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オカメインコのこの仕草はどんな気持ち?嬉しい、満足、怒っている、震える、甘える、リラックスなど

さて、今回はオカメインコの、「こんな仕草の時はこんな気持ち!」と言うのを書いていこうと思います。「鳥の人気ランキング」では、オカメインコは堂々の2位に入るほどの人気を誇っています。その魅力といえば、

  • 「頬のチークパッチが可愛い」
  • 「愛くるしい表情がたまらなく可愛い!」
  • 「冠羽で思っていることがバレバレ(笑)」

パッと私が思い浮かべたものでも、こんな感じに出てきます。今回はそんなオカメインコの、仕草や行動を掘り下げて、その気持ちを飼い主目線で読み取ってみようと思います!

オカメインコの仕草とその気持ち

The cockatiel. Nymphicus hollandicus, also known as weiro bird, or quarrion. 出典:shutterstock

「私の感情丸わかり!?」冠羽は嘘をつかない!オカメインコには「冠羽」と呼ばれる、頭の羽の一部があります。この冠羽はその感情によってピーんとなったり、落ち着いたりするんです。余談ですが、オカメ「インコ」と言う名前がついてますが、冠羽がある鳥は「オウム」に属するんです。そんなことから、オカメインコという名前でありながら、「世界最小のオウム」でもあるんです!紛らわしいですよね(笑)。

また、同じ鳥には同じ読み方で、羽毛が抜け替わる「換羽」もあります。こちらはニュアンスの違いで冠羽と換羽を使い分けるといいかもしれませんね。

  • 冠羽→かん↑う↓
  • 換羽→かん う↑ または「トヤ」とも呼ぶそうです。

さて、まずはそんなオカメインコの「冠羽」から感情を読み取ってみます。

まず、冠羽が落ち着いている時(ピーンとしておらずペターっとしている時)は、オカメインコはリラックスしている状態です。

逆に冠羽が立っている(ピーンとしている)時は、喜んでいたり、何かに興味があったり、興奮していたり、怯えていたりもします。

冠羽が立っている時の状態は意味が色々あるのですが、何かに反応しているのは間違いないです。ですので、オカメインコが人間の何かしらの行動を見ていて反応を示していなかったとしても、冠羽に反応があったら、実はそれ、「興味ありあり」のサインです!ですが、何かビックリするような物音を聞いたとしても冠羽は立つので、何でもかんでも喜んでいる、と表現するのは違うかもしれませんね。とはいえ、オカメインコの気持ちを知りたいときの判断材料の一つとして、冠羽は非常にわかりやすいですね!ここからは、その行動などの仕草とその気持ちを説明していきます。

「私、ご機嫌なんです!」嬉しい時に取る仕草は歌を歌う

little cockatiel tongue was rounded. 出典:shutterstock

オカメインコのオスは、求愛のために歌を歌います。この歌ですが、実は人間の口笛等で何度も聴かせて覚えさせることができます!我が家のオカメインコのオスの方は、現在「幸せなら手をたたこう」と「ファイナルファンタジーのチョコボのテーマ」を歌うことができます!何度も根気よく覚えさせたい歌を聴かせれば、なんでも歌えるようになるんじゃないか、と私は思っています。もちろん、上手く歌えたらたっぷり褒めてあげるのも忘れずに!この覚えた歌は求愛ソングとも呼ばれますが、もちろんご機嫌なときにも歌います!我が家のオカメインコのオスは、放鳥時に私が手を降ると、ご機嫌で先の2曲を披露してくれます!どちらも大好きなようで、気分に応じて歌い分けたり、また合体させたりしています(笑)。気持ちよさそうに歌を歌っている姿は、まさにご機嫌そのものです!

オスは「ノッキング」をします

これは物をコンコンと叩くのですが、ご機嫌な時にノッキングをすることが多いです!このノッキング、コンコンと音を立ててその音の反響を楽しんでいるとも言われますが、我が家のオカメインコのオスはノッキングの最中にこちらも「コンコンコンコン・・」と反応してあげると、更にノッキングを繰り返すので、セッションを楽しんでいるかのようです。

満足しているときは尾羽をブルブルさせる

Yellow parrot cleaning its feathers. 出典:123rf

この尾羽をプルプルさせる行為は、「大変満足している」時にするそうです。鳥に大変満足してもらえたら、飼い主冥利につきますよね(笑)。ちなみに、オカメインコの尾羽プルプルは尾羽が長いので、バサバサ!と言わんばかりの豪快さです!こう書いていくとわかってきますが、オスの方が表現することが多いだけあって感情がわかりやすいですね!

「何するの!!」私、怒ってます!

今度は逆に、怒っている時の行為を書いていきます。我が家で一番多く見られる、怒っている時の行為は、「ギャッ!」「ギャーッ!」と鳴くことです。この鳴き声はオカメインコのオス・メス共通で、非常に怒っていたり、異議を申し立てていたり、断固拒否の姿勢と私は言っています。触らぬ神に祟りなし・・怒っている時はほとぼりが冷めるまでそっとしておいてあげるといいかもしれません。ですが、この断固拒否の姿勢の「ギャッ!」は、放鳥をしていてそろそろ帰る時間となり、帰されるとわかっても鳴きます。オカメインコからすれば、「今が一番楽しい時間なのー!」「もっともっと遊びたいのー!」と言いたいのかもしれません。そんな時に帰されそうになるのですから、それは怒りもするもの・・。放鳥時に自分の家に帰ってもらうのは、色々な鳥飼いさんが頭を悩ませる問題のようです。

