ニホンイシガメ

亀が登場する童話は「浦島太郎」などたくさんあります。それはニホンイシガメ(英語ではJapanese pond turtle)のことでしょう。

また、ニホンイシガメの生態や生息域、ゼニガメの見分け方、飼育方法、生息数が減少している現状なども調べていきます。まずは、生態から調べていきましょう。

ニホンイシガメの生態

一番わかりやすいのは、手にオレンジ色のラインがあることです。また、瞳や腹甲が黒いです。

メスのほうが大きく育ち、22cmほどの体長にまでなります。オスは育っても、15cmほどです。メスは腹甲が大きい割に尻尾が細くて短いです。オスは腹甲が小さい割に尻尾が太く長めです。

野生では、冬になると、岩の下や、枯葉の下などで冬眠します。

こちらは、淡路島の野生のニホンイシガメの生態や写真などについての本です。

ニホンイシガメの生息域

泳いでいるニホンイシガメ

主に、本州や四国、九州の河川や池、沼地などに生息しています。もちろん、ニホンイシガメは日本の固有種です。固有の亀を総称して和亀ともいいます。

河川の工事や周辺の土地の開発などにより、年々、ニホンイシガメの生息地は狭まっています。

「ニホンイシガメ」と「クサガメ」の子亀である、ゼニガメの見分け方

ゼニガメ(ニホンイシガメの子亀)

幼体のときは銭に似ていることから「ゼニガメ」と呼ばれます。クサガメの幼体もゼニガメと呼ばれます。それでは、どうちがうのでしょうか?

同じゼニガメでも、ニホンイシガメの幼亀とクサガメの幼亀では違いがあります。 尾が長くみえるのは、どちらも共通しています。

上の画像でも、ニホンイシガメの子亀のゼニガメには、しっかりと黄色の腕のラインがあります。

クサガメの子亀は、やはりクサガメらしい顔をしています。クサガメの子亀であるゼニガメについてはこちらも。

ニホンイシガメのアクアリウム(アクアテラリウム)での飼育方法について

ブロックに上ってライトの下で甲羅干しをするニホンイシガメ

ペットとして水槽で飼育することは可能です。

アクアテラリウムとしては、水場にブロックや岩を置いて、陸場を作ります。陸場に人工芝を使用することもあります。人工芝だと餌が入って、掃除が大変になることもあります。なので、木の板や石板などを使用することが多いです。

飼育するさいは、頻繁に水の交換をします。できないときは、ろ過装置が必要になります。亀用のフィルター。

また日光浴も頻繁にさせてあげましょう。どうしてもできない場合は、紫外線ランプが必要になってきます。爬虫類用の紫外線ランプ。

冬は冬眠をします。大事に育てていきたいところですね。飼育する際はヒーターを用いて、冬眠しないようにすることが多いです。爬虫類用のヒーター。

底床が木の板の水槽にいるニホンイシガメ

ニホンイシガメの餌は?野生では何を食べる?

飼育下では餌としては、水ガメ用配合飼料に加えて、乾燥エビやアカムシ、水草類を与えます。亀用の配合飼料。

野性では、ニホンイシガメは雑食で小魚や昆虫、エビ、貝類、ミミズなどに加えて、水生植物の藻や陸上の野菜なども食べます。結局、雑食です。。

ニホンイシガメの価格は?

ペットショップなどで、値段は6千円~8千円ていどです。

ぜひアクアリウム(アクアテラリウム)でニホンイシガメを飼育してみてください。

ニホンイシガメの寿命は?

野生下では、ニホンイシガメの寿命は20年ほどです。飼育下では30年ほどとなります。もしペットとして飼うと決めたら、一生付き合うつもりでいましょう。

いりいろな亀の寿命やギネス級に長生きした亀についてはこちらも。

ニホンイシガメの生息数が減少する原因は?

ニホンイシガメ

河川周辺の開発や護岸工事などにより、ニホンイシガメの生息域が減少したことや、水質の汚染などのため、生息数が減少しています。また、外来種であるミドリガメ( ミシシッピアカミミガメ )が増えていることなども、ニホンイシガメの生息数が減少する原因です。

なので、ニホンイシガメは準絶滅危惧種となっています。

こう考えると、人為的な要素が大きいと思えてきます。

ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)についてはこちらも。

最後に

ここまで、ニホンイシガメの生態や飼育方法、生息数が減少していることなどについて書いてきました。

ゼニガメの見分け方は意外と簡単でしたね。

護岸工事や開発、水質の低下などによって、ニホンイシガメの生息数が減少しているのは悲しいことです。

ぜひ、アクアテラリウムなどを作って、ニホンイシガメを飼育してみてください。亀はペットとして一生付き合うつもりで飼いましょう。