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キャットフードの選び方!お勧めも!必要な栄養とは?味も!

猫を飼育している時に悩むのがキャットフードの選び方。人間と同じで、猫にも餌の好き嫌いはあります。しかし、「健康で長生きしてほしい」と考えると、どんなものを選んでいいのか悩みますよね。この記事では、

  • 猫の餌に必要な栄養は?
  • ドライフードとウェットフードの違いや選ぶ基準
  • 療養食の考え方

についてご紹介します。愛猫ちゃんの長生きの為に、是非正しく選んでくださいね!

正しい選び方

Cute ginger cat on the wooden floor in the park. 出典:123rf

最近は店頭でも、キャットフードの種類がとても増えましたよね。価格も数百円の物から、数千円のものまで、豊富です。「商品が多すぎてどれを選べばいいかわからない。」と結構頭を抱えている方も少なくないはず。子猫の場合は、子猫用を迷わず選んでください。というのも…まだ顎の力が完全ではないため、成猫用のフードだと食べきれません。子猫のうちは、小粒タイプの物を!また、キャットフードを正しく選ぶためには「猫にはどんな栄養が必要か?」を知る必要があります。

餌に必要な栄養とは?

猫の餌に必要な栄養は、

  • 炭水化物(単糖、二糖、多糖、食物繊維)
  • 脂質(飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸)
  • タンパク質(アミノ酸)
  • ビタミン(脂溶性ビタミン、水溶性ビタミン)
  • ミネラル(鉄、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、ナトリウムなど)

です。人間と同じ六大栄養素になります。炭水化物あまり重要ではありませんが、『必須アミノ酸』は体内で生成することができないため、餌から摂取する必要があります。

  • バリン
  • ロイシン
  • イソロイシン
  • リシン
  • トレオニン
  • メチオニン
  • ヒスチジン
  • フェニルアラニン
  • トリプトファン
  • タウリン ★
  • アルギニン ★

この中でも、タウリン・アルギニンが不足すると進行性網膜萎縮やアンモニア中毒に陥ることがありますので、必ず摂取させましょう。猫は犬に比べ、タンパク質が分解されやすいため、犬よりも多い摂取量が推薦値として設定されています。

ドライorウェットどっちがいいの?

キャットフードのドライタイプとウェットタイプの違いは水分含有量の違いがあげられます。ドライタイプは水分含有量10%以下、ウェットタイプは水分含有量75%以上のフードです。特にどちらがいいと決まってはいませんが、猫の年齢や体調に合わせて、選ぶことをおすすめします。また、猫には味の好みもあります。子猫や老猫はどうしても顎の力が弱いため、噛み砕きやすい小粒タイプのドライフードかウェットタイプをあげましょう。また、体調が悪い時などは、ウェットフードのほうが香りや味が強いため、よく食べる傾向にあります。

味は?

色々な味があります。「マグロ味」や「鰹味」、「ほたて味」、「サーモン味」、「チキン味」、「ささみ味」などがあります。これらをミックスした味もあります。飼育している猫の好みに合わせて使い分けましょう。

療法食の考え方

キャットフードはドッグフードに比べ「療法食」が多く販売されていますね。療法食の種類には、

  • 下部尿路疾患
  • 皮膚疾患
  • 肥満
  • 消化器疾患
  • バイタルアシスト
  • ヘルスマネージメント
  • 栄養補完食

とかなり多いです。では、なぜ療法食が多いのか気になりませんか?猫は犬に比べ、体調の変化が見えづらい動物です。犬はよく飼い主になつくため、体調が悪いと「甘えてこない。」「散歩に行きたがらない。」など、目に見える変化を感じやすいですよね。しかし、猫はいつも気まぐれに甘えてきますし、散歩にもいきません。基本寝ていることが多いため、体調の変化を見逃しやすいのです。病気予防としてはじめから療法食を餌として与える方も少なくありませんが、そこはしっかり「ちゃんと猫に必要な栄養は足りているのか?」も一緒に検討する必要があります。

かかりやすい病気と気をつけたいポイント。

猫がかかりやすい病気は、

  • 泌尿器科系(膀胱炎、尿石症、尿道閉塞)
  • 呼吸器感染症(猫カリシウイルス感染症群、猫ウイルス性鼻気管炎)
  • 猫汎白血球減少症
  • 猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズウイルス感染症)
  • 避妊・去勢後の肥満
  • 糖尿病
  • 慢性腎不全
  • 甲状腺機能亢進症
  • 毛玉ケア

とかなり多いですよね。一番に気を付けてあげるべきなのが泌尿器科系の病気です。猫は多飲多尿はしない動物です。「よく水を飲むようになった。」「おしっこの回数が増えたな。」と感じたら、病気の前触れと考えましょう。

療法食を与える場合は獣医さんに相談しよう!

猫の去勢手術をおこなうと、獣医さんから「体重管理を気を付けてください。」と言われます。去勢手術後はホルモンバランスが整わないため、オス・メスどちらも肥満になりやすくなります。そこで食べさせる餌が『肥満用』の療法食です。療法食は、足りないものを補ったり、過剰なものを減らしたりして調整するための食事です。猫を飼育されている方が予防的に『下部尿路疾患』用の療法食を与えている方が多くいらっしゃいますが、将来的に病気にならないと約束されているわけではありません。療法食を与えたい場合は、一度必ず獣医さんに相談しましょう。

市販キャットフードのおすすめベスト3!原材料から猫のことを考えた餌とは?

A closeup of a gray tabby cat at the corner of a building, laying on the ground. 出典:123rf

どこで購入されていますか?大半の方が、大型ペットショップ、量販店などで購入していますよね。実際に店頭に並んでいるフードなら、どれを選べばいいのか?悩みますよね。

  • 市販で買えるドライフードベスト3
  • なぜ市販ではないフードが人気なのか?

