家の前を何気なく見ていたら、「こんなコンクリートの塊の柱で壊れないのか?」と思いました。そんな電柱(電信柱)の疑問を解消すべく、これについてまとめてみることにしました。これから、その値段や太さ、高さについて調べていきます。種類や強度などについても!
電柱の身体測定〜太さと高さ〜
ここからは電柱の太さ(直径)、高さを測定します。
太さ(直径)

電柱の太さについて、初めて知ったことがありました。それは、上に行くほど細くなる。ということです。知ってましたか?強度を上げるための設計でしょう。確かに考えてみると、同じ太さの柱だったらあんなに安定していないかもしれないですね。電気を運ぶという仕事は十分に果たせていると思います。少し話はずれましたが、太さの話に戻します。太さは30cm。意外に小さいような感覚を受けました。
強度は?
調べたところ、曖昧ですがわかりやすい説明を発見。
強風などで倒壊をするようなことがないように安全が守られる強度で作られています。
とのこと。通常時は問題ない強度という認識で大丈夫です。しかし、東日本大震災のような大地震の時は倒れてしますこともあるようです。ぼくは震源からかなり離れていましたが、東日本大震災の時に電柱がかなり揺れているのを見ました。風や、台風とは比べものにならなかったです。いや、突風も注意とのこと。2015年に千葉市で突風が起きた際に電柱が倒れました。何事にも非常時は危険ということですね。次の段落で最後になりますが、ちょっとためになる雑学を用意しました。
高さ

電力柱で 11m,12m,13m,14m,15m,16m
電話柱で8m,10m,12m,15m,16m柱などあります。
そして、根入れ(土の中)に1/6入ってます。
例えば15mの電柱であれば地下に約2.5m地上に約12.5mの高さがあります。
*引用
詳しい人が答えていたものをお借りしました。電柱には決まった高さはなく、1本1本種類によって違うということのようです。そして、地中にも電柱の1/6が埋まっているということですね。さらに詳しく調べたところ・・・、よくある平均的な電柱は12mとのことでした。しかし、もっと長いものもあるようですから、例外も多いです。地中に埋まっているということも考えると、1/6ですから地上に出ているのは10mくらいの電柱ということですね。では次に、種類をまとめてみます。
値段

結果、「フツー」です。思ったくらいの値段かな?電柱の値段はというと、1本・7~8万円、とのこと。あんな鉄骨ですから、この値段は妥当ですよね。
設置費用がボッタクリ。
しかし、そんな妥当な値段の電柱ですが、なんとなんと、設置費用はサラリーマン並みでした。。。その費用30万円!業者さんが設置をするのだと思いますが、ぼくは結構高いと思います。だって、毎日のように満員電車を通勤して、頑張って1ヶ月働いた給料と一緒なんて!(正確に言うと給料より高い・・・)。ちょっと悲しくなった個人的な感想でした。
電柱の種類は?

コンクリートポールや木柱、鋼管柱、鋼板柱などについて説明してきます。電柱は英語ではutility poleやPower electric poleなどといいます。
1、コンクリートポール。
現在の電柱のほとんどがこのコンクリートポールだとか。低コストで高耐久なのが魅力とのこと。
2、木柱。

うーん。昭和な感じがいいですね〜。(と言っても筆者は平成生まれですがね。)ぼくは田舎育ちなので、遠い記憶のどこかで見たことがあるような気がします。いつだったっけ?アメリカのフロリダにある木柱から、救助されながら降りているボブキャットという猫の動画をネット上で見ることができます。
ボブキャットが木柱から降りる姿がかわいいです。しかし、これはどんだけ長い木柱なんだ!
3、鋼管柱。

よく知っている電柱(コンクリートポール)よりもthe鉄骨という感じがしますね。ただ、錆びる可能性があるためあまり普及はしていないようです。
4、鋼板柱。

鋼管柱と似たようなものでしょうか?明確な違いは分かりませんでした。やはり錆びるようです。ここまで、電柱の種類でした。いろいろ工夫されて今のコンクリートポールになったことが分かりますね。しかし一体どのくらいの強度なのでしょう?強度や電信柱との違いは?!
電柱と電信柱の違い

引用した方が分かりやすいので、引用したもので説明します。
電柱とは、電力会社が家庭や工場に電気を送るために道路上に設置されているもので、正式名称は「電力柱」
ぼくらが電柱と言っているものは、本当は「電力柱」だったようです。それでは次は電信柱!
電信柱は、NTTなどの通信会社が電話回線や光ケーブルを各家庭に届けるためのもので、「電信柱」がそのまま正式名称です。
電信柱は電信柱でいいようです。しかし、見分け方は?という疑問が。
見た目の違い。
通常、各柱には誰が管理しているかを示す管理プレートが付けられており、これを見れば電力会社・通信会社どちらの管理かが判りますが、プレートが無い場合や、プレート自体が高い場所に設置されていて、よく見えない場合も多々あります。
そんなときの見分け方は、柱に取り付けられている「ポリバケツのようなもの」です。何本かに1本、灰色のポリバケツのようなものが設置されている柱がありますが、この灰色のポリバケツは、「変圧器(トランス)」と呼ばれるもので、電気を送る「電柱」にのみ取り付けられており、電信柱には付いていません。
(電力柱と変圧器 )

なんだか長いですが、ざっと説明すると・・・、外見は一緒。違うのは電力会社のプレートが貼られているか、通信会社のプレートが貼られているか、だけということでした。
まとめ

身近にあり電気を運ぶという重要な仕事をしながら、特に気にも止められない電柱。電柱の値段や直径、高さ、種類などを調べました。そんな地味な電柱ですが、ぼく、そしてあなたが気にかけてくれたことで嬉しかったのではないでしょうか?(電柱が)下手なまとめ方ではありますが、ここで終わらせていただきます。最後までお読みいただきありがとうございました。