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【武井壮も死を覚悟】恐怖の巨大生物ヘラジカ!最大体高がヤバい!!

あの武井壮をビビらせ、百獣の王を目指し始めたきっかけとなった巨大な鹿がいます。アメリカでは毎年、多くの人をびっくりさせてきました。それが、超巨大生物のヘラジカです。今回はそんな化け物じみた動物について、エピソードを交えて生態とそのデカさをお伝えします。

ただの鹿と思ったら甘い

Western bull moose standing on asphalt road. 出典:shutterstock

性格から。まずはこちらのネット上の動画をご覧ください。

半端ないですよね。まだ鹿が小柄だったらかよかったですが、もうちょいデカイやつだったらどうなってたものか・・・。個人的にはバカでかい奴が、積もった雪の上を颯爽と駆け抜けていくのが印象的でした。ハンターも怖くないんですかね。初めて会った時は、きっとオシッコちびってたことでしょう。性格をまとめると、普段は大丈夫だが、親子でいるときなどは特にピリピリすることでした。アメリカやカナダの森林地帯や登山に行った時は気をつけてくださいね。というか、一人では雪の森林とか山には行かないようにしましょう。では2つ目です。

道路を渡る。

moose crossing road to seven devils near riggins idaho. 出典:123rf

そこをあの巨大なヘラジカが道路を横切ろうとするのです。車やバスとの大きさの比較から、どんだけデカイかが伝わってきます。まさに「やべえ、やべえ!」です。後述しますが、大きいものは1トン近くなります。それが道路に立っているのです。徐行しないといけないです。まあ、生息地である森林地帯を横切るように道路をつくるほうがよくないんでしょうけど。交通標識は、日本では鹿に注意という意味です。北欧ではむしろ車のほうが危ないという意味みたいです。また、昼間は明るいため大丈夫なようですが、夜になると確認しづらいため、よほど注意して道路を見ていないといけないです。くれぐれも気をつけてください。ここまでで、寒冷地の森林地帯の鹿のすごさと、森林を散歩したり、運転したりするときの注意が伝わったと思います。

武井壮との関係。

Moose, walking through resort condos, ,[Alces alces] Grand Teton National Park Wyoming. 出典:123rf

武井壮が百獣の王を目指し始めたエピソードを話そうと思います。どちらかというと、その凄さより武井壮のワイルドさに驚いたかもってくらいですが笑。

出会い。

タイガー・ウッズの影響を受け、ゴルフプロを目指し、当時アメリカ留学中だった武井壮です。そんなある時のことでした。当時体重が重くなっていた武井壮は、減量のために近くの森をジョギングしていました。そのとき!とんでもないデカさのヘラジカが現れたのです。

「やべえ、やべえ!」と本気で思ったそうです。このツイートだけでなく、ラジオとかでも言っていました。ラジオとかでは、足がすくんで「やべえやべえ」としか思えなかったと言っていました。そんなことで、「ゴルフやってる場合じゃねー!」と思って、速攻でゴルフをやめたそうな。ワイルドすぎてついていけませんよね笑。というか、ゴルフはプロテスト受かるくらいの実力もあったらしいので、正直???ですわ。次は生態やその大きさについてです。

生態と最大個体

Bull Moose Crossing the Snake River in Grand Teton National Park in Autumn. 出典:shutterstock

生態に迫ってみましょう!

特徴。

デカイのが一番の特徴かもしれませんが、意外な特徴もあるのです。

・足が速い。

先ほどの動画にもありましたが、かなり早いですよね。時速に換算して、約時速50kmのスピードで走るらしい。

・泳げる。

Female moose getting a drink of water in a shallow river in the Grand Tetons. 出典:123rf