「ちょっと寒いかも・・?」体が震える

オカメインコは気温差に弱いとされています。例えば、しっかり保温のされたケージから放鳥するためにケージの外に出た時などです。そんな時に体を震わせる時があります。体を震わせているときは、パニックを起こさせないように手をかざして少し気持ちを落ち着かせてあげるのが、我が家が行っている方法です。徐々に体が気温差に慣れてくるはずです。ですが、例えばケージ内で体を震わせていたとしたら、保温が足りないかもしれません。オカメインコは産まれてから最初の1年は命を落としやすい時期だそうです。保温・保湿はしっかりとしてあげましょう。

「ポケー・・」と退屈している時

Cockatiel (NYMPHICUS HOLLANDICUS) Lovely bird. 出典:shutterstock

オカメインコは基本ポケーっとしてる風に見られがちですが、更に退屈にしている場面があります。それは、「頭に片足を乗っけながら足をゆっくり動かしている姿」です。表現が難しいので写真で写真や動画で見た方が伝わりやすいかもしれません。この退屈している姿、見ている分には非常に可愛いのですが、やはり退屈させるのは可哀想なので、そんな時飼い主の手が空いていたら、声かけなどをしてあげるといい刺激になるかもしれません。

オカメパニックについて

オカメインコには、通称「オカメパニック」と呼ばれるパニック症状があります。例えば、急な物音、地震や雷など・・。要はそのオカメインコにとってのきっかけによるので、ふとしたことでも起こってしまうのが「オカメパニック」です。オカメパニックになると、ケージ内で動き回ったり、飛んだはいいけど着地地点がわからなくてパニックになったり・・。オカメパニックはオカメインコを飼う上では必ず起こってしまうものです。特にケージ内でのオカメパニックは、事故に繋がりやすいともされています。そのため、オカメインコのケージは怪我することがないように、なるべくシンプルなつくりであるのが望ましいとされています。また、オカメパニックを起こしたら、我が家ではなるべく声かけをして落ち着かせてあげてます。

ヒナ鳴きについて

Female cockatiel parrot eats from a plate. 出典:123rf

オカメインコのヒナには、ヒナにしかない、独特の「ヒナ鳴き」と呼ばれるものがあります。特にご飯が欲しい時、お腹が空いた時などに、「ジャージャージャー!」と鳴くんです。このヒナ鳴き、なかなかのボリュームで、本気のヒナ鳴きともなると子供のギャン泣きみたい、という表現を聞いたことがあります。流石は恐竜が祖先、ですね(笑)。ヒナ鳴きはさし餌を卒業したらもう聞けないので、ヒナから育ててる人にはいい思い出になりますね!

「頭かいてー?」カキカキを求めるのは飼い主を信頼して甘えてきている

「頭カキカキ」「ニギコロ」というワードを聞いたことはありますか?オカメインコは、なんと飼い主に甘えて頭を撫でられたい時に「頭カキカキしてー!」とおねだりをするんです!飼い主に「頭を下げる」ポーズを取ったら、これは「頭カキカキしてー!」のおねだりです!我が家のオスの方はカキカキはできませんが、まだまだヒナっ子のメスの方はカキカキが大好きです!頭を下げて頭(冠羽の上をなぞるように)を撫でてあげるところから慣らしていき、次第に首周りやチークパッチなども撫でさせてくれるようになります。なついて飼い主を信頼している証ですね!

ニギコロは信頼してリラックスしている
Woman holds a cockatiel parrot on her hand. 出典:123rf

ちなみに、頭カキカキよりさらにスーパーリラックスモードで心を許していないとできないことがあります。それが「ニギコロ」です!「握ってコロッとする」、の略かなと私は考えているんですが、飼い主の手のひらの上で文字通りコロンとするそうです!相当なついて、信頼関係がないとできないこのニギコロ、飼い主なら憧れるところでもあるでしょうが、頭カキカキも含めて無理強いは禁物です!まずは手が怖くないということをオカメインコにわからせるところからですね!手が怖くないと分かっていても、頭を撫でさせてくれないオカメインコももちろんいます。現に我が家のオカメインコのオスの方は、頭を撫でることもできません。ですが、頭を撫でられなくても信頼関係は築けているので、それはそれでいいのでは?と思っています。大事なのは、いつまでも愛鳥を想い続けることだと私は考えます。

まとめ

オカメインコは冠羽から気持ちを汲み取ることができました。また、歌を歌ったり、尾羽をブルブルさせたりといった仕草からも、その気持ちがわかることがあります。そういった仕草とその気持ちをまとめました。

  • オカメインコには冠羽があり、冠羽が落ち着いているとリラックスしている、冠羽が立っていると興奮していたり喜んでいたり驚いていたりする。
  • 求愛ソングと言われているが、ご機嫌な時でもオカメインコのオスは歌う。
  • 歌を教えるコツは、何度も口笛等でその曲を聴かせる、少しずつ覚えていくので覚えたら目一杯褒めてあげる。
  • ノッキングはセッションしたい時もあるようなので、試しに「コンコン」と答えてみて反応を見てみる。
  • 尾羽をプルプルさせている仕草は、大変満足している様子。
  • 「ギャッ!」「ギャーッ!」は非常に怒っている様子。
  • 気温差に弱い。
  • オカメインコは産まれてから1年のうちが一番命を落としやすい。
  • 保温・保湿はしっかりと。
  • オカメインコも退屈するので、その時は声かけ等をしてあげる。
  • オカメパニックは飼う上で必ずと言っていいほどついてまわるもの。
  • 頭カキカキをおねだりするときは頭を下げる。
  • ニギコロできるオカメインコもいる。
  • 頭カキカキ・ニギコロは無理強いしない。

オカメインコは寿命が長い(15年〜で25年以上生きる子も)ので、気長に優しく接してあげましょう!

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