アジアゴールデンキャットは生息数が減少!その生態は?動物園でみれる?

アジアゴールデンキャット
アジアゴールデンキャット 出典:PIXTA

アジアゴールデンキャット(英語ではAsian golden cat)は、名前の通り、ゴールドっぽい赤茶色が可愛いネコ科の動物です。

別名で、オウゴンヤマネコ、コガネヤマネコ、テミンクネコとも呼ばれています。

耳が丸く、顔はトラに似ていて、愛嬌のある顔をしています。

この記事では、

  • アジアゴールデンキャットの生態
  • 国内の動物園で見ることはできるの?
  • 生息数減少の問題

などについてご紹介します。

アジアゴールデンキャットの生態は?

アジアゴールデンキャットは、野生での姿をとらえるのが困難で、記録にあるのは飼育下の個体です。

はっきりとした個体数もわかっていません。

夜行性では?と考えられていましたが、最新の研究では不規則な生活を送っていると報告があります。

色は単色と斑紋型に分けられ、単色型だとキツネのような栗色が多いですが、黒や灰色のアジアゴールデンキャットも確認されています。

斑紋型は中国に生息しており、オセロットやベンガルヤマネコのような美しい黒の斑紋があります。

アジアゴールデンキャットは、耳が丸くて小さく、鼻は短め、丸い顔が可愛いです。

また、アジアゴールデンキャットと似たネコ科動物に、アフリカゴールデンキャットもいます。顔の様相は異なりますが、どちらもゴールドの色が綺麗なネコ科動物です。

世界中には他にもいろいろな珍しい猫がいます。

大きさ

アジアゴールデンキャット
アジアゴールデンキャット 出典:PIXTA

アジアゴールデンキャットの体長は75~105cmです。尾長は43~56cmです。

体重は大きいもので、15kgほどです。

家猫の2~3倍くらいの大きさです。

餌は?

アジアゴールデンキャットは、主に地上で生活するため、地上に巣を作る鳥類やトカゲ、ウサギなどの小さな哺乳類、げっ歯類を餌として捕食します。

時には家畜である小型の牛なども食べます。

食事における順応性が高いです。

狩りは、つがいで行うこともあり、ネコ科の動物では珍しいと言われています。

生息域は?

アジアゴールデンキャットはその名の通り、アジア各地に分布しています。

主に山地の落葉樹林や常緑樹林、熱帯雨林といった森林地帯に生息しており、時には標高3500m以上の高所にも姿を見せます。

野生のアジアゴールデンキャットが森林の中を歩いている、貴重な動画です。

インド東北部、チベット、ネパール、ブータン、ミャンマーからベトナムに至るインドシナ、マレー半島、中国南東部、インドネシアのスマトラ島にも生息が確認されています。

繁殖は?

野生での繁殖の様子などが記録されておらず、恐らく一年を通して繁殖が可能ではないかと考えられてます。

メスは約40日ほどの間隔で発情期が来て、妊娠期間は80日~95日程度です。

一度の出産に1匹が基本で、多いと3匹ほど恵まれることもあります。

赤ちゃんは9~12ヶ月で独り立ちし、1年~2年かけて成熟します。

飼育できる?

海外では、アジアゴールデンキャットを飼育しているかたもいます。

飼い主に懐いて、可愛いアジアゴールデンキャットですね。

国内でアジアゴールデンキャットを飼育するためには、都道府県知事の許可が必要です。

そのため、個人で飼育することも難しいでしょう。

鳴き声

ドイツにあるヴッパータール動物園で飼育しているアジアゴールデンキャットの動画です。

動画の4秒あたりから、「ウニャーウ」と鳴き声を聞くことができます。

猫の鳴き声には種類があり、気持ちなどがわかります。

動物園で見ることができる?

以前、群馬サファリパークと天王寺動物園で飼育されていましたが、現在は国内で飼育している動物園はありません。

生息数が減少している理由

アジアゴールデンキャットは準絶滅危惧種に分類されています。

生息地の環境破壊や、開発などのため、その数は減少の一途をたどっています。

森林開発や道路建設などにより、森林が分断されています。

そのため、生息域が狭められています。

アジアゴールデンキャットのようなネコ科の動物はたくさんの餌を必要としますが、環境問題のため餌となる小動物も減少しています。

これが、アジアゴールデンキャットの生息数が減少している理由です。

アジアゴールデンキャットの生態や、生息数が減少している理由でした

開発など環境問題のため、生息数も減少していました。

アジアゴールデンキャットは、飼育がとても難しいと言われており、現在は国内の動物園でも見ることはできません。

しかし、アジアでは各地に生息しているので、いつか見てみたいものですね!

世界の動物園だと、ドイツで3か所の動物園で飼育されていることが確認できました。