足が早いだけでなく、泳げます。しかも超得意。なんと、数kmも泳げます。さらには30秒ほど潜り続けることもできるとか。

・群れを作る。

夏は主に単独で行動するのですが、冬になると10頭ほどで群れを作るそうです。遭遇したらかなりやばめ。

・ツノはオスだけ生える&毎年生え変わる。

以外と知らないのですが、鹿の角は毎年生え変わります。そして、オスだけ生えます。基本的に冬になるともげるらしい。ここまででは、最強に思えますよね。

European Moose, Alces alces, also known as the elk. Wild life animal. 出典:123rf

名前がイケメン。ユーラシア大陸と、北アメリカでは呼び名が違いますが、どちらもイケメンです。

  • ユーラシアでは、elk
  • 北アメリカでは、moose

と呼ばれています。若干、ユーラシアでの呼び方がかっこいいですが、英語もなんか神秘的な気がしますよね。漢字では箆鹿です。ちなみに、アメリカでのエルクは次に大きい「アメリカアカシカ」のことを指します。ノルウェーでは国を代表する動物となっています。

大きさ

Full-grown moose bull (also elk, Alces alces) with big antler crossing road in Jasper National Park, Alberta, Canada in autumn season with colorful trees. 出典:shutterstock

ヘラジカはオスの方がメスより大きいです。

  • 体長 2.4m〜3.1m。大きいものだと猫ひろし約2人分。
  • 体高 1.4m〜2.3m。肩までの高さだけで、デカイやつはチェ・ホンマンよりデカイ!
  • 重さ 200kg〜825kg。横綱白鵬5~6人分です。

ところが、もっと大きな、ヘラジカがいる?!

最大は?

Moose bull with huge antlers walking through a thick bush in the woods of Glacier National Park, Montana, USA. Majestic Alces americanus in its natural habitat of American Rockies. 出典:123rf

平均的なオスで体高210cmくらいなのですが、写真で確認できる最大の体高はというと・・・、240cmといわれています。もしかしたら2.6mくらいはあるかもしれませんが・・・。木の高さがおかしく感じますよね。最初見た時は「合成だろ!」くらいの衝撃でした。山奥にも生息する生き物なので、もしかしたら人間が発見したことのないもっと大きいものもいるかもしれません。

食生活、餌。

草食です。

European Moose, Alces alces, also known as the elk. Wild life animal. 川の中で水草を食べている 出典:123rf

葉っぱや木の実を餌として食べますが、水の中に生えている水草も食べるみたいです。樹皮さえも食べるらしい。

寿命

Bull Moose During the Rut in Wyoming in Fall. 出典:123rf

ヘラジカの寿命は15年〜20年です。(もちろん10年くらいの個体もいます。)野生だと最長寿命は22年ほど。デカイわりには以外と平均的な動物の寿命くらいでした。

天敵はいるでしょうか?

どでかいですが、クマやトラ、そして集団でくるオオカミなどにはかなわないようです。今は絶滅の心配はないのですが、今後もどでかい姿のまま生き延びて行って欲しいものです。

生息地

Bull Moose crossing Snake River at Schwabacher Landing, Grand Teton National Park, Wyoming, USA. 出典:shutterstock

ユーラシア大陸北部から、北アメリカ大陸北部にかけての針葉樹林周辺に生息しています。日本よりちょっと高めの緯度のところに生息していますね。そこらへんの地域を旅行することになったら気をつけてください!

日本の動物園で見れる?

過去には、みさとワールド夢見ヶ崎動物公園やおびひろ動物園でヘラジカのエルクを飼育していました。また、かつて、金沢動物園ではムースを飼育していました。現在では、国内の動物園ではヘラジカを育てていません。

The giant North American brown moose in the zoo. 出典:123rf

どうしても見たければ、海外旅行して海外の動物園に行くしかありません。

ペットにできる?

先ほども述べたように、百獣の王の武井壮も近づけないほど、ヘラジカは危ない動物です。観光客もパドルボートに乗って遠くから川にいるヘラジカを見ています。そのため、個人でペットにすることは困難です。

まとめ
Antlered, resting bull moose in sagebrush and autumn grass against background of Teton Mountains in Grand Teton National Park in Wyoming, United States. 出典:123rf

最大体高が2.4mもある巨大生物でした。ヘラジカは武井壮の百獣の王を目指すきっかけになった生き物でもあり、国のシンボルとしても描かれているかっこいい動物です。アメリカやカナダ、北欧などに旅行して、「見たことがないからいつか見たい!」と思った今回の記事でした。

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