出典:wikipedia

変な鼻を持つ動物として、NHK「ダーウィンが来た!」にも登場したサイガをご紹介!みんなブサイクとか言っているけれど、実は絶滅危惧種サイガ(英語ではSaiga)の生態を検証します!

トップ画像のサイガもかなりのブサカワ動物だったけれど、まず最初にブサイク度を検証します。

ブサイク度はいかに?サイガ画像集

・一番ブサイクなサイガ

ネットにある画像の中で、個人的にこいつが一番ブサカワ動物なサイガでしたね。笑

まぁ、かわいいとは言い難いです。

次!

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普通にかわいい。

やっぱり赤ちゃんはどんな動物でもかわいいんですね。

結果、サイガは物によっては結構ブサカワ動物なのもいるという結果になりました。

でも、なんでこんなに鼻がノペノペしているんでしょうか?その辺りも含めてサイガの生態をチェックしましょう!

サイガの生態について

まずは気になる鼻について!

サイガの鼻の役目

普通に考えたら、こんな鼻なんの役に立つの?と言いたいところですよね。調べるまでは、動物界でよくある鼻の大きさ比べでもするのか?と思っていました。

しかし、割としっかりとした理由があったんです。それは、

吸い込む空気の加湿、加温効果!

サイガはカザフスタンや、モンゴル、南ロシアに生息する動物です。そのため、気温は低め。冷たすぎる空気を吸い込んで、体調を壊すかもしれませんでした。そんなある時、鼻を大きくして冷たすぎる空気を吸い込まないようにしたらいんじゃね?

と思って、あのノペノペの鼻に進化したというわけでした。

でも、それだけではありません。あと、2つも効果があるようです。

・1つ目

砂嵐の中でも呼吸をしやすくするため。

サイガが暮らす地域はサバンナ地帯。砂などを吸い込まないように、鼻が発達したことが研究で明らかにされました。

・2つ目

求愛時に鼻で大きな音を出すため。

サイガの鼻は大きな音が出るようです。それで、他のオスとメスの奪い合いをするんだとか。下の方で解説しますが、その争いで負けたオスは、残念な結果に・・・。

もしかしたら、鼻がノペっとしている人は鼻で吸い込む空気を暖めているのかもしれませんね。(ギャグ)

カザフスタンの風景

サイガの大きさは?

・オス 体長120〜170センチ 重さ30〜70キロ。

・メス 体長110〜120センチ 重さ20〜40キロ。

オスの大きさが違いすぎではないか?と疑いたくなりますが、wikiではこのような表記でした。ですからサイガは個体によって大きさがかなり違ってくる種類だと思われます。

190センチの男もいれば、150センチ台の男もいるのと同じですね。

寿命

10〜12年だそうです。

やや短命な動物ですね。個人的に動物寿命は15年が平均だと見ているので。

習性

一夫多妻制です。5〜50頭のメスとオスが一緒になるとのこと。負けたオスはというと・・・残念ながらひとりぼっち(>_<)

日本は一夫一妻制なので、こういうことは起こりにくいですが、たまーにぼっちの人や、一夫多妻制?(浮気のこと)の人がいるようです特に後者の方はやめたほうが良さそう

また、サイガは見ての通り草食です。季節によって食べ物を求め大移動しますが、その時は大きな群れを作ります。移動するときは鼻を地面に近づけながら走るらしいです。原因は不明。

特徴

サイガの特徴としては、めちゃくちゃ走るスピードが速いことが挙げられます。なんと、あの顔で80キロのスピードが出るんだとか。しかも、移動距離も1日で120キロ移動することもあるらしいです。

しかし、そんなサイガですが、結構深刻な問題を抱えています。

絶滅危惧種

まずは、絶滅度を示すこの表を見て欲しい。

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出典:Wikipedia

CRとはなんぞや?と思ったかもしれないが、隣のEWは野生絶滅の表記。

ということは?

そう、CRとは絶滅寸前を示しているのです。もはや、「変な鼻の動物!」なんて笑って見れる日がなくなってしまうかも知れないんでござる。(なぜか「ござる」を入れたかった。)

さらに、追い打ちをかけるように最近こんな事件も起きました。

2015年春に起こった。

なんと、中央アジアに生息している全サイガのうち半数以上が、なんらかの伝染病となってしまいました。今の所、広がらないことを祈るだけのようですが、絶滅へかなり近づいてしまったかもしれないということ。

ロンドンにあるRoyal Veterinary大学(王立獣医科大学)の研究では、地球温暖化の高温多湿により「Pasteurella multocida」という細菌が活性化したことが原因とわかってきています。

ひとまずは収まったものの、絶滅の脅威はまだまだあります。

絶滅の可能性

過去にサイガはもっとひどい絶滅危機に瀕していましたが、(生き残りが約1000頭)、そこから20万頭に回復。そして現在は5万頭ほどという状態です。

保護団体によって、なんとか頭数は回復しつつあるようですが、人の乱獲もあり絶滅の可能性は捨てきれないようです。

今後に関しては、同じような伝染病が起こらないことを祈ること。そして、乱獲を地球温暖化を防ぐことが第一目標です。

ドードーやリョコウバト、ステラーカイギュウのように絶滅しては困りますね。