陸、日本、インドネシアまで広いです。下の画像は、山梨県の森の中に生息しているテンです。木の巣穴から顔をだしているのがかわいいです。

テン 出典:PIXTA

テン属だけでも、たくさんの種類がいます。寿命は10年ほどです。野毛山動物園などで飼育されています。

クズリ
Wolverine in wild nature. natural habitat. Glutton, carcajou, skunk bear, or quickhatch (gulo gulo). 出典:123rf

おまちかね、クズリ(英語ではWolverine)です。北アメリカ大陸北部からユーラシア大陸北部のタイガやツンドラに生息しています。クズリはラーテルと並んで、最強動物です。イタチ科の動物は基本的に強いです。クズリは、イタチ科の中で最大のオオカワウソに次ぐ大きさです。寿命は野生では5年~13年です。飼育下では17年ほど生きることもあります。かつては上野動物園で飼育されていました。現在は日本の動物園では飼育されていません。もしクズリをみたいのであれば、北欧に旅行するしかありません。

アナグマ亜科の動物は?

イタチ科アナグマ亜科にも、いろいろな動物の種類がありますが、今回はニホンアナグマを紹介します。

ニホンアナグマ

イタチ科アナグマ亜科のニホンアナグマ(英語ではJapanese badger、漢字では日本穴熊)です。生息域は日本の本州や四国、九州の里山です。野生での寿命は10年~15年です。よこはま動物園ズーラシアや京都市動物園、日立市かみね動物園など、全国の動物園で人気です。土の巣穴から顔をだしている、かわいいニホンアナグマです。

カワウソ亜科の動物の種類は?

イタチ科カワウソ亜科の動物たちも、ラッコやカワウソなど、かわいい動物たちだらけです。

コツメカワウソ

大人気のコツメカワウソ(英語ではAonyx cinerea、漢字では小爪獺)です。生息地は中国南部からインド、インドネシア周辺などです。

Oriental small-clawed otter (Amblonyx cinereus), also known as the Asian small-clawed otter. 出典:123rf

寿命は野生では10年~12年です。飼育下では15年ほどです。絶滅危惧種となっています。かわいくて大人気です。そのため、いろいろな動物園や水族館で飼育されています。

ニホンカワウソ

すでに絶滅してしまったニホンカワウソ(英語ではJapanese otter、漢字では日本川獺)です。かつては、日本中に生息していました。

オオカワウソ
Giant otters swimming in the water. Giant River Otter, Pteronura brasiliensis. Natural habitat. Brazil. 出典:123rf

オオカワウソ(英語ではGiant otter、漢字では大獺)は南アメリカ大陸のブラジル周辺に生息しています。イタチ科の中で最大の大きさです。寿命は8年ほどです。絶滅危惧種となっています。日本国内の動物園では、オオカワウソは飼育されていません。ぜひ見るためには、ブラジルに行くしかないです。

ラッコ
Adorable sea otter eating a crab while swimming in water. 出典:123rf

かわいさ最強のラッコ(英語ではSea otter、漢字では海獺)は、アメリカやカナダ、ロシアの沿岸部に生息しています。寿命は野生では10年~14年です。飼育下では最長20年ほどです。やはり絶滅危惧種となっています。ラッコも大人気で、動物園や水族館などで飼育されていまがすが、かなり飼育頭数が減少しています。ぜひ調べてから、動物園や水族館に見に行ってください。

ラーテル亜科

ついにきました。イタチ科ラーテル亜科はラーテルのみです。もちろんクズリと並んで最強動物です。

ラーテル
東山動植物園で飼育

ラーテル(英語ではRatel)は、アフリカ大陸からインドにかけて生息しています。別名はミツアナグマです。寿命は野生では20年ほどです。飼育下24年ほどです。上の画像でもわかるように、東山動植物園で飼育されています。ぜひ、東山動植物園にも見に行ってください。

アメリカアナグマ亜科

イタチ科アメリカアナグマ亜科はアメリカアナグマのみです。

アメリカアナグマ
カナダのブリティッシュコロンビア州に生息 出典:PIXTA

アメリカアナグマ(英語ではAmerican badger)は、カナダからアメリカ、メキシコにかけて生息しています。寿命は飼育下では最長26年の記録があります。現在は日本国内の動物園では、アメリカアナグマは飼育されていません。ぜひ見たいときは、アメリカに旅行するしかないですね。

まとめ

イタチ科の仲間たちは、かわいかったです。特に、フェレットやアナグマ、コツメカワウソ、ラッコなどが大人気です。かわいいだけでなく、強さも最強のクズリやラーテルもいました。意外と、日本では見ることができないイタチ科の仲間も多かったです。また、絶滅してしまったニホンカワウソや、絶滅危惧種となっているイタチ科の仲間たちもいました。イタチ科の仲間たちが住みやすいように、地球の環境をまもっていけたらいいです。

仲間の生き物たち

  • アフリカオオコノハズクの魅力!シュッと細身に早変わり テレビでもたびたび取り上げられている、有名な「ポポちゃん」をご存知ですか?ポポちゃんは静岡県の掛川花鳥園にいる、アフリカオオコノハズクです。このポポちゃん、どうして有名になったのかというと、普段の姿からは想像もできないほど細くなるからなんです!今回はその生態などを紹介していきますね。 生態 出典:PIXTA アフリカオオコノハズクはキリッとした黒い縁取りの […]
  • コモドオオトカゲは世界最大!身体能力が高く俊敏で最強の動物! トカゲの仲間だからといって、小さいだろうとあなどってはいけません!インドネシアの島には、かなり大きなコモドオオトカゲ(英語ではkomodo-dragon)が生息しています。その名前からも、かなり強そうですね!今回はその生態や生息地、大きさ、寿命、最強の理由などについて調査していきます。コモドドラゴンが負ける動物はいるのでしょうか?日本の動物園で見れるのかについても。 […]
  • 納得!文鳥の気持ち!!嬉しい,満足,怒る,リラックス,歌う,踊る,羽繕いしてくる意味は? 今、鳥飼いさんの中でも人気の上位に来ている、「文鳥」です。「とりっち」という鳥SNSで実施された、最新の人気の鳥ランキングでは、「文鳥は4位」という結果を残しています! そんな鳥飼いさんの中でも人気の文鳥は、繁殖期にもなればペットショップでも多く見かけます。 これを読めば、その文鳥さんが今どんな気持ちなのかが分かる!そんな記事を書いていきますのでよろしくお願いし […]
  • 「ツル」の平均寿命と最長寿命は?【鶴は千年、亀は万年】だけど 誰しもが、長生きしたいものです。「鶴は千年、亀は万年」と、言いますよね。でも、本当に鶴は千年も生きるのでしょうか?そんな疑問を解消するために、平均と最長寿命を調べてみました。 平均寿命 The Red-crowned crane, Grus Japonensis, also called the Manchurian crane or Japanese […]
  • ハムスターがかじり木をかじらない理由!前歯が伸びてないから?かじり木は必要? 「ハムスターが喜ぶと思ってせっかくかじり木を用意したのに、全然かじらない。」となると、何故なのか気になりますよね。そもそもかじり木にはどのような役目があるのでしょうか。それは本当に必要?ハムスターがかじり木をかじらない場合の理由や、必要性について調べてみました。割りばしが代用品になります。ケージの柵を齧るのは何故なのかも調べました。 ハムスターがかじり木をかじらない理 […]