アクアリウム(英語ではAquarium)で飼育したい熱帯魚やメダカ、エビ、昆虫、水棲亀、貝類、水草など、たくさんの種類の生物がいます。

熱帯魚というと、基本的には熱帯に生息している淡水魚のことです。その中で、初心者向けのいろいろな種類の生物たちが集合です。

また、ピライーバなど、アクアリウムで憧れの魚や珍しい魚たちも紹介していきますね。

初心者向けの生物たち

アクアリウムで初心者が飼育するのに向いている生物たちです。熱帯魚やメダカ、コイ、ナマズ、フグ、エビ、昆虫、貝などを調べていきます。

ネオンテトラ

アクアリウムの中を泳いでいるネオンテトラ

カラシン科の熱帯魚のネオンテトラ(英語ではNeon tetra)です。アマゾン川流域に生息しています。カラフルで種類が多く、また飼育しやすいため、初心者にも人気です。小型のカラシン同士やグッピーなどと混泳もできます。

グッピー

アクアリウムの中をグッピーが泳いでいる

カダヤシ科のグッピー(英語ではGuppy)です。イギリスの植物学者であるグッピーに発見されたので、グッピーと名付けられました。オスのほうがカラフルです。主にシンガポール産を外産グッピー、日本産を国産グッピーといいます。混泳ができ、初心者から上級者まで人気です。

プラティ(サザンプラティフィッシュ)

ゴールデンミッキーマウス・プラティ

カダヤシ科のプラティ(英語ではPlaty)です。メキシコやグアテマラ原産の熱帯魚です。上の写真のミッキーマウス・プラティは尾びれの模様がミッキーマウスに似ています。アクアリウムで混泳ができ、初心者にも人気です。

ソードテール

雄のソードテール

カダヤシ科のソードテール(英語ではGreen swordtail)です。メキシコやグアテマラに生息している熱帯魚です。オスの尾びれが長く伸びています。ほかの魚との混泳には不向きです。

モーリー

アクアリウムの中を泳いでいるオレンジ・バルーンモーリー

カダヤシ科のモーリー(英語ではMolly)です。いろいろな品種があり、かわいいため人気の熱帯魚です。水槽内のコケも食べてくれます。

メダカ

ヒメダカ

ダツ目メダカ科のメダカです。小さい水槽から、大きなアクアリウムまで飼育でき人気です。よく飼育されいるのはヒメダカです。日本の野生のメダカは絶滅危惧種です。

ラスボラ

ラスボラ・エスペイ

コイ科ラスボラ属(英語ではRasbora)の熱帯魚です。東南アジアに生息しています。鯉や金魚もコイ科です。人工餌を食べやすく丈夫なため、初心者でも飼育しやすいです。また、穏やかな性格のため、アクアリウムで混泳にも向いています。

コリドラス

アクアリウムの底にいるコリドラス

ナマズ目のコリドラス(英語ではCorydoras)です。南米に生息するナマズの仲間の熱帯魚です。水底に生息し、水槽の底に残った餌などを食べてくれます。そのため「水槽の掃除屋」ともいわれ、タンクメイトとしても大変ありがたい存在です。

ベタ

ベタが水槽の中を泳いでいる

スズキ目のベタ(英語ではBetta)です。タイのメコン川流域に生息している熱帯魚です。鰓だけでなく、口からラビリンス器官を通して、空気呼吸もできるため、小さい水槽でも飼育できます。

グラミー

水族館で飼育しているパールグラミー

スズキ目のグラミー(英語ではGourami)です。東南アジアに生息している熱帯魚です。腹びれが細長く伸びています。ベタと同じように、小さい水槽でも飼育でき、初心者向けです。

エンゼル・フィッシュ

スカラレ・エンゼルがアクアリウムの中を泳いでいる

スズキ目シクリッド科のエンゼルフィッシュ(英語ではFreshwater angelfish)です。南米のアマゾン川流域に生息している熱帯魚です。ひし形の体型とカラフルに輝く鱗が美しいです。体長や体高があるため、大きめの水槽で飼育します。成長して大きくなったエンゼルフィッシュの飼育は初心者向けですが、小型魚との混泳はできません。

