メダカの水の作り方。あら塩が重要!ソイルは慎重に。養殖場では常に良い環境にしている

  • 2022年5月5日
  • 魚類
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販売養殖店を訪れた際、ペット用品店に行って準備することと、

水を一週間くらいかけて作ってくることを言われました。

現在、国内ではメダカは絶滅危惧種となっています。その原因の一つには水質汚染もあります。

できるだけ暮らしやすい環境で育てたいです。水道水をそのまま使うわけにはいかないので、まずは水をつくることとしました。

その紆余曲折や試行錯誤を述べていきます。

養殖販売店で言われたこと

右下の大きな水槽で飼育用の水を作っている。

養殖販売店に行けば、水槽から餌まですべてのペット用品が売ってあると思っていましたが、間違いでした。まずは、一週間かけて水を作ってくるように言われました。その養殖場では大きな水槽でまとめてメダカ飼育用の水を作っていました。その中では、確認のための金魚が泳いでいます。各水槽にはオオサンショウモが浮いていて、ピンクラムズホーンという貝がのそのそと歩いています。

「塩分濃度は0.3%くらいはあったほうがいいよ。それも天然のあら塩で」とも言われました。

この養殖場の環境をお手本にして水を作っていきます。

水を作る

まずは20Lの水槽で作ってみました。これから順番に説明していきます。

①底床材を洗う。何度も丁寧に!

紙皿に入れた大磯。ゴミが浮き、濁っている。

まずは底床材の大磯を洗っていきます。何度洗っても濁りが薄まらないから、お米を研ぐように何度も丁寧に洗います。混ざっているゴミも浮いてくるので取り除いていきます。

大きなプラスチック容器で大磯を洗っている

大きい容器で洗うと早いです。

黒いソイル

ソイルは洗わないで使うように書いてあることが多いです。この黒土玉は洗うと色が墨汁のように真っ黒になります。それが落ち着いて澄んでくるまで時間がかかります。

②水槽に底床材を入れる。重い大磯を先に入れよう!

20Lの水槽に洗った大磯を入れた

水槽の中に、勾配を付けて、まずは大磯を先に敷いてみました。重みがあり安定感があります。

黒土玉を入れた

その横に黒土玉を入れました。粒が2mm~3mmと小さく軽いため散らばって安定感がないです。直接、水を注ぐと、このソイルが舞って、黒く濁ります。

大磯と黒土玉を入れて、外掛け式フィルターと水温計も付けた。

なんとなく、環境が整ってきました。

③水を注ぐ、ソイルは慎重に扱おう!

大磯のあるほうから注いでいく

水槽の大磯のあるほうにタライでゆっくりと水を注いでいきます。黒土玉などのソイルに乱雑に水をかけると、ソイルが舞って濁ります。大磯は安定感があって役に立ちます。ソイルのみの場合はスポイトなどを使って、ゆっくりと慎重に注ぎましょう。

④水草を設置。好みのデザインで!

アヌビアス・ナナ

水草を好きなデザインで設置していきます。メダカの場合、沈む水草としてはオオカナダモやアヌビアス・ナナが無難です。

オオカナダモを設置して水を七分目くらい入れた。水温計も設置。

オオカナダモも設置して、さらに外掛け式フィルターの水中ポンプが浸かるくらい水を注いで、水温計も設置しました。浮く水草のマツモも入れてみましたが、フィルターの水流で回転して、細々とちぎれてしまいます。またフィルターの目詰まりの原因にもなります。そのため、マツモは使わないことにしました。

浮く水草はオオサンショウモが良いです。

⑤水質調整剤を入れる。ちゃんと計測して!

カルキ抜きとキャップ

まずはカルキ抜きを入れます。説明書に何ml使うか書いてあるため、ちゃんと計測して、その通りの量を入れましょう。だいたいキャップ一杯が5mlです。この場合20Lの水に対して5mlのカルキ抜きを使うことになっています。今は15Lほど水槽に入っているので、キャップ四分の三ほどカルキ抜きを入れます。かなり粘度の高い液体なのでこぼさないように注意しましょう。

バクテリア剤とキャップ

次にバクテリア剤を入れます。これは水10Lに対して8ml入れます。今は15L入っているので、12mlほどのバクテリア剤を入れます。フィルターや底床材にバクテリアが定着して、アンモニアや亜硝酸、不要な有機物を分解してくれます。

⑥あら塩が重要。ミネラルが豊富!

