魔法映画「ハリーポッター」のハリーのかわいいペットとして人気が爆発し、一躍人気ペットの仲間入りをしたフクロウ(英語ではOwl)。

でも、「フクロウって一般人が飼育するとなると難しそうだし、なんだか不安だな?」と思ったり。

そんなフクロウですが、幾つかのポイントを押さえるだけで、実は初心者でも飼育ができるのです。

それでは早速、フクロウをペットとして飼うための餌やゲージなど必要なペット用品、費用、注意点、そして正しい飼育方法を見ていきましょう

フクロウ、ミミズクをペットに!正しい飼育方法、飼い方は?

出典:PIXTA

まず、フクロウやミミズクの飼育方法を見ていく前に、フクロウがどんなペットなのかを最初に確認しましょう。

1、ペットになるとどうなる?

正直言ってフクロウは隠れ神ペットです。

以前のフクロウといえば、

「森に住んでいる”ほーほー”鳴いている珍しい鳥。」

のようなイメージしかありませんでしたが、

近年ではフクロウカフェもできていることから分かる通り、

一度フクロウの魅力を知ったら離れられない!

というのがフクロウを飼っている人や、フクロウ好きの人たちの意見です。

しかし、飼育に関しては犬や猫のように簡単ではないので、それなりの飼い主意識が必要ですね。なので飼う決心をしてから、かわいいフクロウをペットとして歓迎してあげましょう!

2、フクロウ、ミミズクは肉食の生き物。

フクロウはなんとなくおっとりしていそうなイメージがありますが、実はフクロウって、ワシやタカといった猛禽類と同じ仲間なんです。

さすがに野生のワシほどではありませんが、鋭い爪とくちばしを持っているので、ある程度は注意が必要です。ですから、肉食の生き物を飼うことになるということも頭に入れておくといいですね。

3、懐くの?

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ミミズク 出典:twitter.com

先ほども言った通り、フクロウは肉食の生き物です。しかも鳥なので、懐くか不安なところはありますよね。

でも大丈夫です。犬や猫のようなベタベタに懐いた状態になるのは難しいですが、飼い主を認識してなつくようなしぐさをするものがほとんど。一緒に生活をする仲間のような感覚でしょうか。

なつくというより一緒に暮らす

犬や猫は懐く感覚が分かりやすいですが、フクロウはというと懐くというより、人に慣れて一緒に暮らしていくような感覚です。なので、無理に懐かせようと自分からグイグイ行くのはダメですね。フクロウとの暮らし方についてはこちらも。

他にも、フクロウは基本的に飼い主にしか懐かないと言われているようですが、稀になつきやすいフクロウもいて、他の人にもなつくことがあるフクロウもいるみたいです。

また、腹が減ったりするとちょっと威嚇するくらいのことはあります。*ただ、赤ちゃんがいる場合は注意したほうがいいですね。

4、どんなしぐさや、行動をするの?

フクロウカフェに行った時があると分かりますが、フクロウは本当に可愛いです。手の上に乗ってそのまま見ているのも可愛いですし、そっと撫でてあげると頭を下げたり。

もっと言うと、グルグルとロボットのように首を回してみたり、体を大きくしたり、細くしたりなどなど。こんなしぐさをされるのですから、可愛すぎて離れられなくなっちゃいます!

そんなわけで、フクロウは「いるだけで癒される」そんなペットです。

5、他のペットと比べて初心者が飼育するのは難しい?

飼育難易度的にはもちろん犬や猫よりも飼うのは難しいですね。

かといって初心者がいきなり飼育を始めて無理かと言われればそうでもありません

フクロウに対してしっかりと愛情を持って接してあげられるのなら問題ありませんので、かわいい家族ペットとして一緒に生活してあげましょう。

それでは早速フクロウを飼うにはどうしたらいいのかを見ていきましょう。

まずはフクロウを飼う前に準備する必要なものから!

