ハムスターをペットとして飼うなら主食はペレットですが、栄養面やストレス軽減のためにも野菜も与えるべきですね。 キャベツはハムスターも大好きな野菜の一つで、その固めの芯もおかまいなしに美味しく食べちゃいます。あまり水を飲まない場合は水分補給としてもキャベツはちょうどいいです。 キャベツはどんな野菜?それを与える量や頻度は?他の野菜は?ハムスターの食事を考えていきましょう。
ハムスターはキャベツが大好き
キャベツは、通年出回っていますが、おいしい季節は、皆さんご存じ、春の新キャベツですね。でも!!驚くことに実は、冬も美味しい時期なんです!冬場は甘みが増して、美味しいですよね~。スーパーで大量に買い込んでしまうこともあるキャベツです。
ハムスターの中には野菜が好きじゃない子もいますが、キャベツが大好きという子もいます。
キャベツについて
キャベツはヨーロッパ原産の野菜なんです。実は江戸時代までは観賞用として扱われていたんですよ(^^)食べるようになったのは明治時代からなんだそうです。元はケールという野菜で、球状になったのがキャベツ。そして観賞用が葉ボタン、ちなみにケールが発達したものがブロッコリーやカリフラワーなんだそうです!キャベツもブロッコリー達と親戚みたいなものなんですね〜。
選び方・見分け方(丸ごと・カット)
私がいつもキャベツを買うときの選ぶ基準は、濃い緑の物ではなく黄緑っぽい色でツヤツヤしてるものを選びます!
スーパーによっては、葉っぱを剥いてもOKのところもあり何枚剥けば黄緑でツヤツヤしてる葉っぱになるかなぁというのが選ぶ基準です(^^)
剥きすぎて小さくなっても嫌なので剥く前に想像するのが大事ですね♪
中身に関しては、手に持ったとき明らかにふにゃふにゃだったら買いません!
中身がスカスカだと美味しくないので外側と中身に納得したら買うようにしています(^^)
外側は納得したけど中身がダメだな?というときや逆に中身は良さそうだけど外側が納得できない場合は買わずにカットキャベツを買ったりしています♪
私の場合ですが、買い物は1週間分の献立を決めてから行くようにしているので使う予定がなければ小ぶりの物でも外側と内側に納得がいけば買います!
基本的に大きさは気にしていませんが少しでも大きい方がお得感がありますよね(^^)大きさと美味しさのバランス♪
栄養素
ビタミンUという珍しい成分をもっており、整腸薬に使われています!明治時代にどんどん新しい野菜が登場するようになりましたが、どれも日本人の口にはあわず唯一キャベツだけが食べることができたんだそう…日本にとっては割と歴史の浅い野菜なんですね!
一番初めに食べたのがとんかつの付け合わせ。脂っこいものと胃を保護する力をもったキャベツが定番になったのは自然な成り行きだったのかもしれませんね。
ビタミンCが豊富で風邪予防良いのはご存じの通り!そして、胃腸によいビタミンUも含まれていて、暴飲暴食になりやすい、年末年始に有難い食材でございます~<(_ _)>美味しくて、胃を守ってくれるスーパー食材キャベツ。上手に毎日の食事に取り入れていきましょう!これからもいっぱい食べてね!
キャベツをハムスターに与える時の注意点。芯もモリモリ食べる
まずはキャベツを2~3cmくらいにちぎって、ハムスター一匹につき4~5枚くらい与えてみましょう。たくさん与えても、体調を崩すということはないです。
この時全部食べるようであれば、次回は量を少し増やしてみましょう。もし残すようであれば減らしてみましょう。
ダイエット中であれば、餌を減らしてキャベツをたくさん入れてあげてもいいです。ハムスターの体のサイズに合わせて小さくちぎってから与える飼い主さんもいますが、そこまでする必要はないです。体の大きさに関係なく食べます。
あまり小さくして与えてしまうと、中の水分が乾いてしまいます。日中留守にすることが多いのであれば。大きめにちぎっておいて上げると良いです。
キャベツの外側の葉には農薬が残っていることもあるので、外側の葉を上げる場合はよく洗いましょう。洗った後は水を拭き取ってからお皿に入れましょう。
緑色の固い部分は食べずらく、食べる量が減ってしまうこともあるようです。私たちが普段食べておいしいと感じる葉を与えると喜んで食べてくれます。
ハムスターの中にはキャベツの芯が好きな子もいます。芯は甘いので、美味しくモリモリ食べてくれます。
主食はペレットだけど野菜も与えてよい?