45gの「あら塩」

養殖販売店の店主に「あら塩」を入れるようにと教えてもらいました。メダカの体内の塩分濃度は0.9%です。0.3%から0.5%くらいが飼育するのにちょうどよいです。粗塩にはカリウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。そのミネラルも重要です。精製した塩だとミネラルが少ないため、あら塩を使うことが重要です。きちんとクッキングスケールであら塩の重さを計って入れます。15Lの水に45gの粗塩を混ぜると、0.3%の濃度になります。

⑦フィルターを作動。浮く水草は流れによってくる!

やっと、こんな感じになりました。水質調整剤を入れても見た目は変わらないですけどね。黒土玉を雑に扱ったせいで、少し黒く濁っています。フィルターを作動させて、時間がたつと澄んできます。

外掛け式フィルターから水が流れ落ちてくる

フィルターからの水流です。水面からの落差にもよりますが、結構強い流れなので、小さなメダカさんたちにとっては大丈夫なんでしょうか?

浮く水温計やマツモが滝によってくる。

マツモや水温計を浮かべていると、それらが水の流れによってきます。その流れでマツモが回転して、千切れます。マツモは入れないほうがよさそうです。

澄んできた

フィルターを作動させてから時間がたちました。やっと、黒いソイルで濁った水が澄んできました。

⑧ライトをつけて一週間待つ。蓋もしよう!

LEDライトを点灯

ライトもつけてみました。水草の育ちが良くなります。

水も澄んでいて、いい状態です。この状態が続くといいのですが。

大きなプラスチック容器に入れて一週間待つ

地震などでガラス製の水槽が割れたりしたらいけないので、念のため大きいプラスチックケースに入れて、一週間まちます。蓋もちゃんとしておきましょう。フィルターの水流で意外と水が飛び散っています。

次の日

一日後の状態です。順調に水が育っています。アクアリウムとして立派になってきました。

この後、やっとメダカさんたちを自宅に迎えることができます。

養殖場では常に良い環境にしている

養殖場の大きな水槽と選別容器。金魚も泳いでいる。

養殖場には大きな貯水槽があり、そこでメダカ飼育用の水を一括してつくっています。「あら塩」を0.3%~0.5%入れておくことが重要だと、店主から言われました。エアレーションもしてあり、金魚も泳いでいます。フィルターは必要ないと言われました。ただ、「フィルター内でバクテリアが育つから、その意味はある」とも教えてもらいました。常に良い水を作って、各水槽に分配しています。

そのため、各々の水槽ではフィルターや底床材は必要なく、一匹のピンクラムズホーンという貝とオオサンショウモが入っているだけです。こんなに良い環境で育つメダカさんたちは幸せですね。

私も見習って、交換用に大きなプラスチックケースで作り置きしておく

大きな黒いプラスチックケース。中にはブクブクも沈めてある。

結局、自分も見習って、水槽以外に大きなプラスチックケースで予備の水を作っておくことにしました。準備するのにフィルターは必要ないですが、やはりソイルを雑に扱い濁らせてしまったため、フィルターを設置しました。バクテリアも育ちやすくなります。水草もいれて育てておきます。今後、使用予定の投げ込み式フィルターも入れて慣らしておきます。できるだけ養殖場に近い環境でメダカを育てていきます。

まとめ

メダカを飼うためには、まず一週間くらい前から、水を作っておかないといけません。水道水をそのまま使うわけにはいきません。黒いソイルで黒く濁ったり、マツモが千切れて粉々になったりと紆余曲折がありました。ミネラル補給のため「あら塩」も重要でした。試行錯誤した結果、やはり養殖場のような環境が良いと考え、大きなプラスチックケースで予備の水を作っておくことにしました。これで、メダカさんたちに負担やストレスをあまりかけずに、水交換や掃除ができます。これでやっと、養殖販売店に行って、観賞魚としてメダカさんたちを買って、家に迎える準備ができました。

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