フグ

アベニーパファ

フグ科のアベニーパファー(英語ではDwarf pufferfish)です。インドに生息する、世界最小のフグです。淡水魚です。フグの仲間もアクアリウムで人気です。野生のアベニーパファーは絶滅危惧種となっています。

アクアリウムにいるミドリフグ

フグ科のミドリフグ(英語ではGreen spotted puffer)です。インドや東南アジアに生息しています。汽水魚のため、飼育水の水質はアルカリ性です。飼育水に塩分を加えることもあります。ミドリフグは脊椎動物の中で、ゲノムサイズが最小です。

同じフグ目のハリセンボンは海水魚です。ハリセンボンもマリンアクアリウム(海水魚水槽)で飼育できます。

レッドビーシュリンプ

レッドビーシュリンプが流木の上にいる

ヌマエビ科のレッドビーシュリンプ(英語ではRed bee shrimp)です。中国南部に生息しています。紅白の色が鮮やかで人気です。水槽内のコケも食べてくれます。エビの仲間はタンクメイトとしてもありがたい存在です。アクアリウムで熱帯魚との混泳も可能です。

ヤマトヌマエビ

アクアリウムで飼育しているヤマトヌマエビ

ヌマエビ科のヤマトヌマエビ(英語ではJapanese marsh shrimp)です。アジアの渓流に広く生息しています。幼生のヤマトヌマエビは、河口域の汽水や海水中に生息します。

草食性が強く、水槽内の茶ゴケなどのコケ類や、アオミドロなどの藻類を食べてくれます。やはりタンクメイトとしてありがたい存在です。

ミナミヌマエビ

アクアリウムで飼育しているミナミヌマエビ

ヌマエビ科のミナミヌマエビ(英語ではFreshwater shrimp)です。日本や中国に生息しています。大きなメスでも3cm未満と、小型のエビです。やはり、水槽の中のコケを食べてくれます。

他にも、混泳している熱帯魚の食べ残しの餌やフンなども食べてくれます。ミナミヌマエビの稚エビもかわいいですよ!

カブトエビ

カブトエビ科のカブトエビ(英語ではTadpole shrimp)です。エビ類ではなく、どちらかというとミジンコに近いです。夏休みの自由研究などにもってこいの飼育キットなどもあります。

タガメ

アクアリウムで飼育しているタガメ

昆虫の中でも、カメムシ目のタガメ(英語ではGiant water bug)です。タガメはカメムシの仲間です。「田んぼの亀」だから、タガメです。魚などとの混泳は難しいです。日本では野生のタガメは絶滅危惧種となっています。都道府県によっては、タガメが絶滅してしまったところもあります。

タガメやゲンゴロウも、学校にある水槽で飼育されているのをよく見かけます。なじみ深い昆虫ですね。

ゲンゴロウ

アクアリウムで飼育しているゲンゴロウ

昆虫の中でコウチュウ目のゲンゴロウです。やはり学校の水槽などで大人気です。小型の魚との混泳は難しいです。日本のゲンゴロウは絶滅危惧種となっています。

石巻貝

水槽のコケを食べている石巻貝

アマオブネガイ科の石巻貝です。日本や台湾などに生息しています。河口の汽水域にも生息しています。アクアリウムのガラス面などのコケを食べてくれます。石巻貝はアクアリウムにとって、タンクメイトとしても大変ありがたい存在です。野生の石巻貝は都道府県によっては絶滅危惧種となっています。

水草

フロリダハマーと有茎型水草のアナカリス

アクアリウムに欠かせない水草です。景観だけでなく、水草は、水槽内で発生する硝酸塩や二酸化炭素を取り込んでくれます。初心者には、水質を選ばず、二酸化炭素の添加が不要で、光量が普通でよい水草がいいです。