ハムスターの主食は人工的につくられた「ペレット」ですが、半生のものと乾燥した固形のタイプのものがあります。
半生のものは痛みやすいので長期保存はできませんが、乾燥した固形タイプのものは日持ちがよいのがメリット。そして固さがあるので、ハムスターの歯が伸びすぎないようにできます。
「ペレット」は栄養バランスを考えて作られているので、主食の他に与えると良いです。
栄養成分を見る時には、タンパク質16%、脂肪5%、繊維12%以上を目安に選ぶようにしましょう。
野菜も主食の一つですが、水分が多く含まれている野菜であれば、給水機の水を飲まなくても問題ない場合もあります。
野菜は、ハムスターが両手で持てる位の大きさに切ってから与えましょう。
ハムスターに与えて良い野菜と言われているのはにんじんやサツマイモ、キャベツ、カボチャ、ブロッコリーなどです。キャベツの芯もOKです。
水分が多いトマトやキュウリ、レタス等は多く与えてしまうと水分過多になってしまうので、少なめにしましょう。
キャベツの葉や芯はハムスターにとって水分補給もできる
あまり水を飲まないハムスターにはキャベツがおすすめです。
ケージ内にお水を設置していてもあまり減っていない。そんなお水をあまり飲まないハムスターには、水分の多いキャベツはおすすめです。キャベツを食べる事で水分補給を助けてくれます。
キャベツを茹でると水分がさらに増えます。定期的にキャベツを食べているハムスターの中には、ほとんど水を飲まない子もいます。
キャベツは他の葉物野菜よりも食物繊維が多いので胃腸にも優しく、お腹をこわすことも少なくなります。
しかし、ビタミンAとカルシウムは他の野菜よりも少ないので、キャベツだけ与えるのは避けましょう。
ハムスターは乾燥した地帯に生息している生き物です。水をあまり飲まなくても活動できる体を持っています。
少ない水分を体の中で循環させて活用することができるので、与えすぎには注意しましょう。
主食以外で与える食べ物は?
野菜は絶対与えなくてはいけない、というものではありません。おやつ程度に与えても問題ありません。
野草でも与えてよいものもあります。ハコベやタンポポ、クローバーなどは与えても大丈夫です。
ハムスターは昆虫や爬虫類などを食べます。そのためタンパク質も必要です。動物性のタンパク質を2~3日に一回少しの量でいいので与えるようにしましょう。塩や醤油などで味付けする必要はありません。
ゆで卵の白身や煮干、ゆでた鶏肉などを与えましょう。
ハムスターはヒマワリの種などのような種子も大好きです。しかし与え過ぎるとカロリーの摂りすぎになってしまうので注意しましょう。
ヒマワリの種以外にもピーナッツやアーモンド、クルミなどは与えても大丈夫です。
ハムスターにキャベツを与えるときの量と頻度はどれくらい?
ハムスターを何匹も飼っている人も多いようですが、10匹飼っていてもキャベツをあげると全員とびつくように食べます。基本的にキャベツはハムスタ―の好みの食べ物と言えるでしょう。
その上キャベツは低カロリーです。多少肥満気味のハムスターにもいっぱい食べさせてあげることができます。
キャベツを与える時の量は、ハムスターの身体の大きさと同じくらいの葉が目安です。葉だけでなく、芯の部分も一緒にあげましょう。ハムスターの中には固いものが好きな子もいます。
毎日与えても問題ない?
好きだからといっても毎日あげるのはどうかと考える人もいるかもしれませんが、野菜は毎日与えても問題ないです。キャベツも野菜なので、毎日あげても大丈夫です。
しかし、1回にあげる量は先ほど説明した「体の大きさと同じくらいの葉」を目安にしてあげるようにしましょう。
まとめ
キャベツは野菜の中では水分が多すぎず、ハムスターの水分補給にも最適でした。キャベツの芯を美味しく食べてくれるハムスターもいます。低カロリーなので毎日与えてても大丈夫です。ペレットばかりでなく野菜の摂取も必要なので、小さくちぎってペットのハムスターに餌として与えてあげましょう。