ハシビロコウ

各地の動物園での鳥のエリアで大人気のハシビロコウ(英語ではShoebill)。グッズやぬいぐるみもたくさん出ています。また特に伊豆シャボテン動物公園で有名です。あまり動かないから、飛べるのか?どうやって食事してるの?とか心配になってきます。捕食するために動かない理由を後で考えます。

また、ペリカンの仲間?コウノトリの仲間?あるいはキーウィの仲間?などと気にしたらきりがないですね!

あまりにもかわいらしいので、よく、ゲームやアニメのキャラクターにもよく使われます。けものフレンズのキャラクターなどでも有名になりました。

これから、生態などいろいろと調べていきましょう。どこの動物園や花鳥園で飼育しているかについても!

ハシビロコウの大きさはどのくらい?

背の高さは130cm前後、翼開長は250cm前後です。体重はオスが5.5kg前後で、メスが5kg前後です。大型の鳥類ですね。

大きなクチバシが特徴的です。英語ではShoebillといい、靴のようなクチバシという意味です。確かにクチバシと顔のバランスが特徴的でチャーミングです。

ハシビロコウはどの鳥の仲間?

ハシビロコウ

名前のコウの部分から、コウノトリの一種だと思われがちです。昔はコウノトリの一種として分類されていました。しかし現在はDNA分析から、ペリカンの仲間だという説が有力です。最近の遺伝子などの科学の進歩はすごいですね!今後の研究にも期待してます。

ハシビロコウの生息域は?

生息域はアフリカの淡水の湿地帯です。葦原が広がっており、魚が生息している場所を好みます。特にハイギョという魚を好み、その生息域と重複します。

本当に広い葦原の中に、本当に一人でポツリといます。ちょっとさみしくないんですかね?

これは、アフリカのウガンダの風景です。

草原にいるハシビロコウ 出展Wikipedia

次は、どのように生活しているのかを調べてみます。

ハシビロコウは単独行動?あまり動かない?

上のウガンダでの写真のように、昼間は草の陰でじっとしていてあまり動きません。夜行性で、しかも単独行動です。湿地帯の草の間にいる、小魚類を食べて生きています。

クチバシを下に向けたまま、じっと動かずに、近寄ってきた魚を食べています。なので動くときは急に動きます。ハイギョという魚を好みます。動かずに寄ってきた魚を捕食するなんて、意外と頭がよくて効率的ですね。動かなければ、小魚たちは、葦の草とハシビロコウの脚の区別がつかないでしょう。また、そのように進化したのかもしれません。ちょっとしたオヤジギャグです。

とにかく、動かずじっとしていて、足が葦に似ているからこそ、捕食できるんでしょう!

単独行動ですが、つがいになったペアのハシビロコウの間では、おじぎのような行動をします。また、クチバシをカスタネットのように打ち鳴らすことをクラッタリングと呼んでいます。動物園では飼育員におじぎをすることもあるようです。それがまた人気の秘密です。

次は、はたして飛べるのかどうかを検証していきます。

飛ぶハシビロコウ 出展Wikipedia

ハシビロコウは飛べます!

写真のとうり飛べます。なんとか最大500mは飛べるようです。動くときは素早いようです。写真をみるとちょっとびっくりするけど、意外とかっこいいですね。

羽ばたくハシビロコウ

ハハシビロコウは何年生きる?寿命は?

ハシビロコウの寿命は普通は30~40年のようです。伊豆シャボテン動物公園のハシビロコウの「ビル」は来園して38年以上たっています。なので推定で50歳くらいといわれています。かなり大事に育てられていますね。

そんなハシビロコウにも危機がおとずれています。

ハシビロコウは絶滅危惧種

やはり、森林開発や鉱山開発などによる草原の減少や水質汚染のため、絶滅危惧種となっています。現在、野生の個体数は一万羽以下となったと推定されています。人工での繁殖の成功例は世界中で二例ほどしかなく、ほとんど不可能です。そのためかなりの危機となっています。もうほとんど打つ手がない状況です。

絶滅してしまった鳥類のドードーやディアトリマなどにも似てますね。

日本ではどこの動物園で会えるのでしょうか?

ハシビロコウのいる動物園や花鳥園は?

ハシビロコウとシタツンガ
  • 伊豆シャボテン動物公園。
  • 恩賜上野動物園。
  • 掛川花鳥園。
  • 千葉市動物公園。ここにいるハシビロコウは飼育員におじきをしてくれます。見てみたいですね。
  • 高知県立のいち動物公園。
  • 神戸どうぶつ王国。
  • 那須どうぶつ王国。ウェットランドにペアでいます。

などの動物園や花鳥園で見ることができます。各地の動物園や花鳥園で大事に育てられています。

横になっているハシビロコウ

最後に

動物園や花鳥園の鳥類のなかでは大人気のハシビロコウでした。じっと動かない様子や、突然動いたり飛んだりする様子、飼育員におじぎするところも見どころです。

やはり、環境の変化や開発などにより絶滅の危機となっています。しかも手のうちようがないようですので、なんとか環境を整えるような方向に進むといいです。