茎に葉をつけていく水草を有茎水草といいます。上の写真は有茎水草のアナカリスです。

ロゼット型水草のアヌビアス・ナナ

株の中心から放射状に葉を出すタイプの水草を、ロゼット型の水草といいます。上の写真は、ロゼット型水草のアヌビアス・ナナです。

まっすぐ長い葉が伸びるロゼット型水草のバリスネリア

上の画像は、ロゼット型水草でまっすぐ葉が伸びるバリスネリアです。大きく育つので、アクアリウムの中で存在感があります。

シダ

シダのミクロソリウム

シダの仲間の中でも、丈夫なのでアクアリウム初心者むけのミクロソリウムです。東南アジアや沖縄にも自生しています。

コケ

スーパーレッドチェリーシュリンプとコケのウィローモス

アクアリウムにおいて、水生コケの総称のウィローモス(英語ではWillow moss)です。流木や石に定着させます。稚魚やエビの隠れ場にもなります。

憧れの熱帯魚や珍しい魚や水棲亀など

大型水槽のアクアリウムはかっこいいです。憧れの熱帯魚や亀たち、アクアリウムで飼育できる珍しい魚などを紹介していきます。巨大魚も!

アロワナ

シルバーアロワナ

アロワナ目のアロワナです。憧れの熱帯魚です。成長しておおきくなると1mほどになることもあるため、かなり大型の水槽が必要です。上の写真はシルバーアロワナです。主にアマゾン川流域に生息しています。

アジアアロワナ

アジアアロワナです。東南アジアに生息しています。やはり憧れの魚であり珍しい魚です。

ピラルクー

ピラルクー

アロワナ科のピラルクー(英語ではArapaima)です。体長が3m以上のピラルクーも発見されています。普通は水族館で飼育します。アクアリウムでピラルクーを飼育するのは憧れです。

でもやっぱり水族館に見に行ったほうがいいですね。浅虫水族館やサンシャイン水族館、海遊館など、いろいろな水族館でピラルクーを飼育しています。

アリゲーターガー

ガー科のアリゲーターガー(英語ではAlligator gar)です。ガーパイクの仲間です。記録では3mを超えるアリゲーターガーも発見されています。アルビノであるプラチナアリゲーターガーは大変珍しい魚で憧れの魚です。

やはり、水族館に見に行くほうがいいですね。鳥羽水族館や竹島水族館など、日本各地の水族館でアリゲーターガーを飼育しています。

ピライーバ

ナマズの仲間のピライーバ(英語ではPiraiba)です。エステートピライーバやピライーバ、レオパードピライーバなどがいます。大きいものでは3mを超えるピライーバも発見されています。よほどの大型水槽が必要ですが、アクアリウムで飼育することはできます。個人で飼育するには珍しい魚となっています。普通は水族館などで飼育します。

ぜひ水族館に見に行きましょう。「栃木県なかがわ水族館」や「世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふ」でピライーバを飼育しています。

レッドテールキャットフィッシュ

水族館で飼育しているレッドテールキャットフィッシュ

ナマズの仲間のレッドテールキャットフィッシュ(英語ではRedtail catfish)です。大きいものでは1mを超えます。アクアリウムで飼育できます。やはり、水族館向きの巨大なナマズです。個人で飼育するのは珍しい魚です。

カブトニオイガメ

ドロガメ科のカブトニオイガメ(英語ではRazorback musk turtle)です。水棲亀なので、アクアリウム(アクアテラリウム)で飼育できます。小型の熱帯魚との混泳はできないです。

ミシシッピニオイガメ

ドロガメ科のミシシッピニオイガメ(英語ではCommon musk turtle)です。やはり水棲亀でアクアリウム(アクアテラリウム)での飼育で人気です。性格も穏やかで、大きい魚なら混泳ができます。

ニホンイシガメ

イシガメ科のニホンイシガメ(英語ではJapanese pond turtle)です。水棲亀なので、アクアリウム(アクアテラリウム)など水槽で飼育することが多いです。大きい魚なら混泳できます。

スッポン

水槽にいるニホンスッポン

スッポン科のスッポンです。水槽で飼育しているかたもいます。混泳はできません。単独飼育です。養殖だけでなく、意外と個人でも飼育しているかたもいます。野生のニホンスッポンは絶滅危惧種となっています。

スッポンも人気のため、上野動物園をはじめとして、たくさんの動物園や水族館で飼育されています。

最後に

熱帯魚やメダカ、エビ、昆虫、貝、水草、アロワナ、マナズ、水棲亀などを紹介してきました。珍しい魚や憧れの魚、大型の魚なども。

ぜひ、アクアリウムやアクアテラリウムで飼育したいです。