私は今、とてもわくわくしています。それはなぜだと思いますか?

私が憧れる「マンタ」のことをご紹介するからです!筆者のわくわくなんてどうでもいいよーって声が聞こえてきますが、そこは華麗にスルーさせていただきます。

憧れるとは言え、私は彼らのことを大きくて雄大に泳ぐということしか知りません。皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。

マンタの正式名称はオニイトマキエイ?

マンタは実はエイの仲間なのです。私は最初、マンタというエイとは違う種類の生物だと思っていました。ですが、マンタは世界最大のエイということを知りました。

そして、これまでマンタはずっと1属1種だとされてきましたが、実は2種類いることが分かり、2009年にそれぞれ標準和名が決まりました。最初に統一されて呼ばれていたのは先ほどご紹介した、「オニイトマキエイ」。

そして新たにつけられた名前が「ナンヨウマンタ」。ナンヨウマンタは日本でも見られます。

2009年ってつい最近のことで驚きました。

この2種類の見分け方は、背中やお腹にある模様の違いです。私なら単純に個体別の個性かなと見落としてしまうんじゃないかというほど、よく観察しないと分からないと思います。発見された方はすごい!

マンタはダイビングで人気者

ダイバーの憧れの大物生物の代表格と言えば、なんといってもマンタでしょう!大海原を優雅に泳ぐ姿はとてもかっこよく、私もダイビングをしますが、是非自分の目で見てみたいです。

マンタは人懐っこくて好奇心旺盛な生物と言われています。ですが、その一方で年々増え続けるダイバーによって、姿を現さなくなってしまう恐れもあるそうです。

そのため、それぞれダイビングショップではルールが設けられています。

例えば、

・触らない
・追いかけない
・根の下に着底して姿勢を低くして観察する。

など。

ダイビングをする際には野生生物の世界にお邪魔するという気持ちを忘れないようにしたいですね。

どこのダイビングスポットで見られる?

日本には世界的にも有名なマンタスポットがあります。それは石垣島の「川平石崎マンタスクランブル」。なぜここにマンタが集まるかというと・・・詳しくは分かっていないそうです。

ですが、このポイントがマンタのクリーニングステーション(身体についた寄生虫をベラなどの根魚に食べてもらう)になっているからではないかと言われています。

特に秋になると遭遇率も個体数もアップし、10~20枚ものマンタに遭遇することもあります。

そして、このポイントのいいところは他にも。ここに行けばほぼ見られることや、マンタウォッチングポイントにしては透明度が良い、水深が浅く(10~16m)、ホバリングするので(同じ場所でゆっくり回る)長い時間観察出来ることです。国内はもちろん世界的にもトップレベルのマンタスポットです。

またマンタは一年中いますが、海が時化るとダイビングは出来ません。最適な時期は6月から8月。9月もよほど運が悪くない限りは行くことが出来ます。

その他にも西表島小浜島、黒島や、小笠原諸島などでもマンタと出会うことが出来ます。

国内でたくさんのマンタに出会うことが出来るなんて嬉しいですね。

マンタにくっついているコバンザメ

大物の生物にはよくコバンザメがくっついているのを見ます。コバンザメが大物につく理由には移動が楽、餌のおこぼれがある等があげられます。

マンタについているコバンザメにおいては、マンタの総排泄腔からお腹の中(正確には腸の前の部屋)へ入り込むことがあるそうです。

なんてことだ!でもそれを許すということはマンタにとっても良いことがあるんでしょうね。コバンザメは身体についている寄生虫や、マンタの排泄物を食べることもあるそうです。

マンタにとっては小さいなお医者さんの役割があるのでしょうね。

マンタの生態

ダイビングで見られるマンタは体の幅が3~5mほどですが、最大のもので、6~7mにもなります。3~5mもすごいですが、もし海で7mものマンタを見たらそれはすごいでしょうね!ちょっと想像をはるかに超える大きさにビビッてしまうかもしれない…。

マンタの主食はオキアミなどのプランクトン類です。

そしてマンタは魚では珍しく、交尾をして出産をします。妊娠期間は約1年で、体長1mほどの子どもを1~2匹産みます。メスが卵を体内で孵化させて子を産む、卵胎生です。

1年間もお腹の中で守るとは、長いですね!その分、出産時の子どもも大きく生存率も上がるのかな。

生息地は全世界の亜熱帯から熱帯の海とされています。ダイビングで見られる個体は沿岸サンゴ礁域の浅い海が多いのですが、水深数百mの深海域まで潜ることも。

またマンタは食べ物が豊富な海域を求めて世界中の海を泳ぎまわり、数千キロもの距離を回遊すると考えられてきました。ですが、近年の研究でそれは間違いであり、マンタは短い距離を行ったり来たりすることを好み、遠くまで移動する習性は持っていなかったことが分かりました。

このことはとても重要なことで、回遊しているマンタを年に10匹獲ることと、そこに留まっているマンタを年に10匹獲るのとでは、同じ10匹でもだいぶ違います。同じ群れから多くのマンタを捕獲してしまっているということです。

マンタは国際自然保護連合のレッドリストに指定されているのですが、中国医学で用いる薬の材料として需要が高く、狙われてしまうことも多いそうです。

回遊していないということが分かり、保護の方法も見直されているようです。

まとめ

ただただ憧れていたマンタ。あの姿を海の中で見てみたいと思ったのが憧れたきっかけですが、2種類のマンタがいるということや、回遊魚ではないということ、出産をすることなど面白いことがたくさんでした。

いつか石垣島へマンタを見に行きたいと思います。