タスマニアデビル

2016年に多摩動物公園にやってきたことで一躍人気者になった「タスマニアデビル」(英語ではTasmanian Devil)別名はフクロアナグマです。

通称「黒い悪魔」と呼ばれており一見怖そうな動物ですが、その生態はどんなものなのでしょうか?絶滅も心配されている動物「タスマニアデビル」の正体に迫ります!

まずはその可愛さから!

タスマニアデビル写真集

あくびをするタスマニアデビルくん

https://dot.asahi.com/asahicameranet/info/topics/2016072100209.html

「ふぁ〜〜〜。ねむいぞ」

赤ちゃんのタスマニアデビル

http://e-wiki.org/ja/images/

赤ちゃんですぞ!

お座りをするタスマニアデビル

https://www.google.com/

今にも「お手」しそう。笑

ちょっぴり見えている歯がチャームポイントかも?

悪魔と呼ばれている割には、かなりかわいい動物ですよね。では、なんで悪魔と呼ばれているのか?その辺りも含め、タスマニアデビルの生態に迫ります。

タスマニアデビルの生態

タスマニアデビルの名前の由来は悪魔のような鳴き声から来ているようです。まずは大きさから見ていきましょう。

タスマニアデビルが寝ている

タスマニアデビルの大きさ

尾を含めないで、体長50〜60センチ。なので尾(20〜30センチ)を含めると70〜90センチですね。

オスメスでは大きさが少し違っていて

オス 10〜12キロ。

メス 6〜8キロ。

中くらいの大きさの動物ですね。

タスマニアデビルの寿命

5〜6年です。飼育下では6〜8年と言われます。

やや短命といったところ。ですが、野生のタスマニアデビルより飼われているタスマニアデビルの方がいくらか長生きします。あとは、個体差で寿命の長さが変わります。

生息地

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タスマニアデビルの生息域

タスマニア島にのみ生息しています。

かつては、タスマニアタイガー(フクロオオカミ)と同様オーストラリア全土に生息していましたが、野犬オオカミ「ディンゴ」の出現で滅び、タスマニア島にのみ生息するだけとなりました。

タスマニアデビルの食生活

肉系の食べ物であればなんでも食べ、食べる量は力士並み!

なんと、1日に自分の体重の15〜40パーセントもの食事を食べるとか。仮に20パーセント食べるとすると、60キロの人が12キロ食べる計算です。もはや力士以上ですね(笑)。

自分よりも2~3倍大きなウォンバットまで捕獲して食べることがあるみたい。

タスマニアデビルの性格

基本的に単独行動で、特にタスマニアデビル同士はあまり仲良くはなりません。また、自分よりも大きな生き物にはあまり近づきません。

ここまででも他の動物との違いが際立つタスマニアデビルです。

タスマニアデビルの行動や鳴き声

2分くらいのタスマニアデビルの動画です。鳴き声と、歩き方に注目!

なんだか、ちっちゃいクマって感じです。

タスマニアデビルの鳴き声

かわいらしい鳴き声ですね。

怖い鳴き声というほどではありませんよね。頑張って絞り出しているような声がまた可愛らしさも感じさせます。

でももし、夜中にこの声が聞こえたとしたら不気味かも?

足と爪

足は前足よりも後ろ足の方が短くなっています。そのせいで、ミニチュア版クマのようなあの走り方になるらしいです。

また、四肢に鋭い爪が生えています。これは、巣穴を掘るためのものです。大人になると見ての通りずんぐり体型になるので、木には登れませんが、子供時代は木登りもできるみたいです。

確かに多くの人もきっと子供時代は身軽だったのでしょう・・・。

強靭な顎

顎の力は半端なく、体の大きさに対する顎の力が哺乳類界で最強なのです。

かわいいからってくれぐれも、あまり近づかないようにしたいところです。

タスマニアデビルは実はお腹に袋がある有袋類

以外と知られていないことですが、タスマニアデビルはカンガルー、コアラなどと同じ有袋類です。別名のフクロアナグマからもわかります。

袋は後ろ向きについていて、走った時や穴を掘り返す時に土が袋の中に入らないようになっているそう。袋の中で子育てをするので、袋の中身を大事にしているんですね。

しかし、その袋の中で子育てをします!

子育て

タスマニアデビルはカンガルーなどど同じく、大量に米粒ほどの未熟な子供を産みます。

産まれてから4ヶ月ほどは袋の中で育ち、200グラムほどに成長し、ちゃんとしたタスマニアデビルの形になった頃に袋から出ます。それからさらに3ヶ月ほど、授乳されながら掘った巣の中で過ごします。そしてそれから3ヶ月ほどしてやっと独り立ち。

約10ヶ月の子育てでした。

こんな感じで大人になるのにも一苦労のタスマニアデビルですが、現在は絶滅が心配されています。

タスマニアデビル絶滅の危機

タスマニアデビル

絶滅なんて大げさじゃないの?と思ったそこのあなた。意外にもそうではないんです。タスマニア大学によると野生のタスマニアデビルが絶滅するのはほぼ確実と言われているのです。

けっこうやばいですよね。

ディンゴの出現でオーストラリア全土にいたタスマニアデビルがタスマニア島に住むのみになったことは前述しました。

1936年にまずフクロオオカミが絶滅。

「あれっ?フクロオオカミを見れなくなったぞ・・・」とやっと気づいた人々は、これはいかんということでタスマニアデビルのことに気づきます。

これで、ひとまず安心と思いきや・・・さらにもう一つの出来事が起こったのです。

タスマニアデビルの間でDFTDが流行しました。

それはなかなか治らないようです。

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キツネ

タスマニアデビルが絶滅危惧種の理由

非常に残念ですが、人が持ち込んだキツネが繁殖し、規模拡大を続けているのです。

これは、既に示したディンゴが現れた時と同じ現象です。

キツネによって生態系が変わってしまったタスマニア島では、いずれタスマニアデビルは絶滅することになります。

でも、現在の野生では厳しい状況でも、なんとか絶滅を防ぐことは可能かもしれません。

タスマニアデビルの生息数の回復について

大学、動物園、自然公園を巻き込んで、人工飼育を行ったりと様々なことをしています。生息数の回復と、環境の整備を進めてほしいものです。

その1つとして、日本の多摩動物公園にタスマニアデビルがやってきました!オスメスのつがいということで子供誕生に期待大ですが、ひとまず元気にいて欲しいですね。

今後もタスマニアデビルを見守ってあげましょう!