今、テレビなどで取り上げられ、フクロウはペットとしてちょっとしたブームです。そのカフェなどのお店が増え、自宅でも飼ってみたいと思う人も多くなっています。「飼ってみたいけど、どうするのか判らない!」という人も多いはず。そんなあなたのために、フクロウ飼育歴4年の私が、知っておきたいことをご紹介します!今、検討中の方、育てて見たいなって思う方にお役に立てればと思います。
フクロウの魅力
なんといってもこのフクロウのしぐさが可愛いです!シロフクロウですが、首の動き見たことありますか?首をぐるぐる回すしぐさ!ダンスをしているような首の回し方はずっと見ていてもあきません。結構、後ろを見ています。私は飼い始めのとき,あのグルグル回す動きをずっと見てしまいました。実際はあのグルグルは「気になるものがある。」ときにするんですが。。。警戒しているんですかね。それと小さくなったり大きくなったりと体の変形ですね。あれも実際は大きくなるのは威嚇しているときで、小さくなるのは枝になっているときなんですが、あの体の変化の違いもかわいいしぐさの代表ですね。
大型から小型まで色々、自分の好みで飼育できる。フクロウには色々な種類があり、大型から小型までいます。色々な大きさがあり、小型では手のひらに乗るぐらいの小さいものから大型では女性の力では腕にの乗せるのが大変な種類もいます。ここでは大型や小型について説明します。
大型の魅力。
大型のフクロウはとにかく圧倒されます。見ていてもかっこいい。外に連れて行けば注目まちがいなしですね。ただ大型は爪が鋭いので必ずグローブが必要になります。力もかなりあるので、飼育するさいは、生傷は絶えないという覚悟が必要ですね。
小型の魅力。
小さくてとてもかわいい。最近、小型のフクロウを飼っている方が私の周りでは多いです。小型だとグローブ入りませんが、小型ならではの爪があります。小さいのでそんなにスペースもとらずペット可能のマンションなどでも飼い易いです。しかし、小型は体調管理がきちんとできないと、命にすぐつながっていきます。だから、しっかりと世話をできる環境が必要ですね。
ペットとして飼育するときの注意点は?
ここからは、フクロウを飼育するときの注意点をご紹介していきます!どうぞご参考にしてみてくださいね。
種類によって寿命が違う。大型のフクロウだと、40年前後と長生きします。小型だと、15年ほどの寿命です。いずれにしても、ペットとしては長寿な動物です。
かわいくても実は肉食。「フクロウを育てたい!」という方が私に話を聞きに来ることもあります。テレビでみていて猫と仲良くしていくうちにもほしいなどもあります。私がまずそんな方に説明するのは、一番にこれです!「かわいいけど肉食ですよ。」どんなにかわいくても実際は猛禽です。食事も餌としてマウスやうずらなど肉類を食べます。そのまま丸ごとの場合もありますが、さばくこともあります。実際、私は最初、うずらをさばくのに慣れるまで手が震えていました。スーパーなどに売っている鶏肉じゃだめ?という方もいますが、栄養価がまったく違います。自然界の中で野生ではフクロウは自らハンティングして、生きている小動物を食べるのが現状です。ペットとして飼う場合はなかなか生きているものをあげられないので冷凍されているマウスやうずらをあげなければいけません。小型の場合は昆虫などもあげます。
病院探しが重要。犬や猫と違い、実はフクロウを見れる病院はすごく少ないです。飼育する前に必ず見れる動物病院を探しましょう。フクロウも命あるもの。病気や怪我もします。そんなときに見てもらえる動物病院は必要ですが、特殊な生き物のためなかなか見てもらえる動物病院がありません。飼う前に動物病院は探しておきましょう。
鳴き声にも注意。
近所の環境も考えましょう。一軒家で育てるのであれば大丈夫ですが、集合住宅で飼う際に、個体差はありますが、あまりにフクロウの鳴き声が大きくては困りますね。
準備。
私がフクロウを飼育する前に注意したポイントを書こうと思います。
- えさの手配。
- 動物病院。
- 飼育環境。
- 相談できる人。
この4つはおさえておくべき。えさも今ではネットでも購入できます。餌の管理できる冷凍庫の確保をしておきましょう。また小型では昆虫の販売しているところも探しておきましょう。動物病院は何かあった時のために。また、爪の手入れ、くちばしの手入れなどもしていかなければいけませんので必ず探しておいてください。飼育環境については種類によってはかなりの温度管理も必要になります。部屋の確保なども大きさによっては必要になりますので飼育する種類にあわせて飼育環境を整えてください。
相談できる相手が重要!
これは友達を作っておくと色々と情報交換できます。ちょっとした疑問などこういうときはどうしたらなどやはり飼育している方に聞くのが判りやすいです。
まとめ
経験を踏まえて、ここまで書きましたが、あくまでも私の意見や経験です。生き物を飼うというのは犬も猫もかわりません。決して安易な考えで飼うではなく、家族の一員として迎えてあげてください!大変なこともありますが、きっとあなたのすばらしい家族になりますよ。