飼育の環境準備、ケージや必要なペット用品など

フクロウを飼うに当たって非常に大事なのが、ストレスを与えない飼育環境です。これに関しては飼うフクロウの大きさによっても変わってくるのですが、主にケージ、場合によってフクロウ用の部屋を用意します。

フクロウ用のケージ

大型、小型にかかわらずフクロウが動き回れる大きさのケージを用意しましょう。小さいゲージだと羽を傷つけたりします。フクロウ専用のケージはなかなか売っていないので、家具を組み合わせたり、犬猫用のケージを改良してみるといいですね。

幾つか参考までに載せておきます。

ただ、ケージのみで飼育する場合、ずっとケージの中に閉じ込めておくのも可哀想ですし、健康的にも良くないので、たまに部屋に出してあげるとより良いです。

フクロウやミミズクは。野生では夜行性で森林の中で生活をしているため、ゲージは過度に日光が当たらず、風通しがよいところに設置してあげましょう。

とまり木(パーチ)も用意してあげましょう。

もし部屋で自由にさせる場合は、足に紐を結んでいつでも捕まえられる状態にしておくと便利です。ペット用品としては、アンクレットにジェスとリーシュをつけておきます。

フクロウ専用の部屋は必要?

正直言ってフクロウ専用の部屋はなくてもいいと思います。というのも、部屋で放し飼いとなるとフンはし放題ですし、いろんなものを口にしようとするので結構大変なのです。

また、放し飼いした人の話では、とにかくフンに困ったらしいです・・・。「ふーん、そうなんだ。」

なので、大型のフクロウを飼育する場合には専用部屋を用意してあげてもいいとは思いますが、小型のフクロウの場合は特に必要ありません。

それよりも、なるべく大きめのケージを作ってあげて、かわいいフクロウにストレスをかけさせないようにしましょう。

それでは次にフクロウ、ミミズクを飼育するにあたって餌の与え方や調達方法を見ていきます。

餌のやり方や費用は?

フクロウを飼うと一番大変なのが、実は餌やりなんです。というのも、フクロウの餌はラットやウズラ、ひよこなどです。

丸呑みで食べさせる場合もありますが、基本的にはウズラなどを加工して、それをフクロウに与えることになるんです。初めて見てびっくりしない人の方が少ないですね。

下の動画を参考にしてみてください。

ここでは、まず餌の作り方を動画で見ました。しかし、餌の与え方に関してはペットショップで違ってきたりすることもあるので、ペットショップ店員に聞いてみるのが一番です。

ですが、大体どのような流れになるかは知っておいたほうがいいので、ざっと一通り説明します。

フクロウやミミズクの餌は何?

メインの餌の冷凍ウズラ、ラットなどは爬虫類ショップなどで手に入れることができます。
もちろん通販でも購入可能です。

スーパーなどで売られている肉はどうなの?と思うかもしれませんが、スーパーなどの肉は血抜きが施されていることが多く必要な栄養価を満たしていないので、基本的にNGです。

「あー、ウズラたちを加工するのは怖いし、気がひける・・・」という気持ちは分かりますが、ペットであるフクロウにも食べやすく作ってあげてくださいね。

また、フクロウ専用の人工フードもあるようですが、やはりメインはウズラやラットが良いです。他には、コオロギなどの昆虫を好む個体もいるようなので、そのフクロウに合わせて餌を選ぶことも必要です。

餌の量

適量を1日に1〜2回与えます

適量と言いましたが、飼ううちにちょうどいい餌の量がわかってくると思うので、飼いながら調整していきましょう。

ただ、一般的には大型フクロウで体重の10%程度、小型で15%程度です。

餌の与え方

慣れるまでは、ケージの中の餌箱に餌を多めに入れておきます。フクロウは夜行性ですが、餌を与える時間は夜と限らなくてよいです。

慣れてきたら、ピンセットなどを使って餌をあげてみると餌をくれる飼い主だ!と認識してくれるようなので、懐かせたい場合はピンセット等で餌をあげてみてください。

これらの結果から算出すると、フクロウの1ヶ月の大体の餌費用は1万円ほどになります。

決して安くはない費用ではありますが、そこまで高くもない値段ではないでしょうか。フクロウと過ごすことを考えたらこのくらいは出してもいいでしょう。

これで、基本的なフクロウ、ミミズクの飼い方はOK。ここからはプラスアルファで飼う際に注意すること、気になることを中心にまとめていきます。

大型を飼うときにグローブは必要?

