うさぎの中でも人気のホーランドロップです。長い耳が垂れていて、かわいいので、ペットとして飼育する方も多いです。その種類や生態、寿命、なつくのか、動物園でみることはできるかなどを調べていきます。
生態

草食で牧草や野菜、果物を食べます。ペットとして飼育下では、ニンジンなど根菜や、ペットフードのペレットなども餌として食べます。やはり、大きい垂れ耳がかわいいです。基本的には自分で耳掃除します。ペットとして飼育するさいは、耳のケアもしてあげたほうがいいです。
種類

ロップイヤーと呼ばれるウサギには色々な種類がいます。もともとは、イギリスにイングリッシュロップがいました。耳が大きく垂れたウサギです。フランスにもフレンチロップがいました。イングリッシュロップもフレンチロップも体重が4~5kgと、大型のウサギです。オランダのウサギブリーダーがイングリッシュロップやフレンチロップとネザーランドドワーフを交配して、ホーランドロップが生まれました。オランダで生まれたので、そう名付けられました。英語ではHolland-lopです。

ネザーランドドワーフも、ある意味、仲間なんですね。ほかにも、ドイツ生まれのミニロップや、アメリカ生まれのアメリカンファジーロップがいます。
値段は?
育ったホーランドロップはペットショップで7万円~8万円で販売されています。若い個体だと2万円ほどです。ホーランドロップを赤ちゃんから育てるには、それなりの苦労があります。アフターケアがよく、飼育法などを教えてくれるペットショップや専門店で購入したいですね。
大きさ
ホーランドロップの体重は2kg弱です。ほかの動物と比較すると、フェレットと同じくらいの重さです。

体長は30cm程度です。ネザーランドドワーフよりは大きいですが、やはり小型のうさぎです。
寿命

飼育下でのホーランドロップの寿命は7年~10年です。ほかのペットとして飼育しているウサギと同じくらいです。できるだけ長生きして欲しいですね。
性格。なつく?

ホーランドロップを草原などに散歩にいくと喜んで走り回ったりジャンプしたりします。

性格はとても穏やかで、飼い主に、なつきます。飼い主の足元を歩き回ったりして、人懐っこいです。かわいらしく活発に行動します。

このような行動もホーランドロップが人気の理由です。リラックスしているときは、床に背をのばして寝そべったりもします。特に、小さいうちから飼育すると、よくなつきます。
動物園で見れる?

上野動物園を始めとして、札幌市円山動物園や六甲山牧場、富士サファリパークのウサギの館、高知県立のいち動物公園などで、ホーランドロップを見ることができます。
まとめ
ホーランドロップの生態や寿命、なつくかなどについて調べてきました。ウサギとしては小柄で耳が大きくて垂れているのが可愛いです。行動もキュートで、よく懐くのもペットとして人気の理由です。動物園に行ったさいは、ホーランドロップに注目してみましょう。