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亀は縁起が良い!健康長寿も!潮を読み、運気や金運がアップ。

亀は、昔から縁起が良い動物と言うのは、みなさん知っています。関西では、結納の水引細工が派手なのですが、松竹梅と並んで、鶴亀・翁媼人形、やなぎたる等、関東でもある七品目、ダイヤなどが、ザーッと並べられるのですよ。また、土産物屋に行くと亀を描いた和グッズは多く、着物の柄にも亀の紋があります。それでは、縁起や幸運、運気、金運などに良い理由を調べていきます。

なぜ縁起がいい?

Asian giant turtle with hard shell eating food, vegetables isolated on sand ground in zoo park. Wildlife amphibians animal in nature. 出典:123rf

それは神話や伝説に、基づいているからなんですね。これを説明すれば、亀が縁起が良い動物と言う由来、そして縁起物の効果が具体的にわかるでしょう。縁起物として成立してきた由来には、2つの伝説あったからなのです。日本に於いて、亀は海の神様でした。この伝説が、よくわかるのが有名な浦島太郎のお話です。浦島太郎は、童謡にあるように助けた亀に、竜宮城へ案内されます。この亀は、塩椎神(しおつちのかみ)で、潮の流れを司る神です。浦島太郎は、助けた行為から塩椎神に感謝され、亀の背中に乗って竜宮城まで招かれるのです。そこで乙姫:豊玉姫(とよたまひめ)という古事記にもある女神を始めとして、魚などに、饗宴でもてなされます。浦島太郎はその後、豊玉姫から玉手箱を贈られ、地上へ戻ります。有名な童話では、浦島太郎が戻った地点で地上に於いては300年もの年月が経ち、知り合いも居らず、玉手箱を開けた煙でお爺さんになってしまいます。一方で、玉手箱には長寿の薬があり、浦島太郎は長生きした、というバージョンも残っているのです。この言い伝えから、亀は長寿の縁起、あるいは良縁を呼ぶ縁起に良いと、次第に考えらる様になってきたのです。昔話にでてくる、長寿の偉い人は亀にのっていることが多いです。亀に乗っている珍彦(ウズヒコ)または椎根津彦(シイネツヒコ)の銅像も各地の神社にあります。塩椎神と並ぶ海神です。京都府の籠神社にあります。昔話にでてくるものはニホンイシガメのことでしょう。

健康長寿のお守り

中国では、亀は仙人とされています。リアルに長生きする生き物です。

ガラパゴスゾウガメ 出典:123rf

ガラパゴス諸島のゾウガメには100歳以上の個体がたくさんいます。このように長寿になれたのは、仙人から知恵を授けられて、長寿になれる方法を編み出せたから、とされています。仙人と一緒に修業を出来、長寿を得る秘術が身に付いたのだとされています。それが由来か?日本に於いても、鶴は千年亀は万年と、昔から言われてきました。かなり長寿です。前述の関西の結納の水引細工にもある位の縁起ものです。昔は、織田信長が最期に歌った幸若舞の様に、人生は50年でした。ですから長寿は人の切なる願いでした。仙人の智恵を授かって、長寿になれました。縁起が良い動物にされるのは、当然です。これは八幡宮の中でも有名な白崎八幡宮、山口県岩国市にあります。そこにある亀の長寿や開運のお守りも有名です。岩国市には金運が上がり、夢にも良い、岩国白蛇神社もあります。亀が出てくる夢も、縁起がよく吉夢です。

幸運を連れてくる

東洋のみならず、ポリネシア文化圏のハワイに於いても、亀は幸運を連れてきてくれる存在とされてきました。ハワイに於いて、ウミガメを見るチャンスが有ると、幸運の兆し、と言われています。あたかも虹や四葉のクローバーの如くです。ウミガメは、ドキュメンタリーでも有る様に卵をたくさん産みます。そこから子宝に恵まれる、のみならず、豊作にも繋がるとされました。それゆえハワイでは、大切な相手の幸運の為に亀モチーフのアクセサリーが、贈るられます。ハワイでは亀のことを「ホヌ」といいます。

運気の流れを良くする

エミスムツアシガメ

亀には幾つかの役割が在ると考えられています。まず、悪運を退けます。潮の満ち引きを司る塩椎神(しおつちのかみ)。漁師にとっては、潮の満ち引きが、漁や安全に関わってくるので、どうしてもおすがりしたいわけです。そこから、運気の良い時悪い時に繋がり、運気の流れを、うまく読んで幸運の波に乗る秘訣が得られる、と言う御利益があり、悪運をも退ける縁起物になったのです。

金運を上げる

金運を上げてくれます。亀は、金運の開運グッズとして多用されているのは、通販の広告にも多いのでわかりますね。

置物 出典:123rf

亀の甲羅が、昔のお金の形に似ているゆえ、そう考えられたのです。日本の小判は小型の亀に基づいてあの形状になりました。また、ニホンイシガメやクサガメの子供を銭亀(ゼニガメ)といいます。銭亀のグッズは金運が上がるだけでなく、魔除けにも良いです。加えて、昔は貯金に甕(かめ)を使っていました。甕(かめ)≒亀(かめ)にかけて縁起を担いでいるんです。かくも亀に纏わるお金の由来、多くあるんです。ですから、今も亀は、金運を上げてくれる開運グッズとして良く知られています。中でも福銭亀は有名です。小さな金色の亀です。お財布の中に入れておけば、お金が入ってくるとされています。お金の回りが良くなると言っても、お金が貯まりやすくなるという意味ではありません。土産物屋に多いですが、できれば神社仏閣で購入したアイティムが良いでしょう。その方がご利益があるようです。友人知人への贈り物にすれば喜ばれます。これは福銭亀の置物です。

仕事運にも良い

Red-Footed Tortoise (Chelonoidis Carbonarius) a Species from Northern South America Sunbathing. 出典:123rf

仕事が常時順調に行くとは限りませんよね。とりわけ営業や商売をしていると、業績に波があります。その波を上手く読めば、仕事は儲かります。これって、漁師が潮を読むのに似ています。これが読めないと漁はできません。亀は塩椎神(しおつちのかみ)ゆえ、潮をつかさどっています。ゆえに、仕事運を上げてくれる開運グッズとなったのです。

まとめ

亀は長生きなので、長寿に良いです。また、潮を読むことから、金運や仕事運にも良かったです。縁起が良い動物で、幸運や運気にも良かったです。特に金色の小さな亀のグッズを財布に入れておくと、金運がアップします。

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