イメージって言うと・・・
「針ばかり!」「さわれるの?」「なつくのかな?」「本当に飼えるのかな?」などなど。
私も飼い始めるまではそう思っていました。
でも飼えます。飼育もそんなには難しくありません。
触ることもでき、きちんと接してあげれば慣れます。

私が最初に出会ったのは某イベント。
小動物などが集まるイベントにいました。
ひそかな人気があるハリネズミ(英語ではHedgehog)です。
それを見ていたら触ってみますか?と声をかけられそのまま手の上に乗せてもらいました。
最初は恐々でしたが、つぶらな瞳、おなかのなんともいえない体温、さわり心地に一目ぼれ!
そこから私はそれを家族の一員として迎え入れました。
そのときは一匹でしたが、半年後にもう一匹家族が増えました。
もしもあなたも飼うことになったら、よく見てみてください。
「あの目はやばいですよ!何かつぶらな瞳で訴えてるような感じ」に思えてしまいます。
そんな実は可愛いペット「ハリネズミ」の飼い方を分かりやすく解説しました。
種類
ヨツユビハリネズミ

一般的に販売されている種類。
ナミハリハリネズミ

ヨーロッパハリネズミともいわれてます。
あまり見かけることはないかもしれません。
現在は外来種で飼育禁止になってます。
アムールハリネズミ
アジアに生息しています。
この種類もやはり外来種で飼育禁止。
オオミミハリネズミ
こちらも名前のとおり耳が特徴です。
この種類も外来種で飼育禁止。
動物園では見かけることがあるかもしれません。
こうして色々な種類を書くと特徴がなんとも判りやすいですね。
ペット向けの「ヨツユビハリネズミ」の色と値段
一般的に販売されている中でもいろいろな色の種類があります。
色によって値段が変わります。
・スタンダード(ソルトアンドペッパー)

相場15000円~
もっともペットショップなどで販売されている色。
ハリネズミといったらイメージに出てくるがこの色!
私もはじめはこの色しか知りませんでした。
皮膚の色は黒。目も黒。グレーと白。
私はごま塩といってました。
・シナモン

相場15000円~
皮膚色はピンク。目は黒。針の部分は茶色と白。
・シニコット
相場15000円~
シナモンとほぼ一緒。針の茶色の部分がシナモンに比べると薄くなります。
目は赤ですね。
・アプリコット
相場15000円~
シニコットより茶色が薄い。
ここまでくると見分けが難しい・・・。並べてみても違いに判るかと思います。
こちらも目は赤。
・アルビノ

相場15000円~
全身白。目は真っ赤です。
通常カラーより弱いという説もあります。

・ホワイト

相場20000円~
全体的に白っぽい。目は黒。
ホワイト系はアルビノと同じく弱いという説があります。
・パイド

相場25000円~
ツートンカラー。目は黒。
レアーな色で、なかなか見かけない色です。私も見たことがありません。
オススメは?
目が黒、赤と色は二種類。

個人的には黒目が私は好きです。
実際私が飼育したことのあるのは、シナモンアンドソルトとアルビノがですが、「やはり黒目のほうが愛くるしいかな?。」これは個人的になりますが・・・
白い色の個体は弱いといわれておりますが、私はそうは思いません。
アルビノの飼育もしてましたが、弱いとは思わなかったです。
相場は目安になります。
最近では少し値段が下がったような感覚があり、場所によっては一万位で販売しているところもあります。
正しい飼育方法!ペット用品も

・ケージ
ケージに関してはお勧めは爬虫類ケージ!水槽でもよいかもしれません。
我が家では爬虫類ケージで飼育してました。
体の大きさが20センチぐらいはあるので、ある程度大きめの飼育ケージがあったほうがよいと思います。
ハムスターなどのケージでもいいのですが、金網部分が塗装されていないもの、さびないものなどなら問題はないでしょう。
ただ大きさを考えると小さいかなと思います。
次に説明しますが、床材などの飛び散りなども考えると水槽、爬虫類ゲージはその問題も解決します。
・床材

ペット用品の牧草、ウッドチップ、猫用トイレ砂、ペットシーツ、新聞紙など使用可能。
ただかじることが多いのでペットシーツ、新聞紙は経験上勧めしません。
最初は我が家でも新聞紙とペットシーツを使用しましたが、すぐにペットシーツはぼろぼろにし寝床に持っていってしまいました。
その後色々試しましたが、流せる猫用トイレ砂が一番我が家ではヒット!
簡単に手に入る。安い。掃除がしやすい!というところからです。
・寝床
ハリネズミの寝る場所、落ち着ける場所を作ってください。
小さいときはハムスター用でも大丈夫ですがある程度大きくなるとハムスター用では小さいのでウサギ用などお勧めします。
歯でかむので木でできているものはぼろぼろになるのは覚悟。
・遊び道具
ペット用品のハムスター用の回し車など入れてあげると運動不足解消になります。
運動不足で肥満なハリネズミも多いいです。
30センチあるもので私の個人的な意見では網状ノプラスチックではないほうがおすすめ。
嚙んですぐ壊してしまうから!
・気温

