小湊鉄道のホームで休んでいるネコ

猫も、招き猫など開運グッズとして日本人にはなじみ深いモノです。

2000年代に入った頃から、赤字で経営難だった和歌山電鐵貴志川線のタマ駅長がブームになって経営を立て直しただけでなく、聖地巡礼に多くの観光客が訪れて、まさに招き猫になりました。

毎年9月29日は「招き猫の日」です。

また、猫カフェ・猫の島・猫グッズ・猫写真集など、猫派にとっては癒しとご利益を兼ねたアイテムが増えてきています。招き猫の置物などの縁起や金運などについて調べていきます。

なぜ縁起がよい?

三毛猫が門の前の石の上に座っている 出典:shutterstock

猫は、ネズミを捕ってくれるので、日本のみならず同じく農耕が基盤だった古代エジプトなどでも、ペットとして飼われてきました。

やがて神格化されて、猫の頭の女神まで存在しました。

ネズミが、備蓄してある米や養蚕のかいこ、食糧を食べてしまったら困ります。

で、家財を守る猫が必要になり、ひいては縁起モノへと発展したのです。

穀物=豊穣のイメージから、源氏物語では猫の夢が受胎を表すとの記述すらあります。

その中でも、とりわけ縁起が良いのは、オスの三毛猫なんだそうです。

マウスの遺伝子を高校の生物で習いますが、ある毛の色の遺伝子がオスに集まると普通は生きていないらしいのです。

ですのに、生きているんでより縁起が良いのだそうです。

通常、見られる三毛猫はほとんどがメスです。

黒猫は?

黒猫が庭先を歩いている 出典:123rf

西洋由来か?黒猫を見ると縁起が悪いとしたジンクスがありますが、間違いです。

黒猫そのものが不吉ではなく、黒猫=幸運のシンボルが目の前を素通りして行ってしまった、と解釈してください。

招き猫の発祥

豪徳寺にある招き猫の置物 出典:123rf

タマ駅長が体現した招き猫なんですが、発祥には諸説があります。

いずれも江戸、現在の東京です。

一番有名なのが、今の世田谷区の豪徳寺です。

小田急小田原線の駅名でもありますね。

お殿様が大雨時豪徳寺前を通りかかり、お寺の猫が手招きをしたから近寄ったら、ついさっきまで雨宿りをしていた木に雷が落ちました。

ですから命の恩人として、お殿様は豪徳寺に多額の寄付をして、猫も片手をあげた招福猫児となって祀られました。

その、お殿様は彦根藩の当主である井伊直考だったんですよ。そのため、豪徳寺はのちに、井伊家の御菩提所となりました。

ほかには、薄雲大夫が大蛇から守ってくれた/台東区の今戸神社/猫で命拾いした江戸城を開いた太田道灌の猫地蔵説などがあって、どれも本家を称しています。

招き猫には複数のルーツがあると考えていいでしょう。

海外では?

三毛猫の親子 出典:123rf

海外に於いても、猫は幸運をもたらすシンボルであり、とりわけ黒猫にあっては厄除けとしされイギリスに於いて船乗りの家庭で飼われていました。

そう、海難除けです。

当時大英帝国が発展していった大航海時代、航海技術は進歩していましたが、海と言うモノは現在でも何時牙を剥くかわかりません。

安全は切なる願いでした。

そこから発展して、黒猫が家に居着くと幸運も居着く/黒猫が玄関前にいたら幸運の兆し等、ヨーロッパ全般に縁起のいい動物として広まりました。

日本において、潮を読んで、航海や海運の安全に良い動物は亀です。

対して日本以外のアジア圏でもベトナムには、日本の兎年に代わって猫年が設けられていて、珍重されています。

ベトナムも稲作文化圏です。

ベトナムでも、猫は穀倉を荒らすネズミを捕ってくれる=役にたってくれる、から発展して神格化が進んだんでしょう。

開運グッズや置物!色や種類で運気が異なる?

右手を上げている招き猫と左手を上げている招き猫 出典:shutterstock

猫の開運グッズは、猫好きブームゆえ、検索すれば幾らでもヒットしますよ。

まず思い浮かぶのは、昔からある招き猫です。

料理屋のカウンターからスタッフが行き来している棚に鎮座していたりしますね。

案外知られていませんが招き猫は、上げている手が左手のモノ・右手のモノがあります。左手を上げているのはメスで客を招く、右手を上げているモノはオスで金運・福を招くとされています。

どちらが多く来ても店は発展しますよね。

お店などで良く見られるのは白い招き猫です。

白い招き猫は来福招福です。

そこへもってカラフルな色もあるんです。色別に開運してくれる運気の方向性がが違うからなんです。白に次いでお店に多い、

黒の招き猫は厄除けです。

青の招き猫は学業と仕事運です。

桃色の招き猫が愛情運です。

赤の招き猫は健康運です。

ですので、招きたい≒上げたい運に関する色の招き猫をゲットしましょう。

基本的に白い動物は縁起がよいです。白蛇も縁起がよいです。

白うさぎも縁起が良く、大きな耳で幸運を集めます。

パワーストーンに詳しい人ならば、色がパワーストーンの選び方と似ているなあと、思ってしまいます。

リアル猫も大事に。これが大事です。猫といえば、ねずみです。ねずみも縁起がよく、子年(ねずみ年)は干支の筆頭です。

招き猫の置物だけでなく、フクロウの置物も運気や金運をアップします。

どこで見れる?

伊勢神宮近くのおかげ横丁にある招き猫 出典:wikipedia

毎年9月29日は、招き猫の日です。その前後の期間中、

「来る福招き猫まつり」が、三重県伊勢市のおかげ横丁や愛知県瀬戸市、長崎県島原市で開催されています。

その瀬戸市には、招き猫ミュージアムがあります。

広島県尾道市には、尾道イーハトーヴ・招き猫美術館in尾道があります。

岡山県岡山市にも、招き猫美術館があります。

もちろん、豪徳寺でも、たくさんの招き猫を見ることができます。

まとめ

特に縁起がいいのは三毛猫でした。

黒猫も。

イギリスでも航海の安全によく、ベトナムでも五穀豊穣によかったです。

招き猫も上げる手や色で、金運や仕事運など、上がる運気が異なりました。