あくびするツシマヤマネコ

かなりかわいい猫のツシマヤマネコ(英語ではTsusima leopard cat)についてです。

各地の動物園でも大人気のツシマヤマネコです。

これから、ツシマヤマネコの生態や生息地、生息数、絶滅危惧種の原因のことなどについて調べていきます。また、目撃情報も!

ツシマヤマネコの生息地

出典:PIXTA

ツシマヤマネコはベンガルヤマネコの仲間です。10万年ほど前、日本が大陸と陸続きだったときに、ツシマヤマネコは渡ってきました。

その名前の通り、長崎県の対馬という島の森林に生息しています。昔は森林から、田畑や川に出てくることもありました。しかし、現在は野生のツシマヤマネコの個体数は減少しています。そのため、自然の中で、野生のツシマヤマネコをめったに見かけなくなりました。

生態について

寝ているツシマヤマネコ、尾が太くて長い  出典:PIXTA

ツシマヤマネコには丸い耳の後ろに白い模様があります。額のしましまもかわいいですね。

体長は大きいものになると80cmほどです。体重も大きいものだと5kgほどになります。シッポは太めで長いほうです。上の寝ている猫の画像からも、尾の様子がわかります。

かわいいツシマヤマネコの画像を探すと、太った猫をよくみかけます。

胴が長く、手足が短めの猫ため、太ったツシマヤマネコもかなりかわいいですね。下の画像も見てください。

少し太ったツシマヤマネコ

ツシマヤマネコはネズミや鳥、カエル、昆虫などを食べます。そのため、餌を求めて水辺や水田にもやってきます。消化を助けるために草を食べることもあります。

寿命

ツシマヤマネコがこちらを見ている

ツシマヤマネコは、野生では8年~10年生きます。動物園などでの飼育下では15年~20年ほど長生きます。動物園では、よほど大事に飼育されています。

次は生息数の現状についてです。

ツシマヤマネコの生息数が減少している

ツシマヤマネコが岩の上にのっている 出典:PIXTA

ツシマヤマネコは絶滅危惧種です。現在は対馬での生息数が70~100頭まで減少しています。対馬の南島では、ほとんど見かけなくなりました。絶滅危惧の状況が進んでいます。同じベンガルヤマネコの仲間のイリオモテヤマネコは、西表島に生息している固有種です。こちらも同じように絶滅危惧種です。イリオモテヤマネコについてはこちらも。

また、同じベンガルヤマネコ属の仲間の猫のなかでも、中心的存在にベンガルヤマネコがいます。ツシマヤマネコと同じようにかわいいベンガルヤマネコについてはこちらも。

また、1971年には、ツシマヤマネコは国の天然記念物となっています。

次は、絶滅に危惧となる原因についてです。

ツシマヤマネコが絶滅危惧種となる原因は?

出典:PIXTA

一番目の原因は、森林の開発によるツシマヤマネコの生息地の減少です。道路などの建設による森林の分断も原因となっています。

二番目の原因は、ツシマヤマネコは面積が狭い島に生息している固有種であるからです。島なのでもともとの生息域が狭いです。西表島のイリオモテヤマネコや奄美大島のアマミノクロウサギも島に生息している固有種なので、同じ状況です。アマミノクロウサギや絶滅危惧種であることについてはこちらも。

三番目の原因は、イノシシや鹿などの増加により、ツシマヤマネコの食べ物が減ったことです。イノシシなどがたくさん餌を食べてしまうんですね。

四番目の原因は、ペットとして犬や猫などを対馬に持ち込み、それらが野生化したことです。

ツシマヤマネコが絶滅危惧種となっているのは、やはり、人による森林の開発や森林環境の変化などの環境問題が原因です。

出典:PIXTA

さきほど説明したように、面積の小さい島に生息している固有種であることも、絶滅危惧種となる原因の一つです。

世界的にみると、ガラパゴス諸島の各島々にも固有種のガラパゴスゾウガメが生息しています。なかには絶滅したガラパゴスゾウガメもいます。ツシマヤマネコと同じように、島に生息し、環境問題などのため絶滅危惧種となっているガラパゴスゾウガメについてはこちらも。

次はおまちかねの目撃情報です。

目撃情報!

対馬の山の上からの風景 出典:PIXTA

対馬は小高い山々と複雑な入江があって、景色がきれいです。

その対馬の佐護にある田んぼの中でツシマヤマネコが目撃されました。これはぜひ見るべきです。

田んぼの中でくつろいでいます。ツシマヤマネコのしぐさがかなりのかわいさです。これも見ると、対馬まで旅行に行きたくなります。

日本でツシマヤマネコをみることのできる動物園はどこ?

目を閉じているツシマヤマネコ 出典:PIXTA

対馬野生生物保護センターで、一般公開されています。

対馬と同じ長崎県にある、九十九島動植物園森きららでもみることができます。子猫も誕生しています。

長崎県の隣の福岡県にある、福岡市動物園ではたくさんのツシマヤマネコたちを見ることができます。赤ちゃんたちもたくさん誕生しています。動画も公開されているので、ぜひみてください。かわいい子猫たちです。

動物園の飼育員さんたちも、頑張っています。

出典:PIXTA

ほかにも、沖縄こどもの国京都市動物園東山動植物園井の頭自然文化園よこはま動物園ズーラシア富山市ファミリーパーク那須どうぶつ王国などでも飼育されています。お近くに立ち寄られたさいは、ぜひ見に行ってください。

東山動植物園で飼育されているツシマヤマネコ

また、先ほどの京都市動物園では、同じネコ科のヨーロッパオオヤマネコも飼育しています。オオヤマネコは縄文時代に環境の変化のため日本からは絶滅してしまいました。ヨーロッパオオヤマネコについてはこちらも。

ツシマヤマネコは日本でもなかなか会えない珍しい猫となっています。

世界中には、ほかにもたくさんの種類の珍しい猫たちがいます。どの猫も、ツシマヤマネコと同じくらいかわいいです。そういった珍しい猫についてはこちらも。

アフリカ大陸の南部に生息している、世界一小さい猫はクロアシネコです。

そのクロアシネコも絶滅危惧種です。

ツシマヤマネコと同じくらいかわいいです。

おわりに

ツシマヤマネコはかなりかわいい猫ですね。動画を見てしまうと、対馬に旅行をしに行きたくなります。

対馬空港の愛称も対馬やまねこ空港です。また、旅行にいけなくても、動物園に行って、ツシマヤマネコをみたいです。

やはり、ツシマヤマネコが絶滅危惧種となる原因は、人による森林開発や環境問題などでした。