をご紹介します。

おすすめできる商品は?

売れ筋メーカーといえば、ロイヤルカナン、ネスレ、マースジャパン、ユニ・チャーム、日本ペットフード、日清ペットフード、アイシア、レティシアン、ウェルペットなど…。フードの種類もさることながら、キャットフードを製造販売しているメーカーもかなり多いんです。メーカーや製品によって、主原料や、副原料も異なり、猫にとって良いものか悪いものか判断できます。しかし、実際成分表のどこを見て「どれを選んでいいかわからない!」という方は是非、おすすめ製品から愛猫にあったフードを検討することからはじめましょう!

市販で買える商品おすすめドライフードベスト3
  • ミャウミャウ。ミャウミャウ キャットフード カリカリ小粒タイプミドル ささみ味

【評価】

猫の体に悪影響を及ぼす合成酸化防止剤不使用!合成酸化防止剤の代わりに、天然の酸化防止剤である「ローズマリー抽出物」「ミックストコフェロール」が使われています。また、人口添加物(着色料、着香量、発色剤など)も使用されていません。「かつお味」「ささみ味」「まぐろ味」があります。主原料は良いとされる動物性たんぱく源ではない「穀類」が使用されていますが、タンパク質や粗脂肪は基準値を満たしています。

  • ロイヤルカナン。ロイヤルカナン FHN アペタイト コントロール ステアライズド

【評価】

猫の種類や成長段階に合わせて種類が豊富なロイヤルカナン。合成添加物を使用していないことは有名です。主原料に「穀類」が使用されていますが、余分な食物繊維や脂肪分を丁寧に取り除いてあり、消化率は90%以上。栄養バランスを総合的に考えられたフードです。

  • ミオ。ミオドライミックス お肉とお魚ミックス味

【評価】

ミオは比較的安価のフードです。「お肉とお魚ミックス味」「まぐろ味」「かつお味」があります。主原料は穀物、副原料にもあまり良くないチキンミールやフィッシュパウダー、脱脂大豆が使用されています。しかし、合成酸化防止剤不使用、タンパク質や粗脂肪などの基準は満たされており、オリゴ糖などのお腹の健康を考えた成分や、尿路系の健康維持に有効なキナ酸が含まれたクランベリーなどを使用してあります。

市販ではない商品が人気の理由

実際に市販で買える中で、おススメできるものを3種類ご紹介しましたが…原材料や副材料、栄養面でみたパフォーマンスはあまり良くはありません。やはり、コストを抑えるとなると原材料に「穀類」を使用するキャットフードが多いです。しかし、元々、猫は穀類を食べませんので、穀類を消化することが苦手な動物です。ではどんな原材料のものを選べばいいのか?安全なキャットフードの基準とは、

  • 無添加
  • グレインフリー
  • 粗悪な原材料不使用
  • 成分バランス

が整っていることです。この4つの条件を満たす商品が残念ながら、店頭には並んでいません。安全な原材料のみを使用したフードの状態管理を行う為には、賞味期限などの観点からも大量製造できないからです。しかし、店頭に並んでいる商品が「粗悪」なわけではなく、より愛猫の健康を考える人には不人気であるということ。健康を重視した飼い主に人気なのは、

  • モグニャン。モグニャンキャットフード 白身魚 全猫種/ライフステージ対応
  • カナガン(チキン味)。カナガンキャットフード チキン
  • シンプリー(サーモン味)。シンプリーキャットフード

です。栄養面はもちろん、原材料もしっかりこだわった商品ばかりです。ペットサロンや動物病院、インターネットで購入することができます。愛猫の長い健康維持のためにはぜひ、こちらも検討していただきたいですね!

専用の保存容器に入れよう!

キャットフードの正しい保存方法をご存知でしょうか?最近では袋も密閉タイプが増え、袋のまま常温保存…と言う方、多いと思います。保存で気をつけなければいけないのが「酸化」「湿気」「カビ」です。温度や湿度の変化は品質低下の原因になります。「直射日光が当たらない」「涼しくて風通しが良い」場所で保管しましょう!密閉性も優れているフード専用保存容器も販売されています。

  • マルカン オートエアーレスストッカー
  • ゼブロ フードディスペンサー

湿気が多い地域にお住まいの方は、食品用の除湿剤などを入れるのもおすすめです。

  • ドライナウ 食品用乾燥剤 シリカゲル
まとめ。正しく選んで猫の健康を守ろう

適正な栄養を適正量摂取することは、猫も人間も同じです。健康ニーズは個々の猫によって、年齢や性別、味の好みなどさまざまです。小さな栄養バランスの違いが、健康に大きな違いを生む可能性があります。正しくフードを選ぶためには、

  • 必要な栄養を知る
  • 体調に合わせたフード選び
  • 健康管理の一環と心得る

ことが大切です。猫に必要な栄養を理解して、良質なキャットフードを選んであげてくださいね! 栄養重視で選んでほしい!人間でも、長く健康に生きようと思うと、食事や健康管理に気を使いますよね。それは猫でも同じです。健康な食生活は、健康な生活の基準です。キャットフードは、

  • できるだけ原材料が穀物ではない
  • 動物性タンパク質を含むもの
  • 合成酸化剤不使用
  • 人工添加物不使用
  • 成分バランスのいいもの

を選んであげてください。もし、選び方に悩む場合は、動物病院やペットサロンなど、専門の知識を持った人に相談してみるのもいいでしょう! ぜひ、参考にしてくださいね。

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