小学校の飼育小屋で人気者のジャパニーズホワイトです。別名は日本白色種と呼ばれるウサギです。ほかにも、秋田改良種のジャンボうさぎも、その仲間です。これから、生態や、飼育するとなつくか、小学校で飼育する理由などを調べていきます。また、ジャンボうさぎについても!
生態

アナウサギ属でカイウサギの仲間のジャパニーズホワイトです。英語ではJapanese-white-rabbitで、漢字では日本白色種と書きます。もともと、日本のノウサギがいました。明治時代に入り、アメリカのメリケン種やニュージーランドホワイト種、また、イタリアの伊太利種などと交配して、ジャパニーズホワイトが生まれました。昔話に出てくる白兎は、白いニホンノウサギです。また、アルビノであるため目が赤いです。普段は地上で生活していますが、土に穴を掘る行動を見せることもあります。
大きさ

元々の体重は3kg程度でした。その後、世界最大のウサギのフレミッシュジャイアントなどと交配しました。そのため、ジャパニーズホワイトの体重は3~6kgとなりました。大きくなると、体長が40cm~50cmとなります。
餌は?
草食性で、牧草や果実、樹皮などを餌として食べて成長します。飼育下では、野菜や根菜も食べます。
ジャンボうさぎ(秋田改良種)

秋田県大仙市でジャンボうさぎは生まれました。体重は10kgほどです。フレミッシュジャイアントと同じくらいの大きさです。

大きくて可愛い耳もフレミッシュジャイアントと似ています。
寿命
ジャパニーズホワイトの寿命は飼育下で7~8年です。野生ではあまり存在せず、寿命は不明です。ジャパニーズホワイトはほかのカイウサギと同じくらい生きます。
性格。なつく?

ジャパニーズホワイト(日本白色種)の性格は穏やかで、飼い主によくなつきます。また、いっしょに飼育している動物たちも穏やかになるため、馬などといっしょに飼育されることもあります。
小学校で飼育する理由。

よちよち歩いて寄って来たり飛び跳ねたりして人懐っこいウサギで、みんなの気持ちが落ち着くので、情操教育によいという理由で、小学校の飼育小屋でもペットとして飼育されるようになりました。
動物園で見れる?
上野動物園などの全国の動物園や、マザー牧場などの牧場で飼育しています。お近くの動物公園でもジャパニーズホワイトを飼育しているところもあります。ぜひ、お近くの動物園や牧場に立ち寄って、ジャパニーズホワイトを見てみましょう。
まとめ

ジャパニーズホワイト(日本白色種)は、みんなになじみ深いウサギでした。アルビノで目が赤いのも可愛いです。性格が穏やかで、なつくので、子供たちにも大人気です。そのため、よく学校で飼育しています。ジャンボうさぎも耳が大きくて可愛かったです。