耳が大きくて、超かわいいフェネックです。こう見えても、キツネの仲間です。大きな耳がかわいいです。その生態や生息地、世界一小さいイヌ科の動物であることなどを調べていきます。また、ペットとして飼育するとなつくかや、動物園でみることはできるかなども調べていきます。まずは大きさから。
大きさ

フェネックの体長は30cm~40cmとなります。尾の長さは15cm~30cmほどです。なんと、体重は1kg~2kgほどです。2kgというと、500mlのペットボトル4本分の重さです。
世界最小のイヌ科の動物。
先ほど述べた通り、フェネックの体重は1kg~2kgです。もちろん、世界最小のキツネ属の動物でもあります。イヌ科の中には、オオカミやジャッカル、タヌキ、一般的なイエイヌなどの仲間も含まれます。そのイヌ科の中でも、最小です。小さくて可愛いですね!世界一小さいネコのクロアシネコの体重は1.1kg~2.4kgほどです。また、サビイロネコも体重が1kg~1.5kgほどで、世界最小のネコと呼ばれています。フェネックもクロアシネコもサビイロネコも、同じくらい小さくてかわいいです。
大きな耳も可愛い。
大きな耳も可愛いです。大きな耳がスナネコに似ています。フェネックもスナネコも砂漠で生活しています。砂漠で生活している動物たちは、耳が似ていますね。
餌は?

フェネックは雑食です。小動物や爬虫類、昆虫、植物の葉や根っこ、果実などを餌として食べて成長します。砂漠での生活で、水分は植物から補給しています。
生態

ネコ目イヌ科キツネ属です。なので、キツネの仲間です。別名でフェネックギツネとも呼ばれます。英語ではFennecで、漢字では砂漠姫狐と書きます。家族で生活しています。夜行性です。尾の先端は黒いです。
生息地。

フェネックはアフリカ大陸の砂漠に生息しています。砂地の中に穴を掘って生活し、日中の暑さや夜間の寒さをしのいでいます。砂漠の地面に穴を掘って、その中で生活するキツネです。夜行性ですが、夜間に寒かったときは、午前中に砂漠の上で日光浴をします。
寿命
フェネックの野生での寿命は10年ほどです。動物園などでの飼育下では12年ほど長生きします。一般的な野生のキツネの寿命と同じくらいです。
鳴き声
井の頭自然文化のフェネックです。
大きな耳をいろいろな方向に動かしながら、「キューキュー」と甲高く鳴いています。埼玉県こども動物自然公園にフェネックを見に行きました。すごく暑い日でしたが、元気に動き回っていました。残念ながら、この時は鳴き声を聞くことはできませんでした。次回こそは聞きたいと思います。
赤ちゃん。

のんほいパーク豊橋総合動植物公園で飼育しているフェネックの赤ちゃんです。
今回は赤ちゃんの泣き声は聞けませんでしたが、いろいろな物に興味津々で、動きも可愛らしいです。子供のころは、白っぽいのですね!もの凄く可愛いです。
なつく?

家の中の窓のそばで、穏やかに前足を舐めています。フェネックはイヌ科の動物の動物の中では懐きづらい方ではありますが、やはり犬の仲間なので、人懐っこいです。普通の犬と一緒に、フェネックがつぶらな瞳で見つめて、飼い主の手の方に寄り添っていきます。なでなでが終わっても、まだ触ってという感じで寄ってきます。
ペットにできる?
個人でペットにできます。ドッグフードやキャットフード、野菜や果実を与えます。しかし、値段がかなり高いです。ペットショップだと値段は100万円ほどです。
動物園で見ることはできる?

埼玉県こども動物自然公園や井の頭自然文化園、日本平動物園、のんほいパーク豊橋総合動植物公園、京都市動物園などの動物園や、アクアマリンふくしまでもフェネックを見ることができます。ぜひ、調べて、動物園に見にいきましょう。
まとめ
砂漠の砂の中に穴を掘って生活していました。また、フェネックは世界一小さいイヌ科の動物でした。キツネの仲間だけあって、耳が大きくてかわいいです。動物園にいったら、フェネックのことを探してみましょう。