大型のフクロウを飼うとなったら、グローブは絶対に必要です。

大型のフクロウたちは爪がとても鋭いために、「かわいい!」と思って腕に乗せてあげた時に、服を着ているだけでは簡単に貫通してしまいます。

なので、爪が鋭いフクロウを飼う場合は絶対にグローブを用意しましょう。

逆に大型でない小型のフクロウ、ミミズクたちはそうでもないのでグローブは必要ありませんね。しかし、もし爪が刺さったりした場合はグローブを用意してみるといいです。

水浴び場を作る

フクロウは水浴びをします。

ケージの中に水浴び場を用意するのが難しい場合はケージの外に出した時に、洗面器のようなもので水を入れた容器を用意してあげましょう。

面白いですが、勝手に水浴びをし始めます。霧吹きを使用してもよいです。

水浴びをしたがらない個体もいるみたいですが、いつかはするので、水浴び用の容器や霧吹きは常に用意しておいてあげるとフクロウは喜びます。

飼育するには許可が必要と聞いたけど

実はペットとしてショップに展示されているフクロウはほとんどが海外産(海外ブリーディング)です。

国内産(国内ブリーディング)のフクロウはかなり値段が高く一般人にはお呼びでないくらいの値段です。

ですが、ショップに売られているフクロウ、ミミズクであれば飼育に許可は必要ありません。

許可が必要になってくる、もしくは飼育不可な個体は、日本国内の野生の個体です。

これには鳥獣保護法やワシントン条約が関係しています。なので、ないとは思いますが、野生のフクロウを飼育するのはやめましょう。

フクロウ、ミミズクの寿命は?

出典:PIXTA

フクロウやミミズクたちの寿命は思ったよりもかな〜り長いです。

いろんなフクロウがいるのではっきりこのくらい!と言うことはできませんが、一般的には

  • 小型のフクロウ,ミミズク 10年〜15年ほど。
  • 中型のフクロウ,ミミズク 20年ほど。
  • 大型のフクロウ,ミミズク 20年以上(個体によっては30~40年)。

フクロウやミミズクの寿命について、詳しくはこちらも参考にしてください。

犬や猫は15年生きれば長い方なので、フクロウがいかに長生きなのか分かりますね。大事に育ててあげましょう。

値段は?

フクロウ、ミミズクをペットに迎える上で気になるのがその値段。

ちょっとびっくりするかもしれませんが、基本的にフクロウはかなり高価なペットです。

具体的には

  • かなり安いメンフクロウで10万円〜。
  • ハリポタでおなじみのシロフクロウではなんと、70万円〜。

と、かなりリッチな値段のペットとなっています。

ですから本当に「飼いたい!」と思ったら、この高い値段も考慮して、しっかりと世話をする覚悟をもって購入を決めましょう。

どんな種類がいるの?

最後に一番気になる、どんな種類のフクロウがいるのか?という疑問。

大きくてかっこいいフクロウにしようか?小さくてかわいいフクロウにするか?は一番悩ましいところだと思います。

ぼくはモリフクロウ推しですが、お金に余裕があるならハリーのシロフクロウと一緒に生活してみるのも楽しそうですよね。フクロウやミミズクの種類などについてはこちら。

最後に

ここまで話題の神ペット、フクロウ、ミミズクの飼い方を中心に話を進めてきました。

フクロウカフェも出るくらい人気のあるペットなので、犬や猫に変わる新しいペットとして考えるのもいいですよね。

よかったら、こちらのフクロウの入門も参考にしてください。

腕に乗ってじーっと見るだけでも癒されて、頭をなでなでするのもまた癒しポイント。

少々飼育が難しいところもありますが、慣れてきたら最高のペットになること間違いなしです。

ペットとしての責任を持って飼育して、楽しいフクロウライフをぜひ送ってみてください。