ウミガメと子供がいっしょに泳いでいる 出典:shutterstock

亀(英語ではTurtle)は、昔から縁起が良い動物と言うのは、みなさん知っています。

関西では、結納の水引細工が派手なのですが、松竹梅と並んで、鶴亀・翁媼人形、やなぎたる等、関東でもある七品目、ダイヤなどが、ザーッと並べられるのですよ。

また、土産物屋に行くと亀を描いた和グッズは多く、着物の柄にも亀の紋があります。

それでは、亀が縁起や、幸運、運気、金運などに良い理由を調べていきます。

なぜ亀は縁起がいい?

塩土神 出典:nanohana.hatenablog.com

それは亀に関する神話や伝説に、基づいているからなんですね。

これを説明すれば、亀が縁起が良い動物と言う由来、そして縁起物の効果が具体的にわかるでしょう。

亀が、縁起物として成立してきた由来には、2つの伝説あったからなのです。

日本に於いて、亀は海の神様でした。この伝説が、よくわかるのが有名な浦島太郎のお話です。

浦島太郎は、童謡にあるように助けた亀に、竜宮城へ案内されます。

この亀は、塩椎神(しおつちのかみ)で、潮の流れを司る神です。

浦島太郎は、亀を助けた行為から塩椎神に感謝され、亀の背中に乗って竜宮城まで招かれるのです。

そこで乙姫:豊玉姫(とよたまひめ)という古事記にもある女神を始めとして、魚などに、饗宴でもてなされます。

浦島太郎はその後、豊玉姫から玉手箱を贈られ、地上へ戻ります。

有名な童話では、浦島太郎が戻った地点で地上に於いては300年もの年月が経ち、知り合いも居らず、玉手箱を開けた煙でお爺さんになってしまいます。

一方で、玉手箱には長寿の薬があり、浦島太郎は長生きした、というバージョンも残っているのです。

この言い伝えから、亀は長寿の縁起、あるいは良縁を呼ぶ縁起に良いと、次第に考えらる様になってきたのです。

昔話にでてくる、長寿の偉い人は亀にのっていることが多いです。

出典:wikipedia

これは亀に乗っている珍彦(ウズヒコ)または椎根津彦(シイネツヒコ)の銅像です。塩椎神と並ぶ海神です。京都府の籠神社にあります。

昔話にでてくる亀はニホンイシガメのことでしょう。

健康長寿のお守り

ガラパゴスゾウガメ 出典:123rf

中国では、亀は仙人とされています。亀は、リアルに長生きする生き物です。

ガラパゴス諸島のゾウガメは100歳以上の亀がたくさんいます。

このように亀が長寿になれたのは、仙人から知恵を授けられて、長寿になれる方法を編み出せたから、とされています。

仙人と一緒に修業を出来、長寿を得る秘術が身に付いたのだとされています。

それが由来か?日本に於いても、鶴は千年亀は万年と、昔から言われてきました。亀は、かなり長寿です。

前述の関西の結納の水引細工にもある位の縁起ものです。

昔は、織田信長が最期に歌った幸若舞の様に、人生は50年でした。ですから長寿は人の切なる願いでした。

仙人の智恵を授かって、長寿に成れた亀。縁起が良い動物にされるのは、当然です。

これは八幡宮の中でも有名な白崎八幡宮、山口県岩国市にあります。そこにある亀の長寿や開運のお守りも有名です。

岩国市には金運が上がり、夢にも良い、岩国白蛇神社もあります。

亀が出てくる夢も、縁起がよく吉夢です。

幸運を連れてくる

アオウミガメ

東洋のみならず、ポリネシア文化圏のハワイに於いても、亀は幸運を連れてきてくれる存在とされてきました。

ハワイに於いて、ウミガメを見るチャンスが有ると、幸運の兆し、と言われています。あたかも虹や四葉のクローバーの如くです。

うさぎも大きな耳で幸運を集めて、周りの人の気持ちを穏やかにします。

ウミガメは、ドキュメンタリーでも有る様に卵をたくさん産みます。

そこから子宝に恵まれる、のみならず、豊作にも繋がるとされました。

それゆえハワイでは、大切な相手の幸運の為に亀モチーフのアクセサリーが、贈るられます。ハワイでは亀のことを「ホヌ」といいます。

運気の流れを良くする

亀には幾つかの役割が在ると考えられています。まず、悪運を退けます。

潮の満ち引きを司る塩椎神(しおつちのかみ)たる亀。

漁師にとっては、潮の満ち引きが、漁や安全に関わってくるので、どうしてもおすがりしたいわけです。

そこから、運気の良い時悪い時に繋がり、運気の流れを、うまく読んで幸運の波に乗る秘訣が得られる、と言う御利益があり、悪運をも退ける縁起物になったのです。

金運を上げる

亀の置物

金運を上げてくれます。亀は、金運の開運グッズとして多用されているのは、通販の広告にも多いのでわかりますね。

亀の甲羅が、昔のお金の形に似ているゆえ、そう考えられたのです。

日本の小判は小型の亀に基づいてあの形状になりました。

また、ニホンイシガメやクサガメの子亀を銭亀(ゼニガメ)といいます。

銭亀のグッズは金運が上がるだけでなく、魔除けにも良いです。

加えて、昔は貯金に甕(かめ)を使っていました。甕(かめ)≒亀(かめ)にかけて縁起を担いでいるんです。

かくも亀に纏わるお金の由来、多くあるんです。

ですから、今も亀は、金運を上げてくれる開運グッズとして良く知られています。

中でも福銭亀は有名です。小さな金色の亀です。

お財布の中に入れておけば、お金が入ってくるとされています。

お金の回りが良くなると言っても、お金が貯まりやすくなるという意味ではありません。土産物屋に多いですが、できれば神社仏閣で購入したアイティムが良いでしょう。

その方がご利益があるようです。友人知人への贈り物にすれば喜ばれます。これは福銭亀の置物です。

干支の筆頭は子年(ねずみ年)です。白いねずみの開運グッズを財布の中に入れておいても、金運はアップします。

仕事運にも良い

仕事が常時順調に行くとは限りませんよね。とりわけ営業や商売をしていると、業績に波があります。

その波を上手く読めば、仕事は儲かります。これって、漁師が潮を読むのに似ています。これが読めないと漁はできません。

亀は塩椎神(しおつちのかみ)ゆえ、潮をつかさどっています。

ゆえに、仕事運を上げてくれる開運グッズとなったのです。

フクロウも縁起が良く、フクロウの置物で運気や金運などが上がります。

動物園で見れる?

上野動物園で飼育しているガラパゴスゾウガメ

上野動物園体感型動物園izooでガラパゴスゾウガメを見ることができます。ゾウガメは長寿で200歳を超えることもあります。

東山動植物園で飼育しているアルダブラゾウガメ

東武動物公園や東山動植物園、いしかわ動物園、愛媛県立とべ動物園、長崎バイオパーク、鹿児島市平川動物公園などで見ることができます。

おわりに

亀は長生きなので、長寿に良いです。

また、潮を読むことから、金運や仕事運にも良かったです。

縁起が良い動物で、幸運や運気にも良かったです。

特に金色の小さな亀のグッズを財布に入れておくと、金運がアップします。