うさぎの中で有名な、ネザーランドドワーフ(英語ではNetherland Dwarf rabbit)についてです。ペットとして飼育したいウサギとしても大人気です。どういったところが人気の理由なのでしょうか?その生態や寿命、飼育している動物園などについても調べていきます。
生態について
ウサギ科アナウサギ属です。アナウサギの中でも、カイウサギやイエウサギと呼ばれるうさぎの仲間でもあります。ネザーランドとはオランダのことです。1900年ころに、オランダで誕生しました。その後、イギリスやアメリカへ広がり、世界中で愛されるようになりました。色々な画像でもわかる通り、色の種類は多いです。
大きさは?
ネザーランドドワーフの体重は大きくても、1.1kgです。一方、ジャパニーズホワイトと呼ばれるウサギは、体重が3kg~6kgほどです。ジャパニーズホワイトと比べると、ネザーランドドワーフがいかに小さいかがわかります。体長は大きくなっても25cmほどです。手のひらの上にのりそうですね。かなり小型のうさぎです。耳が小さめで、立っています。顔は丸いです。頭の大きさが比較的大きく見えます。オスのほうが頭が大きめです。このような小型のうさぎを、ミニうさぎと呼ぶこともあります。
餌は?
植物食です。草や根などの植物を餌として食べて成長します。飼育するさいは、モチシーやアルファルファなどの牧草と、ペレットフードを餌として与えます。野菜も食べます。ほかのウサギたちと同じです。
寿命は?
寿命は5年~10年ほどです。記録では最長で14年ほど長生きしたネザーランドドワーフもいます。他のカイウサギさんたちと、同じくらいの寿命です。もしペットとして飼育するとしたら、長生きできるように大事に育てたいですね。
なつく?
ネザーランドドワーフは、比較的、穏やかな性格です。飼い主に水浴びをさせてもらって嬉しそうにしています。
その後、ドライヤーで乾かしてもらっているときも、じっとしてリラックスしています。温和なうさぎであるのがペットとして人気の理由なのでしょう。また、ネザーランドドワーフはうさぎの中では活動的なほうです。小型のウサギで行動が活発なのも人気の理由です。飼育するときは、毎日の水の交換や、食事、ケージの掃除、運動、ブラッシングなどをします。性格が温和で、なつくと活発に飼い主のまわりを歩き回ったり、そばで寝たりします。
いっしょに公園などに散歩にいきたいですね。もし、ペットとして飼育する際には、かわいい名前もつけたいですね。
ペットとして人気の理由は?
ペットとして飼育したいウサギランキングで常に一番です。その理由を調べていきます。
小さくて可愛いから。
上の画像はネザーランドドワーフの赤ちゃんです。手の上に2羽の赤ちゃんうさぎがのっています。体の小ささの割に、頭が大きく、目も大きいのが人気の理由です。耳もピンと立っています。下の画像はネザーランドドワーフの子ウサギです。ゴルフボールの大きさと比べるとよくわかります。ぼやっと見ると、チンチラやリチャードソンジリスなどと似ていますね。餌をもぐもぐ食べていたり、目がくりっとしていて、小さくて、かわいいところが、どれも人気の理由です。
見ることのできる動物園は?
ネザーランドドワーフはペットとしても人気で、飼育しやすいうさぎです。東京の上野動物園や、札幌市円山動物園、大牟田市動物園など、日本全国北から南まで、色々な動物園で、ネザーランドドワーフは人気です。オーストリアのシェーンブルン動物園で飼育されているネザーランドドワーフ(黒)も、かわいいです。動物園によっては、ネザーランドドワーフとふれあうこともできます。ぜひ、見に行きましょう。
まとめ
小さくて可愛かったです。目がくりっとしていて、耳がピンと立って、顔が丸くて大きいのもかわいいです。寿命は、ほかのカイウサギと同じくらいでした。うさぎのペットとして人気が一番のネザーランドドワーフを大切に育てたいです。