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ウサギフクロウはかわいい!ぴょこぴょこしている長い耳!

  • 2023年2月14日
  • 鳥類
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ほかの動物の名前がついた動物って色々いますよね。たとえば「ウシガエル」とか、「スズメバチ」とか。実はフクロウの中にもそういう名づけをされているのがいるんです。その名もウサギフクロウ。正式名称はタテジマフクロウ(英語ではStriped owl)です。一体どうしてこんな風に名づけられたのでしょうか?今回は、その生態などについて紹介していきますね。

生態は?

Striped Owl (Asio clamator) on the Trunk Tree also known as “coruja-orelhuda” from the Atlantic Forest, Brazil. 出典:shutterstock

ウサギフクロウの特徴は、なんといっても耳の長さ!……というと、とっても語弊があるのですが。フクロウには羽角という羽があります。どこにあるかというと、目の上や種類によっては目の下。これが、まるで耳のように生えています。その羽角がほかの種類に比べてぴんっと立っており、まるでウサギの耳のように長いため、ウサギフクロウと名付けられたのです!顔は林檎を縦に半分に切ったような形で、白っぽい色をしています。目はくりっと丸くて、真っ黒。くちばしは黒っぽいのですが、半分くらいは羽毛に覆われています。体の色は白をベースに、茶色や褐色のまだら模様です。ウサギの耳のような羽角をふよふよさせて、くりくりと首を動かすしぐさはもう超弩級の愛くるしさなんです!低空飛行が得意です。夜行性です。

生息地は?

ウサギフクロウはメキシコ南部、コロンビア、ベネズエラ、ブラジルなどの、開けた草原に住んでいます。草の上に巣を作って住んでいるんですよ。そういうところもちょっとウサギっぽいかも。

大きさはどのくらい?

ウインクをしている 出典:PIXTA

ウサギフクロウの体長はだいたい30~40cmほど。体重は350~600gくらいです。野菜に例えると、リンゴ一個が約300gなので、リンゴ二個分の重さですね。

餌は?

ウサギフクロウは、ネズミなどのげっ歯類や、小型のほ乳類、小型の鳥類などを餌として食べます。狩場も開けた耕地のような場所です。

寿命は?

Striped Owl (Asio Clamator). 出典:shutterstock

ウサギフクロウは中型種で、寿命はおよそ20~30年ほどです。可愛らしいのですが、飼育の難しい種類であることはあらかじめ知っておいたほうがいいでしょう;;

鳴き声は?

そんな愛らしいウサギフクロウ。その鳴き声はどんな感じなんでしょうか?いくつか動画をご紹介しますね。

こちらはヒナの鳴き声なのですが、「ピーヨ!ピーヨ!」と鳴いています。ヒナのころはウサギの耳のような部分はないのですが、その代わり体が薄茶色のもこもこで覆われています。ここからもこもこが抜け落ちて、だんだんと成鳥と同じ羽毛になっていくんですね。

出典:PIXTA

木製の台の上に、横を向いて、じっとしています。

飼うときに気をつけたいこと

基本的な飼い方はほかの種類と同じなのですが、性格の項目で言ったとおり、ウサギフクロウはとっても神経質です。環境が変わってしまったり、構いすぎたりするとおびえてしまい、関係性が悪化してしまうことも;;飼育するときは専用の部屋をつくってあげて、あまりそこから動かさずにしてあげましょう。

性格は?なつく?

出典:PIXTA

性格は気性が荒く、神経質と言われています。とってもかわいいので、ついつい構いたくなってしまうかもしれませんが、そこをぐっと我慢して、ゆっくりと関係を築いていきましょう。そうすると懐くでしょう。ちなみにどんな風に神経質かというと、とある場所にてウサギフクロウの写真撮影をしようとしたとき、その場所のもう一つの目玉である花と一緒に撮影しようとしたのですが、環境が変わっておびえてしまい、柔らかな表情は撮影できなかったという話があります。ですが、ここで腰が引けてしまった方に朗報です。とあるフクロウカフェでは、気性の荒さを逆に利用して、おとなしく人懐っこい子に育てたという例があるようです。もちろんヒナのころから人に馴れさせることは必要だとは思いますが、ウサギフクロウを飼育している方にアドバイスをいただいたり、カフェでお話を聞いてみたり、販売しているお店で店員さんと話し合ったりして、良好な関係を築いていきましょう。とってもとってもかわいいウサギフクロウ。きっと素敵なパートナーになるはずです。バードショーなどにもあまり出演しない種類なので、飼うときはウサギフクロウの落ち着くことのできる環境を用意したいですね。

値段は?

お店にもよりますが、だいたい35~50万円ほどです。ウサギフクロウは人気が高いので、どうしても値段はお高めになってしまいます;;

どこで販売されているの?

専門店や、猛禽類を扱っているペットショップなどで購入することができます。ネットで検索してみると、販売の手順や予約のしかた、お問い合わせ方法がそれぞれのお店で用意されていますので、そこからお問い合わせしてみてくださいね。

出会える動物園や場所

さて、これまでウサギフクロウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?「ちょっと気になるなぁ」「実際にどんな感じか見てみたい‼」という方のために、出会える場所をご紹介しますね♪

掛川花鳥園(http://k-hana-tori.com/)

静岡県にある鳥専門の動物園で、フクロウ愛好家の皆さんにはもはやテッパンと言って差し支えない場所!たくさんの種類をきれいな花々とともに楽しめる夢のような場所です。こちらにはウサギフクロウの「つむぎ」ちゃんがいます。羽毛がなめらかで、顔立ちのシュッとした美人さんですよ。こちらはイベントなどにも出演予定。その日の調子で予定が変更になることもありますので、飛んでいるところを確実に見たいというかたはまずはお問い合わせを。

フクロウのみせ(http://ameblo.jp/fukurounomise/)

元祖フクロウの店といえばこちら。東京の月島にお店があります。モリフクロウやメンフクロウ、アフリカコノハズク、ベンガルワシミミズクなど、さまざまなフクロウに出会えます。腕や肩に乗せての撮影も可能ですので、ぜひぜひ楽しい思い出を残してください。こちらのお店で飼育されているウサギフクロウは人なつこく、おとなしい性格なのだそうです。ですので、そういう風に育てるためにはどうすればいいか、相談してみるのもいいでしょう!

まとめ

長い耳がウサギみたいで可愛いフクロウでした。性格としては気性が荒い方ですが、雛のころから育てたり、飼育方法を工夫すると懐きました。とってもかわいいので、出会ったらめろめろになること間違いなし!

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