ハリネズミは夏暑すぎると夏眠、冬は寒すぎると冬眠してしまいます。
適した環境は、
・気温が24~29度
・湿度40パーセントです。
こう書いてしまうと温度管理が大変と思うかも知れませんが、実は我が家では気にしたことがありません。
夏のお出かけなどで締め切ってしまうなどあれば考えなければいけませんが、我が家では犬もいてある程度出かけるときなどはクーラーを入れたりしています。
冬も室内はそんなに気温も下がらないので本当に寒いときなどはペットヒーターを入れてあげます。
ただし全体ではなく一部分のみ。暑ければ逃げ場があればそこに移るので。
ここまで、ざっと飼育で必要なものを書きました。次は餌!
餌は?

今ではハリネズミ専用の餌があります。
フェレット用餌や、キャットフードでも代用可能ですが、やはりハリネズミ用がお勧めです。
それにフルーツ、(リンゴ)野菜(にんじん)など適度にあげる。
あげすぎは要注意です。
ハリネズミはおなかをすぐ壊してしまうので、水分の多いものなど多くあげないでください。
そのほかではミルワーム、こおろぎなども食べます。
ただハリネズミは何気にグルメ。。。
同じ餌ばかりあげてると飽きてしまい食べなくなることがあるので、ハリネズミフードを何種類か用意しておくのもおすすめ。
我が家のハリネズミは平気でしたが、食べないフードがありました。
私の個人的意見ですが、ハリネズミフードは独特のにおいがあります。
メーカーによっていは匂いがきついものもあります・・・ご参考までに。
糞の掃除
率直な意見です。フンが半端ない!
おしっこ、ウンチのにおいも与えてるものによって匂いも変わりますが、私はくさ!っと思ってしまいました。
こまめに掃除は必須です!
飼育ケージを爬虫類ケージにしたのは実は匂い対策!
かわいいんだけど、排泄物の匂いが強烈に思えた私は少しでも何とかしたいというのと簡単に洗える!ということから爬虫類ケージにしました。
ガラス製なので傷もつかないし・・・
触り方

ハリネズミは全身針に覆われてて・・・と思いがちですが、
おなかの部分は針はありません。
上からはびっくりして針を立てます。そっとすくうように手のひらに乗せてあげてください。
安心しているときは針は立たず、針はねてます。
結構臆病なので大きい音とかも気をつけてあげてください。
手に乗せていてびっくりして落ちてしまう原因にもなります。
飼育するなら、なついて手のひらに乗ってほしいですね。
繁殖

繁殖力はネズミと名前に入っている通り繁殖力は強いです。
赤ちゃんが見てみたいだけでペアーを飼うのはお勧めしません。
我が家でも繁殖しましたが、かなりの頻度で赤ちゃんを産むため結局は飼育を別々にしました。

あまりにも繁殖ばかりさせても体に負担が大きくあるだけなので。
ハリネズミは繁殖力が強いので、子孫繁栄や金運によいです。
寿命は?

ハリネズミの寿命は2年から5年です。
少しでも長生きしてほしいです。
ちょっと短い寿命かも知れませんが、鳴き声などは少しあるぐらいで、うるさくはありません。
飼育経験上、初心者でも飼い易いと思います。
ペットとして飼育するさいは、名前もつけてあげましょう。
動物園で見れる?

盛岡市動物公園や宇都宮動物園、大宮公園小動物園、上野動物園、井の頭自然文化園、高岡古城公園動物園、日本平動物園、伊豆シャボテン動物公園、東山動植物園、鞍ケ池公園、京都市動物園、姫路市立動物園、ときわ動物園、とべ動物園など全国の動物園や公園でハリネズミを見ることができます。
最近は、ハリネズミカフェも増えていますね。
まとめ

どんな生き物でもそうですが、ペットとしてではなくひとつの命を大事にすると思ってほしいです。
簡単に今では購入できますが、飽きたら捨てる、思っていたのと違うなど思わないでください。
命あるものです。ハリネズミも生き物。
色々な性格の子もいます。すごいなつく子、臆病な子。それぞれ。
実際飼育本なども今では色々出ていますが、「書かれているものと違う!」と思うことも。
なので、私はあくまでも参考にする程度。
その子にあった飼育環境、食事などがあると思います。
可愛いハリネズミをやさしく飼ってあげてくださいね!