ヤシガニの生態や味などを調べてみました。やはりその名の通り、ヤシの実を食べます。しかし、沖縄では違う実も食べるようです。何を食べるのでしょうか?また、日本では、どこの水族館で見れるのかも気になります。
生態

ヤシガニって、カニみたいな姿をしていますが、実はヤドカリの仲間なんです。その生態を調査!英語ではCoconut-crabで、漢字では椰子蟹です。
特徴。

見た目も十分特徴的ですが、他にも特徴的なところがあったのでご紹介します。
・子供時代は宿がある。
実は子供時代は殻を被っています。大人になると、大きくなりすぎてサイズに合う殻がなくなるだけみたいですね。でも、大人のヤシガニはお腹の部分が硬くなるようにできているので、大丈夫です。
・脱皮する。
なんと脱皮します。脱皮した後はお腹が柔らかくなるので、30日ほど巣からでないです。
・木に登る。

ヤシガニは木登りもできるスーパー甲殻類です。登る時も降りる時も上を向きながらで移動。木の上でヤシの実を食べることもできます。そのため、ヤシガニと呼ばれています。
生息地

ヤシガニは太平洋の西部からインド洋にかけて生息しています。日本にもいますが、沖縄本島では700匹ほどしか生息していないです。また、日中は岩陰などに巣を作り潜んでいて、夜になると現れ始めるみたいです。あとびっくりなのが、幼体の頃だけ水に入れて、成体になったら海に入らなくなります。
大きさ

ヤシガニは陸上で生活する甲殻類の中で最大の種類です。

大きいものでは40センチを超えます。体重はなんと4キロオーバー。足を広げると1メートル以上になります。海水中での最大の甲殻類はタカアシガニです。また、淡水中で最大の甲殻類は、タスマニア島に生息しているタスマニアオオザリガニです。
食べ物、餌。

ヤシガニって名前ですが、なんでも食べる雑食性。でもやっぱりメインはヤシの実らしいです。果実系が大好きです。沖縄に生息する個体は餌としてアダンの実を食べます。
寿命

これがまたびっくりでヤシガニは50年ほど生きます。でも、他のカニたちも結構長生きで、甲殻類系は平均して長寿の生き物です。
味は?
このソバはダシがきいていて、後味もよいそうです。ぜひ、石垣島など旅行に行かれたさいは、試してください。ヤシガニが食べた果実によっては、毒が蓄積していることもあります。自分では調理しないようにしましょう。
武井壮がワイルドに食べていた。
武井壮が無人島でのサバイバル番組でヤシガニを焼いてワイルドに食べていました。
@mochiko0204 武井壮もヤシガニ食べてましたwサバイバルでw
— かわなか けんすけ (@kawachu_1101) July 5, 2015
普通に、イセエビみたいで美味しそうでした。
水族館にいる?

アクアワールド茨城県大洗水族館や、三重県の鳥羽水族館、和歌山県のすさみ町立エビとカニの水族館、沖縄県の美ら海水族館で、ヤシガニを見ることができます。
ペットにできる?
国内で、ヤシガニをペットにしている方はいます。しかし、ヤシの実やアダンの実を餌として入手するのは困難なため、個人でペットとして飼うには、ヤシガニは難しい生き物の部類に入るでしょう。
今後。
こんなヤシガニですが、実は絶滅危惧種です。土地開発や環境問題などが原因で、生息数が減っていっています。
まとめ
ここまで、ヤシガニの生態をまとめてきました。絶滅危惧種であり、あまり目にすることはないかもしれないです。今後、話題になったらこの記事を思い出して頂けたら幸いです。