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コキンメフクロウは小さくてかわいい。生態から飼育方法、値段!

  • 2023年4月3日
  • 鳥類
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花鳥園にはたくさんのフクロウがいます。どの種類もそれぞれに特徴を持っていて、ゲージの前をいったりきたりしながら飽きず眺め続けてしまいます。そんな中で、きらりと光る瞳。虹彩は金色で、瞳孔は黒色。体の小ささに反して、その瞳の魅力は無限大。それはコキンメフクロウ(英語ではLittle Owl)という種類でした。今回は、それについてご紹介しますね。

漢字で書くと?とってもかわいい

Bird Little owl in natural habitat Athene noctua. 出典:123rf

コキンメフクロウは小型のフクロウで、大きさは15~20cm。体重は150~200gです。頭が平たく、体の色は薄い茶色のまだら模様になっています。漢字で書くと小金目となるように、特徴的な金色の瞳をしています。体が小さいので人を見上げるときには自然上目遣いになります。首をくりくりと動かしながらその特徴的な瞳でこちらを見つめてくる様子はとっても愛らしいです。くちばしは黄色く、羽角はほとんどありません。また、ほかのフクロウやミミズクに比べて足が長く見えるのも特徴的。

Little owl, Athene noctua. Young man perched on his usual innkeeper next to the nest. 野生のコキンメフクロウ
野生 出典:123rf

気候の安定した土地に生息しているので、シロフクロウのように足まで羽毛に覆われていたりはしないんですね。そして、体は小さいのですががっちりとしていて、頭が大きいのも特徴的です。英語ではLittle owl。その体の通り、「小さいフクロウ」という意味です。

どんな鳴き声?

Little owl in natural habitat Athene noctua. 出典:123rf

鳴き声は比較的トーンの高い鳴き声です。

「キョロロロ」と鳴いたり、「シャーシャー」と鳴いて甘えたりします。鳴くときに下のくちばしが素早く震えるのがとってもかわいいですね。こんな声でねだられたら思わず顔がにやけてしまいそうです。二羽で仲良く木の枝に留まって、餌を譲り合っています。

寿命はどのくらい?

雛 出典:PIXTA

コキンメフクロウの寿命は10~20年です。お迎えするときは新しい家族が増えるような気持でお迎えしましょう。

なつく飼育方法は?

Little owl Athene noctua hiding in the grass. 出典:123rf

コキンメフクロウは小型のフクロウではありますが、運動は必要です。十分な広さの飼育場を用意してあげてくださいね。また、ゆっくり落ち着ける場所を用意してあげると喜びます。なつくとっても可愛らしいしぐさを見せてくれますが、最初のうちは急にスキンシップをとりにいこうとせず、落ち着くまでゆったり待ってあげてください。そして、とっても動きが素早いんです!体の小ささもあいまって、しっかり見ていないとすぐに見失ってしまうほど。

two young owls athene noctua. 出典:123rf

雛のうちから育てると、なつきやすいです。

どんな性格?

little owl (Athene noctua) on branch, green background, it is snowing in the background of white flakes. 出典:123rf

性格は活発で神経質。少し攻撃的な面もあります。ですがじっくり腰を据えて一緒に暮らせば、手に乗ってくれたり体を触らせてくれたりします。はじめのうちから焦ったりせず、じっくり腰を据えて暮らしていきましょう!

値段は?いくらくらいで買えるの?

出典:PIXTA

おおよそ15~20万円です。ペットとしての人気が高い品種なので、フクロウの中では比較的リーズナブルな価格といえるでしょう。ただ、輸入しづらい時期もあり、そういう時期には5万ほど値上がりします;;

どこで販売されている?

猛禽類を取り扱っているペットショップや、専門店などで販売しています。比較的入手しやすい個体なので、お店に問い合わせてみてくださいね。

生態

Little Owl (Athene noctua). Russia, the Ryazan region (Ryazanskaya oblast). 出典:123rf

小動物や両生類、爬虫類や木の実などを食べて過ごしています。小さくて可愛らしくてもそこは猛禽類。飼うときにはほかの種類と同じように、ウズラやヒヨコ、虫などをあげてくださいね。ヒナのころはふわふわの綿毛のような羽毛が生えています。頭の部分にちゃんとした模様ができるのは、成鳥になってからなんですね!

生息地

Bird Little owl in natural habitat Athene noctua. 出典:123rf

コキンメフクロウはヨーロッパから中国、アフリカ北部に広く生息しています。普段は木々のまばらな林や草原、農耕地や公園などいて、木の穴や建物のすきまに巣を作って住んでいます。

出会える動物園などの場所

ペットとしての人気も高いコキンメフクロウ。あの黄色の瞳と見つめあいたい!ふわふわとした羽毛を近くで眺めたい!そんな方も多いのではないでしょうか?というわけで、会うことができる場所を紹介しますね。

しあわせをよぶふくろうの城 千葉店(http://fukurounoshirochiba.blog.fc2.com/blog-entry-303.html)

フクロウとのふれあい体験や、販売をしています。こちらには1歳になるコキンメフクロウがいます。ほかにもハヤブサもいるんですよ!エサの販売や、予約制でメンテナンスも行っているので、フクロウのことについてより深く知りたい方におススメの場所です。ほかの地域にも店舗があるので、お近くの方はぜひ。

ふくろうのみせ(http://www.owlfamily.co.jp/)

西日本(大阪、京都、博多)にお店のある、フクロウとのふれあいの場所。販売も行っているほか、購入後の自宅訪問などお店側のアフターケアもばっちり!お店で触れ合いながら、フクロウと過ごしている自分を想像してお迎えする、ということもできます。西日本にお住まいの方は要チェックですよ。他にも、伊豆シャボテン動物公園などの動物園でも見ることができます。コキンメフクロウについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?みなさんもぜひ、その魅力を存分に味わってくださいね。