ケージ内で反復横跳びやバック転を、シマリスが繰り返すことはありませんか?これは常同行動でストレスが原因として考えられるようです。
そんなときは部屋んぽ(ケージから外にでて部屋の中を散歩すること)をしましょう。
ケージから外に出して、思いっきり遊ばせてあげることも必要です。
行動範囲の広いシマリスは部屋んぽをすることにより、ストレス解消になります。
また、ケージに戻るためには、飼い主に懐いていないといけません。
部屋んぽをする前の準備や確認、ケージに戻す方法、なつく飼育方法などについて説明していきます。
好奇心旺盛で行動範囲が広いので、部屋んぽは決められた場所で

好奇心が旺盛なシマリスです。
新しいものや、珍しいものに興味津々です。
どうやって使うのか、どうやって遊ぼうかと、考えます。
ケージ内なら安全ですが、ケージの外に出した場合、危険な点がたくさんあるので注意しましょう。
行動範囲が広く、動き回るシマリスは部屋んぽが大好きです。
野生下では、70cmほどの樹木間でも跳ぶことができるらしいので見失ったら大変です。
カーテンレール、エアコンの上なんて平気で移動します。
見失ってしまわないように、シマリスとの部屋んぽは決められた部屋でしましょう。
外に出す前に、準備や確認をしましょう

部屋んぽをする前に部屋の中を確認や準備などの対策することが必要です!
危険なものはないでしょうか?危ない場所はないでしょうか?
また、シマリスは、狭い場所にも入ります。
準備したり、確認すべきことの一覧です。
- 窓の戸締りは大丈夫ですか?確認しましょう。シマリスは小さくて身軽、簡単に外に飛び出してしまいます。
- シマリスは狭い場所に入り込んでしまいます。家具の裏に害虫用の薬品は置いてありませんか?確認しましょう。
- 電気コードを齧ってしまって、感電してしまうかもしれません。電気コードを片付けておきましょう。
- 家電などの隙間はありませんか? 家電なども片付けておきましょう。
- 観葉植物など置いたままにしていませんか?毒性のある植物もあるので注意が必要です。観葉植物も片付けておきましょう。
シマリスは、壁や家具も、もちろん齧りますので、覚悟の部屋んぽを・・・

カーテン越しのワイヤーラックによじ登り中。
失敗談として以前、我が家では、シマリスがガスコンロの下に入り込んでしまって泣きそうになりました。
それからは、家具や家電の隙間をなくすことを徹底しました。
これで大好きな部屋んぽを、心おきなく楽しめます。
部屋んぽ後に、ケージに戻す方法。

とにかくじっとしていないシマリスなので、部屋んぽの後もケージに戻すのが大変です。
部屋んぽ中は目を離さないことが大事ですが、決して追いかけまわしたり無理やり掴んだりしないでくださいね。
まずは、部屋んぽさせる前に十分コミュニケーションをとり、仲良くなっておきましょう。
シマリスが飼い主に懐いていないと、「部屋んぽ」はできません。
シマリスをケージに戻すためには、飼い主になついていることが重要です。
なつく方法は?

まずは「部屋んぽ」させる前に十分コミュニケーションをとり、仲良くなっておきましょう。
毎日、エサをあげる時などには声をかけ、慣れてきたら手からおやつをあげてみる。
体を触らせてくれるようになるまで、少しずつ時間をかけて接していきましょう。
指をクンクン・・・この人は安全かな?

声かけ、安心感、大丈夫。シマリスの方から寄ってくるようになります。
慣れてくると指をクシクシしてくれますよ。

とにかく人によく慣らしておけば、おやつを使ってケージに戻すこともできます。そして、寄ってきて飼い主さんの手の上で餌を食べたり、眠ったりしてかわいいです。肩の上に乗ってきて、ずっとその場所から離れないです。
おもちゃでストレス解消

ケージ内でもできるだけ回し車やおもちゃなど、シマリスが動き回れる空間づくりを心がけましょう。
また、時々、ペット用品のレイアウトを変えてみるのもいいですね。
シマリスのストレスも解消し、仲良く暮らすことができて、飼い主に懐きます。
まとめ
シマリスは行動範囲が広くて、動き回ることが大好きでした。
そのため、部屋んぽをするときは、部屋の中を確認しましょう。
家具や家電の隙間をなくすなどの準備も必要ですた。
部屋んぽを楽しんだあと、シマリスがケージに戻るためには、飼い主に懐いていることも必要でした。
おやつ等を使って、ケージに戻すこともできます。
ストレス解消に、部屋んぽをしましょう。