メダカの水槽の水換えの方法。その頻度やタイミングは?状態を見て!環境の変化を少なく

メダカを飼育している人の中には、まだ飼い始めたばかりで、水換えの方法がいまいちよくわからない人もいるのではないでしょうか。水槽の中の水の交換はポンプを使って行います。どんなポンプで、どんな手順で行えばいいかをチェックして、水槽を綺麗な状態に保ってあげましょう。 ここでは、メダカの水槽の水換えを、ポンプを使って行う方法についてお伝えします。季節ごとの水替えの頻度についても説明します。

メダカの水槽の水換えの準備

隣に水を準備して、水温も計っている。

メダカを飼育していると、必ず必要になるお世話が「水換え」です。自然界のように放置していても水質が安定し続けているなら良いのですが、水槽での飼育ではそうはいきません。

ポンプを使って水を汲み上げることになります

ペットショップで買ってきたポンプ

基本的には水を吸い上げられれば良いので灯油ポンプや100円ショップで売られているようなポンプでも可能です。
しかし、おすすめはやはりペットショップで販売してある水換え専用のポンプです。

安価なポンプは吸い込む力が弱く、砂利の隙間にある汚れを上手く吸い上げられない場合も多いです。また、専用ポンプには砂利を吸い込まないように網目のようなものがセットされていますが、灯油ポンプにはそういった部分が無いので、汚れだけではなく砂利自体も吸い上げてしまう可能性があります。

専用ポンプでは無いものを使う場合には、ポンプに砂利を吸い込まないように網を取り付けるなど使い方を工夫する必要があるでしょう。

水換えを行なうためには、ポンプとセットでバケツも必要になります。水槽の半分程度の水が入るバケツも合わせて用意してくださいね。

あらかじめ飼育水を準備

汲んでから、置いてある。スポイトと計量カップも入れてある。

メダカの水槽の水換えを行う時には、ポンプの他にも用意するものがあります。それは、「飼育水」です。

メダカの水槽には新しい水を加えることになりますが、水道水をそのまま加えることは出来ません。まずは、その中のカルキを抜く必要があります。カルキを抜くためには、バケツなどに水を貯めて、日の当たる場所に半日~1日置いておきましょう。また、カルキ抜き剤を使うという方法もあります。カルキ抜き剤はペットショップやホームセンターなどでも売られています。

用意した飼育水には少量の塩を加えておきましょう。塩分濃度は0.3%前後です。水1Lに対して塩3g程度の量です。

カルキ抜きした水を使うためには、もう一つやらなくてはいけないことがあります。それは、温度合わせです。メダカにとっては、温度が急激に変化することは大きなストレスとなります。ストレスが原因で病気になることもありますから、ぜひ手を抜かずに行って欲しい工程です。

水温を測定している。

水槽の水の温度と、水換えに使う水の温度を合わせておきましょう。温度を揃える方法は、水槽の隣にカルキ抜きした水を置いて、半日程度待つだけです。確認のために、きちんと両方の水温も温度計で測定しましょう。

ポンプを使ってメダカの水槽の水換えをする方法と手順

桶に掃除用の網が入っている。

では、早速水槽の水を抜いて交換する方法をご紹介します。まずは事前に用意するものからご紹介しましょう。

用意するもの
  • 水換え用ポンプ
  • バケツ(水槽の半分程度の水が入る大きさ)
  • プラスチックケース
  • カルキ抜きして温度合わせした水(水槽の三割程度の量)

可能であれば、元の飼育水を小さなプラスチックケースにいれて、そこのタモを使ってメダカを丁寧にすくいあげて入れて、移しておいてあげます。また、水温を変化させないために、元の水槽にその小さなプラスチックケースごと入れておきます。そうすると、より環境の変化が少なくて済みます。

水の抜き方

桶に入っている黒いソイル

水換え用ポンプを使って水槽の水を吸い上げます。この時に、底砂(ソイル)をトントンと叩くようにして、底砂の中の汚れも吸い取るようにしましょう。底砂の中には食べ残した餌や糞などが紛れていて、想像以上に汚れています。

汚れを吸い取りながら、水槽の25%~30%程の水を汲み出します。

すべてを交換してスッキリしたいところですが、水を替えるのは水槽の水の25%~30%程度までにしておきます。また、よほど汚れているなら別ですが、水換え頻度は1週間から2週間程度を目安に行いましょう。

滝系 紅帝 ヒレ長

たとえ水が綺麗になるのだとしても、メダカにとっては水質が変わることは悪影響となってしまいますから、水の抜きすぎには注意しましょう。

新しい飼育水を入れる方法

王妃という種類のアルビノのメダカ

メダカの水槽の水を抜いた後には、新しい飼育水を加えます。

加える水はさきほどご紹介したように、カルキ抜きと温度合わせを済ませておいてくださいね。メダカにとっては水質の変化だけでなく、水温の変化も大きなストレスとなります。加減のわからない始めのうちは、特に慎重に行うのがおすすめです。

カルキ抜きして温度合わせした水を入れる時には、出来るだけ水流がおこらないように、優しくゆっくりと入れましょう。

ポンプには水流調整出来る物もありますから、汲み出すだけではなく、入れるときにも便利ですよ。

水流調整出来ないポンプなら、小さめの容器に水を汲んでから移すと良いでしょう。また木の板やスポンジを水槽に浮かべて、そこに水が当たるよう入れる方法もおすすめです。木の板やスポンジが逃げてしまうので手で抑える必要がありますが、強い水流がおこらないので、メダカにストレスをあまりかけずに済みますよ。

基本的にはメダカにとって優しい方法であれば、どのような入れ方でも構いません。最後に、もし他のプラスチックケースなどにメダカを移しておいた場合には、水温が同じであることを確認して飼育水ごと水槽に戻します。

注意点!ポンプの使い方に気をつけて
水を交換して濁りが消えて、透明になった。

メダカの水換えでポンプを使う場合には、注意して欲しいことがあります。

一般的にポンプを使って水換えを行う時には、メダカを他の容器に移したりはせずにそのままの状態で行います。ですから、水換えポンプを使って水を吸い上げていると、ポンプにメダカが寄ってくることも多いです。その様な時には、そっと移動しましょう。間違ってポンプでメダカを傷つけたり、吸い込んでしまわないように注意してくださいね。できたら、先ほど述べたように、プラスチックケースなどに元の飼育水をいれて、そこにメダカを移しておいてください。

もう一つ注意して欲しいのがカルキ抜きです。カルキ抜きする時には水道水をバケツなどに貯めて1日程放置するのが一般的です。しかし、突発的な用事で水換えできなくなってしまうという場合もありまえますよね。翌日なら問題無いと思いますが、そのまま数日経過してしまうと水も傷んでいる可能性がありあます。特に夏場などは傷みやすいので注意が必要です。延期するなら翌日までとして、それ以降後に行なう場合には、新しく水を汲んでカルキ抜きしてくださいね。

季節ごとの水替えの頻度は?

夏場に水槽を窓際など直射日光の当たる場所に置くと、水温が上がり過ぎる。特に黒い水槽は熱を吸収しやすい。

5月から夏の8月までは、一週間に一度程度の水替えが必要になります。また気温も高くなり、水の蒸発量も増えてくるため、減少した分の補給も必要です。蒸発して塩分が濃縮して濃度が上がるため、追加するカルキ抜きした水には塩は加えません。

秋の9月から11月までは、二週間に一回程度になります。

冬の12月から2月は、ほとんど水替えの必要はありません。冬眠している場合は、できるだけそっとして、環境を変化させないようにしましょう。

春の3月から4月は、また二週間に一回程度の頻度となります。

適切なタイミングは?状態を見て交換しよう

楊貴妃(半ダルマ)お迎えして、水合わせをしたばかりなので、まだ、水が透き通っている

飼育水やメダカの状態によっても交換が必要となってきます。

餌の入れすぎなどで濁った時
餌の入れすぎで水が濁っている。黒いソイルの上にも餌が沈殿している。

餌を入れすぎると、食べ残して、余った餌が沈殿します。それは濁りの原因となります。そうして水が白濁したときは交換しましょう。ソイルの中にも沈殿しているので、スポイトやポンプでソイルも掃除する必要があります。

飼育水が薄い緑色で鮮やかなグリーンウォーターであればいいのですが、その緑色が暗く濃くなって濁ってきたら、交換のタイミングです。

メダカがあまり餌を食べなくなってきた時
グリーンウォーターの中にいる餌のミジンコ

餌を水面に浮かせても、すぐにメダカが寄ってきて食べなくなったら、水質が悪化していることが考えられます。また、そういう時は食べ残しも多くなり、残った餌の沈殿も多くなります。

水草が枯れてきたり、巻貝が増えてきた時
増えすぎて大小さまざまのピンクラムズホーンという巻貝。

冬になって水温が低下するなど、季節によって水草は枯れたりしますが、それ以外で枯れてきたら水質が悪化しています。また、水質が悪いと巻貝が増殖しやすいです。

まとめ。できるだけ環境の変化を少なくしよう。

水槽の中の幹之という種類のメダカと水草のオオカナダモ、アヌビアスナナ。水温計も設置してある。

メダカの水換えは、慣れてしまうとさほど難しい作業ではありません。

新しい水はカルキ抜きをして、少し塩を足して、できるだけ元の飼育水と同じ環境にしましょう。水温を同じにすることも重要です。また水を混ぜるときは、ゆっくりしましょう。そのようにして、環境の変化をできるだけ少なくしましょう。

季節ごとに頻度はことなりますが、濁ったり、メダカがあまり餌を食べなくなったりした時にも水替えをしましょう。メダカの住みやすい環境を目指してくださいね。

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